2017・08
<< 07 1/2/3/4/5/6/7/8/9/10/11/12/13/14/15/16/17/18/19/20/21/22/23/24/25/26/27/28/29/30/31/ 09 >>
--/--/-- (--) スポンサーサイト
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

2008/03/29 (Sat) ヴィーナス

2008_0322days0290.jpg
この紅い桜は寒緋桜(カンヒザクラ)。



2008_0322days0288.jpg
何だかバラのように見える・・・?
一つの花は1.5センチ~2センチ程度。
中国や沖縄に育つ早咲きの桜なのです。



2008_0322days0286.jpg
桜は下を向いて咲くので、真下から見上げて撮ってみましたよ。


2008_0322days0205.jpg
強い風に吹かれて・・・。 ビュ~!!
桜の季節は風が強く、花曇りの日も多いですね。


カンヒザクラ(寒緋桜)

中国南部を中心に台湾やベトナムなどに分布。
沖縄県石垣島にも自生地があり、国の天然記念物に指定されている。
沖縄では染井吉野の生育が難しいこともあって観賞用に植えられている。
(Gakkenフィールドベスト図鑑『日本の桜』より引用)

 ★ヴィーナス展

2008_0322days0212.jpg
これが今回の目玉、「ウルビーノのヴィーナス」

上野国立西洋美術館に、「ウルビーノのヴィーナス展」を見に行ってきました。
私の行った日の上野公園は、有名な染井吉野にはまだ早くて、でも、カンヒザクラ(寒緋桜)がきれいに咲いていましたよ。

「ヴィーナス展」では、古代、ルネサンス、そしてバロック初めに至るまでの、ヴィーナスを主題とする諸作品が展示されています。ヴィーナスの神話が、いかに古代の芸術家の霊感を刺激したのか、そして古代文化が再生したルネサンスにおいて、どのようにヴィーナスの図像が復活、発展したのかを、約70点の絵画、彫刻、工芸品等によって辿る・・・(HP受け売りそのもの!)・・・という美術展でした。

何より感銘を受けたのは、描かれたヴィーナスたちのふくよかな美しさ!!
「ぽっちゃりバンザイ!!」
と言いたくなるような、柔らかで丸みのあるふっくらとした女性らしい身体のラインを美として描いてありました。
ヴィーナスのそばには、必ずと言っていいほど、バラの花とキューピットと鳩、そしてハートを貫く恋の矢が描かれていました。ビーナスは、神話の「愛」と「美」の女神ですから。
それにしても・・・人間の価値観は時代の影響を逃れられないとはいえ、現代の「女性の美=痩せていること」という風潮はいつから始まったのでしょう。ファッションモデルさんたちは、みな一様にあまりに細すぎるように感じるのですが・・・。
私は、ヴィーナスを見るうちに、ふっくらと丸いおなか、太いもも、肉付きの良いおしりを、美しいと感じましたよ。ヴィーナスの作者たちも、そこに美を感じて描いているのだということを感じました。
そして、自分自身も、ちょっとやそっと太ってもぜんぜんかまわないのだろうなぁ・・・と、ヘンなところで安堵感を覚えました。

さて。
それはさておき・・・。
上野の国立西洋美術館と言えば、常設されている展示作品のすばらしさはもうピカイチだと思います!!
ゴッホの小さな野バラの絵は、私の一番のお気に入り。
モネの睡蓮や、黄色いアイリス、ポプラの並木道も、よくぞここまで揃えたものだと・・・。
ルノアールにマネに、ロダンの彫刻の数々。
いつ行っても、心の底から楽しませてもらえ、喜びを感じます。
今は、改修工事中で見られるスペースが狭くなっていますが、機会があったらぜひ・・・!!

さぁ、桜の写真、まだまだ続きます。
よかったらどうぞ、お付き合い下さいね!

スポンサーサイト

2007/08/06 (Mon) 宇宙花火
花火の写真にチャレンジしました。
カメラを必死で調整しながら、花火モードにしてみたり、夜景モードにしてみたり、シャッタースピードを変えてみたり、さまざま、試行錯誤!!

