2007・04
<< 03 1/2/3/4/5/6/7/8/9/10/11/12/13/14/15/16/17/18/19/20/21/22/23/24/25/26/27/28/29/30/ 05 >>
--/--/-- (--) スポンサーサイト
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

2007/04/25 (Wed) 普賢象

*普賢象(ふげんぞう)

私のと~っても好みの色をした、かわいい八重桜に出逢いました。
枝のこげ茶色。葉のエンジ。それを淡くしたピンク色のクシュッとしたつぼみ。そして白に近いピンクの花びらまでが、なんとも美しいグラデーション。
まるで、ミルクティーのようです。
この色の組み合わせが、服でもなんでも、とにかくとても好きな私。

「わ~!この八重桜の色、きれい!!!!!
え?名前はフゲンゾー?・・・・・変な名前!( ̄ー ̄;)・・・。」

ということで、「いったいフゲンゾーとはどういう意味だろう?」と思っていたところ、普賢菩薩(ふげんぼさつ)という仏様の名前にちなんでいることが判明しました。
普賢菩薩の乗っている象のように、葉化しためしべが象の牙のように二本長く突きだすから・・・というのが名前の由来だそうです。前回とりあげた「一葉(いちよう)」は、葉化しためしべが一本。この「普賢象」は象の牙と同じ二本。おもしろいですね!
なんと、室町時代から栽培されているとか・・・!!

ウィキペディアによると、
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%99%AE%E8%B3%A2%E8%8F%A9%E8%96%A9
普賢菩薩とは
「梵名サマンタバドラ(Samantabhadra、あまねく賢いの意味)。
世界にあまねく現れ、仏の慈悲と理知を顕して人々を救う。
また女人往生の信仰も集める菩薩である。」
・・・そうです。
白い象に乗っている・・・そうです。

それでは、普賢菩薩さまの乗る
白象の牙が二本突きだした(?)かわいい普賢象の花、どうぞご覧下さい!

写真はすべて新宿御苑で撮影。2007,4,12 
hugen.name.jpg
牙のように(?)二本突きだしためしべ、わかりますか?

hugen5.name.jpg
ああ、この光を透かす葉のやわらかいエンジが好き、とても好き!!

hugen7name.jpg
クシュクシュッと、バラの花のようにみえるつぼみも、とてもかわいい。


hugenzo4.name.jpg
なんてかわいい、なんてきれい!!

hugenzo2.name.jpg


hugenzo3.name.jpg
つぼみの色も、単純なピンクではなく少しくすんでいる。
そこがたまらなくいい。

閑話休題。

今日、NHK教育テレビ「知るを楽しむ」という番組で、オードリー・ヘップバーンの魅力を俳人の黛まどかが語っていました。
http://www.nhk.or.jp/shiruraku/200704/tuesday.html#4

彼女が語ったことの大意はこのような内容です。

「オードリーには、どこか『憂い』がある。
スレンダーなスタイルも、その精神も、余分なものをそぎ落とした果てに残る余白を感じさせる。
その余白が逆に、『彼女の心情を理解したい!』と願う心を、観るものの内に沸き立たせる。
表現せずに、うちに込めた感情。語られないセリフ。間。そして雄弁な瞳の表情。
彼女の魅力は、『秘すれば花』の美である。
そして彼女のスレンダーな身体を造ったものは、悲しいことに戦争であった。
ナチスの台頭した時代に尋常ならざる苦しみを経験してきた彼女の中に巣くった飢餓感。
それが、彼女の持つ『憂い』の源となっているのだろう。
さまざまな苦しみもあった彼女の人生。
でも、彼女は苦しいこと悲しいことを苦しい悲しいとは言わない。
もっと、美しいものへと昇華していったのだ。」
と。

大大だ~い好きな憧れのオードリーについての番組だから・・・という単純な理由で観ていましたが、オードリーの魅力を世阿弥の言葉『秘すれば花』をもってして語った切り口、オードリーの持つ余白の美を俳句になぞらえた表現になるほど、と納得しました。
そして、世界は不思議な偶然に満ちているとあらためて思いました。
世阿弥の言う『花』は、また、私自身の今のテーマでもあったからです。
(ちなみに、この番組の前に「一眼レフで風景を撮る」という番組をやっていてそれを見るためにテレビをつけたのです。)

もう少し、『花』を追求しなくてはなりません。
私自身のために・・・。
この花ばかりのブログも、誰のためでもなく、私自身のために、書いているのでしょう。
・・・日々の心と、成長の記録として。
桜の写真は、言葉よりも雄弁な私の心象風景であると感じます。


たくさんの写真、ここまで見て下さってありがとうございます!
もうちょっと、八重桜が続きますが・・・。(´ー`;)ハッハ・・・。
あきれずに、また見ていただけたら嬉しいです!!