でも、本当~~~~に難しい!!
おかげで(?)まともな花火はほとんど撮れずに、おもしろ写真ばかりが撮れました。
花火、というよりまるで宇宙の神秘・・・・?
モダンアート?
うん、まぁ、なんだか、これはこれで楽しいかも♪

きれいな花火は撮せなかったけれど、試行錯誤のあとを、良かったらご覧下さい。
撮ることがとっても楽しくて、夢中になって撮りましたよ。(´ー`)ハッハ・・・。
今年中にリベンジできるかなぁ・・・。

最初にあやまっておこう・・・。
「たくさんすぎてごめんなさい。これでもそうとう削ったのです・・・。もし最後まで見てくれたなら、本当に本当にありがとう!」

2007_0806yoko0053.jpg
これは、撮った中でも比較的花火らしく写ってくれたもの。



2007_0806yoko0030.jpg
宇宙の誕生、ビッグバン!?



2007_0806yoko0035.jpg
赤い光の糸が降る~~~~~!!



2007_0806yoko0040.jpg
宇宙を飛び回る音符、どんな音楽を奏でているの?



2007_0806yoko0044.jpg
光の糸の花が咲く。



2007_0806yoko0085.jpg
きらめく光のさざ波のよう・・・・。


まだまだたくさんあるので・・・(笑)。
続きは下に載せました。
もうすこしお付き合いいただけるようでしたら、
右下にある「READ MORE・・・」をクリックしてくださいね♪
けっこういいのがありまっせ!(*'ー'*)♪

花火写真はまだ続く・・・ぜひ見て下さい♪ こちら↓

2007/07/02 (Mon) モネ展

ajisai.jpg



20070702212004.jpg



20070702212036.jpg



20070702212330.jpg



20070702212444.jpg



20070702212533.jpg



20070702212614.jpg

7月になりたての月曜日。
梅雨らしく、雨。
以前撮ってあったあじさいを載せました。
花びらの枚数も、色も、形も違うけれど、雨に濡れて咲くあじさいには静かな詩情がありますね。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
☆モネ展に行きました!

さて、やっと・・・。
先週末、会期終了の迫った「モネ大回顧展」を見に、一人で六本木の国立心美術館へ行って来ました!
http://www.monet2007.jp/


1 人混みにもまれ・・・。

大好きなモネ・・・♡ ♡ ♡
モネが本当に素晴らしいことは、重々よく分かっています。
あこがれて、愛してやまない画家の一人であります。
好き、好き、好き、大好き~~~!!
でも・・・、私は、今回という今回は自分のこのノンキな性格を反省しましたよ・・・。
どうして、こんなに会期終了ギリギリまで見に来なかったのか!
何でもっと早く、時間を作らなかったんだろう!!
私のバカ、バカ、バカ~・・・・!!!!(笑)

モネ展は、あまりにあまりに混雑していました。
人、人、人、人、人・・・!
会場に入るまでに20分以上待ちました。
みんながモネを好きなのは嬉しいけれど、これではじっくりと絵と対話することができない。
人に揉まれた状態で、どうして絵を落ち着いて見ることができるでしょう。
人混みの熱。
雨に濡れた大量の人間の匂いに満ちた湿気を含んだ空気。
耳に避けようもなく飛び込んでくる、さざめき、会話、くだらない(失礼)感想・・・。
そして、無神経な、傍若無人な、自己中心的な人間の動き。
そういうものに、グ・・・・ッタリ疲労してしまいました・・・。


2 それでもやっぱり!!