スポンサーサイト

2007/04/24 (Tue) 一葉

染井吉野が散ったときからが、八重桜の季節です。
ぼた餅のようなポンポンの花がかわいく咲く華やかな八重桜が、私はだ~いすき!!
八重桜の頃には日ざしも光を増し、温かく爽やかな陽気になってきます。
(それにしても、今年の四月は寒い日が多いですね。体調を崩さないようにお気をつけ下さいね。)

まずは、八重桜の中でもポピュラーで美しい花を紹介します。

*一葉(いちよう)
サトザクラの栽培品種。
花は淡紅色の大輪八重で、1~2本のめしべが葉のような形をしていることから「一葉」と呼ばれる。若い葉は鮮やかな緑色。

n.ichiyo2.jpg
花びらは淡い色。めしべが葉のように一本出ているところが名前の由来。
(おもしろ~い!!ニョロッと一本!見ればすぐに分かりますよ。)
鮮やかなみどりの葉と、花びらの色の対比が美しい。
新宿御苑で撮影。2007.4.12

n.ichiyo5.jpg
新宿御苑には一葉の木がとても多い。
10メートル以上の小山のように、豊かに花をつける一葉の木もたくさんある。
この木の下に、入ってみたくなるでしょう?
新宿御苑で撮影。2007.4.12


n.ichiyo3.jpg
もりもりと惜しげもなく咲いています。
新宿御苑で撮影。2007.4.12

n.ichiyo4.jpg
このニョロッと一本出た葉のようなめしべが「一葉」の特徴。
ね!おもしろ~い。
新宿御苑で撮影。2007.4.12

n.ichiyo.jpg
なんてなんて、かわいいんでしょう!!
新宿御苑で撮影。2007.4.12

一葉、と聞けばやはり思い出さずにはいられないのが樋口一葉です。
一葉は、中島歌子主宰の和歌私塾(萩の舎)に通い、たくさんの和歌を作っています。
写生を重んじた近代短歌ではなく、平安古典に準拠した題詠中心の和歌です。
 樋口一葉が「桜」の題詠で読んだのはこのような歌・・・。
 
山桜ことしもにほふ花かげに寝ざめせし夜半の枕に音たてて  
                                樋口一葉

ここで詠まれた山桜は、八重桜「一葉」のように華やかな花ではありません。
野生の花で、一重の白に近い慎ましやかな小ぶりの花が開くと共にえんじ色の葉が萌え出ます。
その色のグラデーションはなんとも優しく、楚々として咲きます。

八重桜「一葉」よりも、むしろ素朴な一重の「山桜」の方が、樋口一葉その人のひととなりには近かったと言えるかもしれませんね。

山桜の写真は残念ながらなかったので、とてもよく似た「かすみ桜」をご覧下さい・・・。
a.kasumizakura.jpg
*「かすみ桜」 新宿御苑で撮影。2007.4.2
2
山間地でふつうに見られる花。花の形が山桜に似ており、混同されることも。
ただ、開花の時期が桜の中ではもっとも遅く、ちょうど今(四月末)、満開を迎えている。
鑑賞用に栽培されることは少ない。


さてさて、またここまで写真を見て下さって、本当にありがとうございます!

八重桜についてはまだ語り尽くせないので、もう少し、お付き合い下さいね。
次は、私の一番好きな八重桜を載せるつもりです!


2007/04/23 (Mon) 緑色の桜

桜色・・・といえば、白に近い淡いピンクを思われる方が多いのではないでしょうか?
桜の花には本当にたくさんの種類があります。
その中でも、割と珍しい、「緑の桜」があります。
私の大好きな新宿御苑には、「緑の桜」も数種咲いています。

「緑の桜」は、二つの点で私にとって魅力的です。
・「桜は淡いピンク色」という既成の概念を取り払ってくれ、目から鱗を落としてくれるところ。先入観なしに「ステレオタイプの桜色」らしくない色の桜の美しさを、新鮮に感じさせてくれます。
・しだいに花びらの色が透明感を増し、最後にはほんのりと赤く色づいていくところ・・・。
なんだか、私自身の人生も、そんな風であったら素敵だなぁ、などと感じます。生きるほどに透明感を増し、そして、しだいに華やかに色味を増すような・・・そんな女性でありたいものです。

桜って、ほんとうに魅力が尽きないですね。
私自身の勉強のために、ここに特徴をメモしつつ写真をアップします。


*鬱金(うこん)
サトザクラの栽培品種。花は黄色の大輪半八重。
咲き始めの花弁は黄緑色。
咲き終わりには花の中央から赤みを帯びた色となってくる。

a.ukon.jpg
固いつぼみがひらきかけたばかりのうちは、あわくみどりがかった色。
2007.4.12 新宿御苑

b.ukon3.jpg
ひらくと黄色がかった白に近い色になる。光が透けてしまうような・・・。
2007.4.12 新宿御苑

c.ukon2.jpg
さらに時間とともに透きとおってゆき・・・中央が赤くなり・・・。
2007.4.12 新宿御苑

d.ukon1.jpg
散る間際には、はなびらもほんのりと赤く染まっていく。
2007.4.12 新宿御苑



*御衣黄(ぎょいこう)
サトザクラの栽培品種。花は黄緑色の中輪八重。
花弁に白と緑のすじがある。


name.gyoiko.jpg
濃い緑と白の、みごとなストライプ!
直径3センチほどの小さめの花がたくさんまとまって咲いて華やか!
2007.4.12 新宿御苑

name.gyoiko2.jpg
そして、しだいに花びらは透明感を増してゆき・・・。
2007.4.12 新宿御苑

name.gyoiko3.jpg
鬱金と同じように、最後は、中央からほんのりと赤く色づいてゆく。
2007.4.12 新宿御苑

たくさんの写真を、ここまで見て下さってありがとう♪
またどうぞ、こりずにお付き合い下さいね。
まだアップしていない桜の写真がたくさ~ん(´ー`;)・・・出番を待っています!
もう少し、春の余韻にお付き合い下さいね。(笑)

2007/04/21 (Sat) 絶世の美女
20070420214332.jpg

風の強い日に、美しい白ボタンの花と出逢いました。
まるで絶世の美女です。
透きとおるように美しく優雅な白い花びらが、風に吹かれて花ごと大きく揺れるさまに心をうばわれて、たくさん写真を撮りました。
夢中で撮っているうちに・・・花が自分か、自分が花なのか・・・。
しだいに分からなくなっていきます。
ちいさくちいさくなってしまった自分が、花びらの中につつまれて黄色い花粉にまみれながら風に吹かれて揺れているような錯覚。

たくさん撮った写真、写りの良くないものをかなり消去して・・・。
それでも、ボタンのあまりの美しさに捨てきれない写真も多数。
ここに載せるのにどれがいいのか選びきることができず、途方に暮れてしまいました。
そこで、写真の枚数を減らすことをあきらめ、コマ送り(パラパラ漫画?)のように・・・たくさん並べてみました。
風に吹かれて揺れている様子を感じていただけたら、とても嬉しいです。

白牡丹といふといへども紅ほのか 高浜虚子
それでは、「風に吹かれる白牡丹」のパラパラ漫画(?)スタート!!

aname.botan.jpg



20070420213944.jpg



20070420213950.jpg



20070420214001.jpg



20070420214245.jpg



20070420214341.jpg



20070420214350.jpg



20070420214406.jpg



20070420214420.jpg



20070420214430.jpg



20070420214438.jpg



20070420214447.jpg


あんまり私が見つめたので、白牡丹の女王は、恥ずかしがって顔を隠してしまいました。
そしてまた風が花びらを・・・・・・・・。


20070420213927.jpg

2007/04/20 (Fri) 春の微睡み

なぜか春になると毎年、「眠さ」が体の中から抜けていってくれないように感じます。
眠い・・・・眠い・・・・眠い・・・・。

そしてそうなると、中国の詩人・孟浩然の「春暁」という詩の、
「春眠暁を覚えず」
という言葉や、白居易の
「眠り足りてなほ起くるにものうし」
などという言葉が心に自然と沸いてくるのです。
そして、そのことについて今日は書こうと思い、書き始めて「はた!」と気付きました。
「去年、全く同じ事を書いた!」・・・という事実に!!Σ(・ロ・ノ)丿
(しかも、井伏鱒二の「春暁」の訳や、春の眠りをテーマにした高浜虚子の俳句まで載せています。素敵な句なのでよかったらぜひご覧下さいね~。)

http://luna-y-sol.spaces.live.com/blog/cns!143A9F9C48AC9CF6!1797.entry?_c=BlogPart