それでも!!
やはりモネは素晴らしかった・・・。
大好きな箱根の「ポーラ美術館」や、上野の「国立西洋美術館」で、すでに対面したことのあった大好きな絵たちとの再会も嬉しかった!
先日の「オルセー美術館展」で見た絵もありました。
よくぞ、これだけの素晴らしいモネの作品が一堂にかいしたものだと、主催した人に感謝、心から感動しました。
日傘の女性。
ポプラの並木。
雪景色。
積みわら。
アイリスの咲く庭。
ルーアンの大聖堂の連作。
藤。
そして、睡蓮・・・・!
どれも、実物を間近に見ることのできた喜びを感じさせてくれました。
モネはよく「光の画家」だと言われますが・・・、モネの感じた光を目の当たりにできる幸福は言葉にし尽くせません。
胸の中に、光がさしてきます。
モネの絵には、私を一瞬にして、深呼吸したくなるような葉緑素に満ちた空気の中へと連れ去る力があります。
若い頃の緻密で繊細な絵から、晩年に眼を患い、ほとんど見えない目で描いた強い筆致の燃えるような庭の絵まで、モネの心の中に、自然を愛するピュアな魂を感じます。
雪の白の、なんと優しく美しいこと・・・!!
霧の朝の水面に立ちのぼるマイナスイオンが、鳥のさえずりと共に届いてきます。
美しいものを美しく描く、色を混ぜずにそのまま画布においてゆくことで美しい色を生み出す。
そういう彼の作品を貫く「明るい自然美」が、私を強く惹き付けます。
モネという人がこの世に誕生し、そして多くの絵を残してくれたことに感謝です。


3 同じモチーフを繰り返す、ということ。

そして、今回あらためて思ったことは、同じモチーフを繰り返し描き続ける、ということの意味と価値と魅力のこと。
モネは、同じモチーフを繰り返し、繰り返し絵にします。
睡蓮、積みわら、ルーアンの大聖堂・・・。
魅力を感じたものにどこまでも心を寄せ、情熱と純粋さを失わずに、慣れずに描き続けるモネの姿勢に、打たれる思いでした。
モネ自身、そうせずにはいられなかったのでしょうし、身近な「美」に喜びを感じて向きあったのでしょう。でも、やっぱりすごい。
それを見ながら「狎(な)れない」ということの大切さを学びました。
モネの「睡蓮」の絵は、あれだけたくさんあるけれど、どれもが素晴らしい。
フラメンコで言うなら、
「同じ曲を繰り返し踊ることに飽きたり倦んだりしてはいけない。
『ソレア』なら『ソレア』を、繰り返し繰り返し踊ることが大切。
新鮮さを持ってそのつど新しい一枚の絵を描く情熱と気迫で、『ソレア』に向きあう。
その時の光で新たに照らし出された『ソレア』の魅力をしっかり表現する。
そのことにはかりしれない大きな価値と意味がある。」
そんな風に思ったのでした。
フラメンコだけではなく・・・。
同じ本(いい本)を、繰り返し繰り返し読むこと。
毎年毎年、春が来るたびに新鮮な気持ちで桜の花を撮ること。
同じ人を、新鮮な心で愛し続けること・・・。
そういうことまで考えさせられました。


4 現代アートは邪魔でした。

さて、モネの絵の素晴らしさの一方で、モネの影響を感じられる(?)20世紀の画家たちのモダンアートが展示されていましたが、正直に言ってちっともいいと思えませんでした。
現代美術の、自意識過剰な病的ナルシシズムは、まったく好きになれません。
心がモネの絵から感じ、受け取ることができるたくさんの真善美なるもの。
この現代絵画たちが私に与える、不快なものやゲッソリした気分と、まったく違う。
(毒舌でごめんなさい。)
モネならモネだけでよかったのではないかなぁ・・・。
あのスペースに、もっとモネを集めて展示してくれればよかったのに・・・もったいない。それができなかったから、ああいう余計なものを展示したのかなぁ?
まだまだま~だ、モネの絵はたくさんあるでしょう?
プーシキン美術館展で見た、緑の橋のかかる睡蓮の池の絵を・・・もう一度見たかった。(それとほとんど双子のような絵が、箱根のポーラ美術館にあります!必見!!)
日本国内だけでも、今回展示されなかったモネの作品がいくつあることか・・・。
もっともっとモネを見たかったなぁ・・・。
・・・なんて、まぁ、欲張って贅沢を言ってはいけませんね。


5 モネに見る夢

いつかフランスに行ってみたい・・・と願っています。
そしてジヴェルニーで、緑の日本風な橋が架かり、柳が風に揺れるモネの睡蓮の庭を見る。
それから、オランジュリー美術館で、壁一面の睡蓮の連作を見る。
そして、マルモッタン美術館へ行ってモネの作品をおなかいっぱい見る・・・。
夢は広がっていきます。

実は、私のこのパソコンのデスクトップには、買ってすぐの頃からモネの睡蓮の絵を置いています。毎日パソコンを立ち上げるたびに、静かで美しくうっとりするような清涼感のある睡蓮の絵を見ています。
そして、このブログ「Wonderful World」を始めた最初の日に載せた絵も、その「睡蓮」でした。

大好きなモネの絵。
何とか会期ギリギリでも混雑していても、とにかく見られたことに感謝して、心の糧にしていけたらと思います。
モネ、ありがとう!


2007/06/29 (Fri) 幸せを呼ぶ…

20070629000800.jpg

これは、箱根にある大好きな「彫刻の森美術館」の中でも、いちばん大好きな、
「幸せを呼ぶ《シンフォニー彫刻》」
という作品の写真。
(写真はピサの斜塔のように傾いてますが(;´ー`)、実際は真っ直ぐですよ。)

外観はごらんの通り、ごく地味~~な、円錐形のグレーのタワー。
でも中に入ると・・・・・・!
その美しさに、感動感動感動・・・!!!!

壁面のすべて、360度がステンドグラスに囲まれた塔になっていて、
中央には螺旋階段。
圧倒的な「光」と「色彩」の世界に言葉を失います。
時を忘れて、ガラスを通して入ってくる「光」に魅了され続けました。
「いつまでも、いつまでも、ここにいたい」と願ってしまいました。

その圧倒的な感動を伝えるには、写真ではもどかしいのですが・・・。
でも、どうぞ見て下さい。

ガブリエル・ロアール作「幸せを呼ぶ《シンフォニー彫刻》」
1976年制作

箱根 彫刻の森美術館にて

*書き添えた言葉は、このステンドグラスの塔の外壁に書かれた詩です。

20070628230917.jpg


いくつかのおぼえ書き
いくつかの空想

20070628231110.jpg

豊富
充実
すべてのことは見ることよりも、探し出すこと。
生きる喜びを・・・・・・・。

20070628231201.jpg

ひとときの喜び-花火を見る楽しみ、ある星が消え、ある星が生まれる。

20070628232731.jpg

様々な夢の創造の中に自分一人の夢が実現される。

20070628232249.jpg

タワーに登るにつれ、あたかも神の列に加わるかの様に、
喜びと、黄金と、純粋さと、生命力への到達。


20070628232513.jpg


光に満ち、自由と意外な出来事と、幻想的な事とが、あふれるほどに満ちている世界。

20070628232814.jpg

驚き、思いがけない出来事、発見の喜び、ほほえみが拡がる。
子供のまじめで、純粋な目。


20070628233728.jpg


すばらしい世界-太陽の光に輝くたくさんの夢、宝石の美しさ、自然の事物、
幻想の中への逃避。


20070628234141.jpg


四季のバイタリティー、昼と夜、繁り、色移り、つかれ、
きらめく雪のクリスタルと共に落ちる木の葉。

20070628232941.jpg


花と宝石-
鳥の歌声、木々の間を通る風の歌声の中で羊飼いたちの聖なるメロディー、
精神的夢のすべてのビジョン、星がいっぱい詰まった空間の寓話的な旅のビジョン。

20070628233604.jpg

そこでは一人一人が自分の星を見つけ出すことが出来る。

20070628233052.jpg


あらゆる事物、花と鳥、魚と動物へのかぎりない愛。
三日月の中に住み始めたばかりの愛、
そこからは胸一杯に夏空のかぐわしい匂いを感じることが出来る。

20070628233129.jpg

町から遠く離れ、海や山々の彼方にある空へ。
すべては輝かしい白のテーブルクロスの上に無造作に置かれたひとかかえの花のように。

20070628220451.jpg


世界で最もすぐれた、もっとも美しい妖精のような光が、
こんなにも多くの大胆さと幻想を込めて息吹を与えた夢のタワーよ。


20070629000948.jpg

塔の中央にある螺旋階段を登り切って屋上に出ると、
青い空、白い雲、緑の山並み・・・。
こんなすてきな景色が拡がっています。
木々の間を渡る風がすがすがしく、鳥の鳴き声を運んできます。

また行きたいなぁ・・・。




2007/03/30 (Fri) オルセー美術館展

オルセー美術館展~19世紀芸術家たちの楽園~
http://www.orsay3.com/tokyo/index.html
Image027.jpg看板を携帯でパチリ!