というわけで、記事は省略。(´ー`)ハッハ
私って・・・毎年同じこと思うのねぇ・・・。

「春の微睡(まどろ)み」のイメージにぴったりだと思った、紅八重枝垂れ桜を、今年もまた撮ったので、その写真だけ、新しく載せようと思います。
ピンクのやわらかな流れがかわいい・・・!!


nameImage001.jpg
携帯で撮影。一つが直径2センチほどの小さな花です。


nameP1010018.jpg
新宿御苑で。デジカメで撮影。(2007.4.12)

nameP1010021.jpg
新宿御苑で。デジカメで撮影。(2007.4.12)

nameP1010054.jpg
新宿御苑で。デジカメで撮影。(2007.4.12)

nameP1010141.jpg
新宿御苑で。デジカメで撮影。(2007.4.12)


2007/04/18 (Wed) 白い花

shiroihana07.4.11(1.jpg
愛犬ココのお散歩中に近所で発見。花びらの白さがまぶしい花。


★ホワイトガーデンへの夢

「いつか、自分自身の庭を持つことができたら、白い花ばかりを植えたホワイトガーデンにしてみたいなぁ」などと、夢のようなことを考えることがあります。
白いバラは何種類も、絶対に必要・・・。
できれば大島桜や、八重桜の白い花もぜひ植えたいな。
それからコブシ、白モクレン、白いハナミズキに、香りも大好きなクチナシ、白椿、林檎、白い花の咲く桃の木、卯の花に、雪柳、十字のやまぼうし、白いつつじ、白いあじさい、そうそう、いい香りのする白梅ももちろん植えたい。
地面には、水仙や、ヒヤシンス、白いチューリップやクリスマスローズ、スズランに星の形をした花ニラもかわいいなぁ。ところどころに気高い白百合も。
羽衣ジャスミンをアーチにはわせて・・・・。
ちょっとピンクが入るけれど、香りのいい沈丁花は植えたいな。
・・・ところどころにピンクの花が入ってもかわいいかもしれない。この間惚れて撮ったおとめ椿は植えようかな・・・。青い花も好きだしなぁ。そうなると白一色は無理かな?

・・・などと考えはじめると、どこまでも夢はふくらんでいきます。
実際にはとても面倒くさがりだから、植物を上手に育てられる自信は・・・???なのだけれど、でも、いつか夢の庭を造ってみたいなぁ、と考えてしまうのです。

我が家にはけっこう広めの庭がありますが、それは「緑の指を持つ(!)」両親のもの。
いつかは私自身の白い花咲く木がたくさんの庭を・・・と夢見ています。


今年の春撮った写真の中から、いくつか白い花をどうぞ…。

20070416174710.jpg
上の花と同じ花、道ばたの草むらにけなげに咲いていました。


20070416174720.jpg
ある家の前に置いてあった鉢に、みっちりびっしり咲いていました。
名前は分かりません。レースのようにきれい!


20070416174649.jpg
チューリップ。

hananira1.jpg
星の形の花ニラ、うちの庭で


hananira2.jpg
我が家の庭にはこの花が毎春たくさん咲きます。星がちりばめられたよう。

20070416174738.jpg
かわいい小さなベルのようなスズラン。これもうちの庭で。


20070416174729.jpg
近所で犬の散歩中に発見。名前は分かりません。

20070416175819.jpg
すぐ近くの公園で。白い椿。気高く甘く咲いていました。


2007/04/17 (Tue) 菜の花

☆「菜の花」 お散歩中に。デジタルカメラで。

20070416163011.jpg

「ののはな」
はなのの ののはな はなのな なあに なずな なのはな なもない のばな

谷川俊太郎 『ことばあそびうた』 より

20070416163025.jpg

いちめんのなのはな
いちめんのなのはな
いちめんのなのはな
いちめんのなのはな
いちめんのなのはな
いちめんのなのはな
いちめんのなのはな
かすかなるむぎぶえ
いちめんのなのはな