ずっと「見たい、見たい」と思ってきた「オルセー美術館展」を見に、上野公園内にある都美術館へやっと行くことができた。(2007.3.30.Fri.)
上野公園の桜は満開、良く晴れて最高にいい天気。
お花見目当ての人出もすごくて、会期終了間近のこの美術展も大混雑していた。

人混みにもまれながら、それでも・・・本当に本当に行って良かった!!!
心から感動できる作品の本物に対峙できるチャンスに恵まれて、とても幸せだった。
あのゴッホが、モネが、ルノアールが、マネが、ゴーギャンが、モリゾが、ミレーが、スーラが、ホイッスラーが、ギュスターヴ・モローが、・・・夢のように並んでいた。
サブタイトルである「19世紀芸術家たちの楽園」がぴったり!
私にとっても楽園にいるような幸福な気持ちになれる美術展だった。

(私は、印象派の絵画がやはりとてもとても好きなのだ。)
絵画はやはり一人で見るのがいい。
作品と自分だけの、心ゆくまでの対話ができるから。
作品をじっと見つめていると、しだいにその絵の中にあるさまざまな音が、匂いが、光が、温度が、空気が、私を包み始める。
絵画の中を流れる時間の中に、自分自身も生きているような錯覚にとらわれるような絵が好きだ。
そのキャンバスの前にかつてたしかに居て、目の前にあるものを、あるいは自分のうちにあるものを、ひたすら見つめながら筆を走らせていた画家たち。
その目が、その心が見つめていたものが、私の心にしかと届いてきたとにき、私は大きな喜びを感じる。

絵の感想を述べ始めたらきりがない。いくつか、印象に残ったものだけ。

*エドゥアール・マネ
pt04_1.jpg「すみれのブーケをつけたベルト・モリゾ」1872年
黒い服を着たモリゾを見つめるマネはモリゾにどんな気持ちをいだいていたんだろう。笑みを含んだやわらかな唇を、陰影のある瞳を、どんな思いで描いたんだろう。
モデルになったモリゾは、自分を見つめ描くマネをどんな気持ちで、どんな風に見つめていたんだろう。二人がどんな部屋でどんな会話を交わし、絵を描く前後の時間をどう過ごしていたのか…。聞いたこともない二人の声が耳の中に聞こえてくる。立ち上がりマネに歩み寄り、ゆっくりした動作でキャンバスをのぞき込むモリゾの姿。そんなことが想像するつもりもなく自然と心に浮かんでくる。

*ヴィンセント・ヴァン・ゴッホ
pt02.jpg「アルルのゴッホの寝室」1889年
大好きなゴッホの書いた、この絵。
ベッドの黄色、塗りたくられたその黄色のあまりの黄色さ、黄の匂い=むき出しの木の匂い、壁の青・・・、窓枠の濃い緑、壁にかけられた自分と弟テオの肖像、ゆがんだ部屋・・・。
強烈で純粋で不安な魂に心を揺すぶられ、泣きたくなる。
これは、日本に憧れアルルに夢を抱き、画家たちの共同生活を夢見ながら唯一の友ゴーギャンとの関係に破れ、自分の耳を切り落とし、精神病院から出たばかりの頃の作品。
ゴッホは、生きているあいだほとんど誰にも評価されず、それでも、絵を描き続けた。この絵に向かって筆を走らせていた孤独なゴッホの心を思うと、胸が痛くなる。

*クロード・モネ
大好きなモネは、二点出展されていた。
どうしてモネが好きなのか分からないけれど、モネの絵の中には、その中で深呼吸したくなるような気持ちの良さが確かにある。
「ああ、いいなぁ、せいせいするな~♪」と、心の底からくつろげるような伸びやかさ・・・。
そして、やはりモネといえば「光」。
光を感じさせてくれるから好きなのだ。
「ルーアン大聖堂」は刻々と移りゆく光の変化を描いた三十枚の連作からなる。一枚見ただけでこれだけ素晴らしいのだから、いつか三十枚すべて並べて見てみたい。
pt02_2.jpg  pt02_3.jpg 
・右「アルジャントゥイユの船着場」1872年頃
・左「ルーアン大聖堂」1893年

四月七日から六本木で開催される「モネ展」も必ず見に行くつもり、そこではどんなモネに会えるのか、本当に楽しみ。まずは、「睡蓮」!!ああ、見たいよ~!


*オーギュスト・ルノアール
もしかすると、日本一人気の高い印象派画家かもしれない(と私が勝手に思う)ルノアールの絵は、文句なしに見る人を幸福な気持ちにしてくれる。
私も小学生の頃から、彼の絵が大好きだった。
彼の絵を見ていると、彼が、人間を、人生を、世界を、「美しい」と感じ、心の底から愛していたことを感じる。だから私も幸せな気持ちになる。
彼の描く子供の瞳のなんと愛らしいことか、その頬のなでてみたいような柔らかさ。子供の腕の中にいる猫の甘えくつろいだ表情がまた絶品だ。
また、彼の描いた優しげなモネの肖像は、モネに対する親愛の情に満ちている。背景の緑色が、モネの描く「睡蓮」の絵の中にある心地よさを彷彿とさせる。
pt01_3.jpg pt04_2.jpg
・左「ジュリー・マネ」1887年
・右「絵筆を持つクロード・モネ」1875年

素晴らしい芸術作品にこうして出逢えるのは人生の大きな喜び。
そして、いつかはフランスのオルセー美術館に実際に出かけていって、これらの絵との再会を果たせたらいいなぁ・・・。そうしたら、よりいっそう大きな感動があるのだろう。


カレンダー

07 | 2017/08 | 09
- - 1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31 - -

プロフィール

mar(マル)

Author:mar(マル)
☆大切なこと
「真・善・美」な道を求めて日々成長すること。

☆好きな言葉
「世界と人生を愛すること 
苦しい時にも愛すること 
太陽の光を感謝して受け取ること 
苦しみの中でも微笑を忘れないこと」
(ヘルマン・ヘッセの言葉) 

☆好きなこと
・空が好き。
・本(古典・純文学系)が好き。
・きれいな音楽が好き。
・いい映画や、美術、旅行も好き。
・木に咲く花が好き。
・花の写真を撮ることが大好き。
・色々考えることが好き。
・文章を書くことも好き。

☆好きな本
・ヘッセ『デミアン』『春の嵐』
・リルケ『若き詩人への手紙』
・高村光太郎『智恵子抄』
・三浦綾子『道ありき』『氷点』『泥流地帯』『塩狩峠』
・倉田百三『出家とその弟子』
・ドストエフスキー『白痴』『カラマーゾフの兄弟』『罪と罰』
・ロレンス『チャタレイ夫人の恋人』
・トーマス・マン『トニオ・クレーゲル』
・ミラン・クンデラ『存在の耐えられない軽さ』
・宮沢賢治『銀河鉄道の夜』
・ゲーテ『若きウェルテルの悩み』
・サンテグジュペリ『星の王子さま』
などなど。

☆好きな映画

『初恋の来た道』『ポンヌフの恋人』『ローマの休日』『アメリ』『父と暮らせば』『ノッティングヒルの恋人』『ライフイズビューティフル』『ベティーブルー』『存在の耐えられない軽さ』『嵐が丘』『LOVERS』『汚れた血』『イングリッシュペイシェント』『エトワール』『風と共に去りぬ』など

☆好きな音楽

・グレン・グールドの弾くバッハ(特に『ゴールドベルク』)
・マドレデウス

最近の記事

最近のコメント

月別アーカイブ

カテゴリー

フリーエリア

最近のトラックバック

FC2カウンター

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

ブログ内検索



リンク

このブログをリンクに追加する



RSSフィード



上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。