いちめんのなのはな
いちめんのなのはな
いちめんのなのはな
いちめんのなのはな
いちめんのなのはな
いちめんのなのはな
いちめんのなのはな
ひばりのおしやべり
いちめんのなのはな

いちめんのなのはな
いちめんのなのはな
いちめんのなのはな
いちめんのなのはな
いちめんのなのはな
いちめんのなのはな
いちめんのなのはな
やめるはひるのつき
いちめんのなのはな。

-山村暮鳥 「風景」
『聖三稜玻璃』(1915)より 純銀もざいく


今から100年近く前にこんな斬新な詩を詠んだ人がいることに驚きます。
この詩を読むと、おだやかで広々とした優しい菜の花色の景色が心の中に広がります。
どうぞ、声に出して読んでみてください。
まさに「いちめんのなのはな」が心に広がってゆく心地よさを感じると思います。

20070416163002.jpg

 菜の花や 月は東に 日は西に   (与謝蕪村)

そして、菜の花と言えば・・・こんな俳句を風流に思い出したりもします。
広い菜の花畑の東には、夕方の空に白くうっすらと出たばかりの月。西には、今にも沈んでいこうとする太陽。菜の花畑の上にある宇宙を、たった十七文字で表現したこの句にははっとさせられ、そして私たちも宇宙の中、天の下に生きているという神秘を思い出させてくれます。

でもやっぱり、私にとっては菜の花は「美味しい花」(笑)!
両親が趣味で作る家庭菜園に、さまざまな種類の菜っぱがあり、菜っぱに咲く花はすべて「菜の花」というのだ、と知りました。(だから、アブラナなどの黄色だけではなく、実はピンクや白、色々な種類があるようです。)
サッとゆでて、鰹節をかけて・・・または、すりゴマをかけて。
ほぼ毎晩我が家の食卓に並ぶ美味しい菜っぱです。
(こんなに花が開いてしまっては、もう食べるのには遅いのですが・・・。)

春のもっと早い時期から、あちこちで、黄色い菜の花が揺れています。
この黄色、何だかとてもあたたかくて優しい色だと感じるのは、不思議と「故郷」を思わせる花だからでしょうか。実は、私の住む県の花にも定められています。そういえば、子供の頃学校で、ラジオ体操ならぬ「菜の花体操」を教わったなぁ・・・。(笑)

この花を見ていると、ふっと微笑みたくなるような、優しいあたたかい気持ちになります。
幸せの黄色い菜の花、ですね♪


2007/04/16 (Mon) チューリップ

20070416161012.jpg
*「チューリップ」 近所をお散歩中に・・・。 デジカメで撮影。


☆チューリップのこと

基本的には「木に咲く花」が好きなのだけれど、でも、この花びらの透きとおる感じ、かわいいなぁ・・・。
カメラを持って歩いていたら、チューリップが「撮って!」「撮って!」と話しかけて来るので、素通りできずについつい撮ってみました。

子供の頃から、春になれば毎年、この花を見てきました。
近所を散歩していても、パンジィと並んで、どこの家にもこの花があるように感じます。
どこかノスタルジックで、そして、親しみやすくてかわいくて。
「咲いた、咲いた、チューリップの花が・・・♪」
この歌を、どんな子供もきっと一度は歌ったことがあるでしょう。

私にとってチューリップは、どこか庶民的・大衆的な印象。
ですが、もともとはトルコで生まれた花。(エキゾティック!)
そしてヨーロッパに伝わり、1600年代にはその美しさに心奪われたオランダ人たちの間で投機の対象となり「チューリップ狂時代(チューリップ・バブル)」と呼ばれる時代まであったとか。

長くすうっと伸びたクキ。
重たそうな頭。
長い冬を球根の中で命を蓄え、春の日ざしのなかで光を透かし、かわいらしく咲いています。


20070416161022.jpg



20070416161039.jpg
*やや開き気味もまたかわいらしい。


20070416161030.jpg


20070416161049.jpg
*こちらは夜のチューリップ!
浜松のフラワーパークで撮影。

20070416161058.jpg
*雨が降っていました。
夜のチューリップ、ライトアップされて。


2007/04/13 (Fri) 花を撮る心

すでにお気づきの方も多いことと思いますが(笑)、桜の開花とともに、最近すっかり花の写真を撮ることが大好きになってしまいました。
(いえ、もともと好きだったのですが、開花?・・・というか噴火したような状態です。)

「大好き」という生ぬるい表現では足りないかもしれません。
「花の写真を、撮りたくて、撮りたくて、撮りたくて、撮りたくてたまらない!!」
・・・という押さえきれない情熱が、心の奥底から沸々と沸き上がってくるのです。
三月の舞台ラッシュで踊りに注いでいた情熱の勢いがそのまますべて花を撮影することへと向かっているようです。

木に咲く花ならたいてい何でも好き。
でもやはり一番は桜、かな。
まずは桜、そして、こぶし、椿、木蓮にぼたん、りんご、桃、・・・毎日毎日、次々につぼみが開いていくのを、ただ手をこまねいて見過ごすことが出来ない。
花が私の心にくれる優しくも強い感動を、形にしたい欲求にとらわれます。
あまりに花が美しく、かわいらしく、いとおしく、心を揺さぶるので、いてもたってもいられないのです。
カメラを持って、花と向かい合っていると、花が、「撮って!」「撮って!」と、話しかけてきます。
花の命は短い。だからこそ、一瞬を惜しんで撮らずにいられない。
心の底から花の美しさに、ときめいています。

そう思って振り返ると、三月、踊っている間に私の心にあったのは世阿弥の言う「花」という言葉でした。(「秘すれば花」の「花」ですね。)
そう、私は、「花」をもとめて踊っていたのでした。
不思議とつながっているものですね。
求める私の心に答えるかのように、今年もまた春が来て、命を次々に開かせながら、自然界の花が次々に開いてくれています。
日本にいてよかった、満開の桜の下を、思う存分歩くことが出来てよかった、生きていてよかった、という思いが、ぐうっと嬉しくこみ上げてきます。

この、花の美しさに日々新鮮に出逢い感動し、その思いを心にたっぷりと栄養として蓄積し、写真に納める日々が、「踊るための心の栄養」にもなりますように・・・。

ああ、全く技術もなくやみくもに撮るド素人のへたな写真。
それでも、レンズを通して花と出会うことが、楽しくて楽しくてたまらない。
「もっと写真の勉強をしたいなぁ・・・。」
「もっと、もっと、花の美しさに迫れるカメラが欲しいなぁ・・・。」
「もっと植物の勉強をしたいなぁ・・・。」
そんな想いが喜びとともに心に満ちています。

「最近、このブログ花の写真ばっかり!」・・・とあきれながら思われる方もいらっしゃるかもしれませんね。(笑)
そう思うのですが、心にあるのは花のことばかり。
そんな私の正直な心の記録として、残していこうと思います。

今しばらく、私のこんな心におつきあいいただけると嬉しいです。

というわけで(笑)!
今日は、我が家の庭に咲く小さな鉢植えの姫リンゴの花。
花びらの白、そしてつぼみのピンクが何ともいえぬかわいらしさです。


*「我が家の庭の姫リンゴの花」 デジタルカメラで撮影20070413165253.jpg



20070413165307.jpg


20070413165320.jpg


2007/04/12 (Thu) 椿姫

「椿姫」
“恋は、神秘的で、気高く 全世界の鼓動…”

あまりに、あまりに、かわいらしかったので、椿の写真を撮りました。
こんなにかわいい椿があるなんて・・・今年はじめて気付きました。
まるでお姫様のよう・・・。まさに「椿姫」ですね。

2007年4月1日 我が家の近くの小学校で。
フェンスによじ登りながら(笑)。
すべて携帯で撮影。

Image065name.jpg


Image063nsme.jpg


Image066name.jpg


Image073name.jpg

~オペラ『椿姫 (La Traviata)』より~
第一幕 椿姫ヴィオレッタのアリア

「そは かの人か ~花から花へ~」

不思議!…不思議!
心に刻みこまれたあの言葉
今まで知らなかった、愛し愛される喜び
それを否定することができるの?

ああ、きっとあの方
寂しい心がひそかに憧れ描いていたのは
きっとあの方
私に初めての情熱を目覚めさせたのは

恋は、神秘的で、気高く
全世界の鼓動
胸には苦しみと喜びとを感じながら

“恋は、神秘的で、気高く
全世界の鼓動…”


2007/04/11 (Wed) こぶし~辛夷~

ちょうど一年と少し前のこと。
舞踊団の先生や仲間と、公演のためにとある小さな駅にいて、迎えの車を待つあいだに駅前に咲いていた白いコブシの花を撮影しました。
ひらかれたばかりの新しいロータリーを、ぐるっと囲むように植えられたコブシの木はまだ若くて、それでもびっしりと精一杯、白い花をつけていました。
あれから一年という時間が過ぎ、また今年も春がきました。
あの町の、駅前のこぶし・・・今年もきっとけなげに花を咲かせたことでしょう。
一年前のことを思い出しながら、我が家の近くの森と広場と湖のある公園で、白いコブシの花を撮りました。

桜はもちろん、コブシもまた・・・。
花を見ると、季節が巡っていることを感じます。
毎年、春になれば桜が咲く。コブシが咲く。
繰り返し繰り返しめぐる命。
一年前の自分と今の自分・・・。
やはり、「同じではない」と感じています。
「春や昔の春ならず・・・」・・・『伊勢物語』の一節を思い出します。
生きている限り、時間は流れ、人も世界も一瞬も絶え間なく変化し続け、新たな想い出が増えてゆくのですね。
変わらないもの、変わってゆくもの。
咲いてはすぐに散ってゆく花を見ていると、「確かなものはいったいどこにあるのだろう」・・・と、ふと、不安になります。
それでもやはり、来年もきっと春が来て花が咲くのだと、そのことは希望とともに信じられるように思います。

話は少し逸れるようですが、私の心の中では濃密につながっている話。
敬愛するJohn Lennonは「GOD」という歌の中で、あらゆるものを「信じない」と歌ったあとで、こう続けています。

I just believe in me 
Yoko and me 

・・・「ヨーコと自分だけが、信じられるただ一つの確かなもの」という歌詞が胸に刺さります。
愛する人。愛する心。
確かなものはただそれだけ、と、感じられてしかたない時が人生にはあるのですね。

20070410171057.jpg




20070410171104.jpg
 
 


20070410171112.jpg


手のひらを天に向け、指をやわらかくひらいたような、純朴なコブシの白い花。
真っ白に見えた花びらの裏に、うっすらと伸びるピンク色が見えました。

☆すべて一眼レフのデジカメで撮影。 撮影日:2007.4.1.(Sun.)


2007/04/09 (Mon) 小さな旅

小さな旅に出かけていました。
大好きな、こころやさしい人たちに会いに行ってきました。
たくさんの笑顔。
笑い声。
優しい気持ち。
そういうものにたっぷりつつまれて・・・。
幸福な気持ちを充電して、ますます元気になって帰ってきました。

アップしたい写真は目白押し。
書きたいこともたくさん。
そして明日から、今年度の仕事が本格的にスタート。
スッキリと顔を上げて、「スマイル!」でいこう。

そろそろ踊りの練習にも行かないと・・・・(笑)。

まずは、少し前に撮ったスミレの写真。
我が家の近くの大きな大きな池と森と広場のある公園で。

20070410001533.jpg


2007/04/05 (Thu) 新宿御苑の桜・花曇り

私がいちばん好きな公園。
それは、新宿御苑。
 http://www.shinjukugyoen.go.jp/


sakuraike.jpg


 特に桜の咲くこの季節は、まるで桃源郷・・・ならぬ「桜源郷」とでも名づけたいような美しさ。「ここは天国かしら、・・・こんな美しい世界に住めて幸せだなぁ・・・。」と思わずにいられない。
 バカみたいに染井吉野のオンパレードなところも多いのに、ここは、早春に咲く種類の桜から、晩春に咲く八重桜の時期まで、さまざまな種類の桜が植えられてみごとな花の園となり、いつ行っても季節の花が心を喜ばせたのしませてくれる。
 春の間だけでも何度も通わないと、日ごとに咲く花が移り変わってゆく。
 そして、どの瞬間も美しくて感動的だ。
 新宿御苑は特に、どれも樹形が良い。
 手入れが行き届き、桜の樹形が花が低く丸く咲くように作られていて、木の中にはいると花にすっぽりつつまれたような状態になる。(我が家の近辺の街路樹のようにあまり美学のない状態で植えられてしまった桜は、ひたすら上へ上へと伸びていくので、年々見上げなくては見られない遠くへ花が咲くハメになってしまう。)

 女性4人、花冷え・花曇りの中、新宿・伊勢丹でお弁当を買い、うきうきと出かける。
 染井吉野はちょうど満開、陽光やコブシはもう散ってしまっている。
 山吹は開き、海棠につばきも今が見頃だ。
 一葉や鬱金、関山といった八重桜は、開いているものもあり、まだつぼみをびっしり付けて咲く時期を待っているものもある。
 寒かったけれど、たくさんたくさん歩いたけれど、でも、花を見ていると不思議と全く疲れない。
 ただ、ただ、心が喜ぶ。
 雲が厚く光が足りなくてあまり美しく撮れなかったけれど、それでも、心の中で花の美しさに感動し、何度も「きれい…」とつぶやきながら、シャッターを押した…。

☆撮影日 2007年4月2日(月) すべて一眼レフのデジカメで。


ike.jpg
白い「大島桜」と淡いピンクの「染井吉野」が重なって池に映る


someigreen.jpg
新緑の緑に染井吉野が映えて美しい


20070405111636.jpg
もみじのやわらかな緑、つばきの葉の深い緑、そして桜


someiyosino.jpg
「染井吉野」の花びらが透きとおるように美しい


ukon.jpg
きみどりがかった八重の、私の好きなかわいい桜 「鬱金(うこん)」


yae.jpg
柔らかい花びらの連なり「一葉」


yae2.jpg
光を透かす「一葉」


bu-ke.jpg
つぼみがまざってかわいい!丸いピンクのブーケ


pink.jpg

さぁ。
この春のうちに、あと何度、新宿御苑に行けるだろう。
次に行くときは晴れた空のしたで花と出逢えたらいいなぁ・・・。


2007/04/01 (Sun) さくらまつり

* ひさかたの 光のどけき 春の日に 
    しず心なく 花の散るらむ  
・・・紀友則
* 世の中に 絶えて桜の なかりせば
    春の心は のどけからまし
 ・・・在原業平

「そうそう、本当にそうなのよ~!!」と、上にあげた句を毎年思う。
・・・というわけで、古今集の中の平安人の心を、まったく我がことのように感じられて、桜が咲くとそわそわしてしまって仕方ない。
特に、もう満開を迎えてしまったので、急がなくては後は散るだけだ。
今日も日曜だというのに早くからぱっちり目が覚めてしまい、晴れやかな日ざしの中で、日本中で咲いているであろう桜を思うと落ち着かない。
急いで着替えて、カメラを持って、外へ出る。(一人でそういうことをするのが全く寂しくもなく苦でもない私。わくわくして心がときめいている。)
今日は、我が家のすぐ近くの見事な桜並木で「さくらまつり」をやっている。
その道は、まさに桜のトンネル。
電線にも負けず、上へ上へと枝を伸ばした見事な桜色の花のトンネルが続く。
(でも、すべてクローンの染井吉野なので、どの花も同じ咲きようで、しばらくすると単調に思えてくるんだけれど・・・。)

デジカメで、携帯で、いろいろ撮ってみる。
でも、あの桜の木まるごと、桜並木そのもの美しさを、カメラの中に納めるのは至難の業だとあらためて思う。
そして、高い天井のような桜の全体像をあきらめて、幹に直接はりつくようにして咲いている低いところに咲く花にアプローチ。
すると、「さくらまつり」のにぎわいとは、なんだか別世界の、なかなかおもむきのある写真を撮れた。花の中心部の色が、その花ごとに微妙に違っているのが美しい。


20070401220753.jpg


20070401220802.jpg
 染井吉野 2007,4,1(Sun) デジカメ


そして、その後、勢いづいた私は、さらに写真を撮りに行く。
気分よく自転車に乗って、敷地面積が50haもある(東京ドーム何個分?)ひろ~い、大き~い、森と湿地を抱き込んだような公園へ。幼子のいる家族連れが多く、幸せそうに思い思いに憩っている。
そこではまだ、染井吉野の木は若くて小さい。
ここ数日、染井吉野ばかり見続けてきたので、なんだか、ほかの花に目がいく。
こぶし、すみれ、菜の花、・・・。
気持ちのいい日ざしの中で、たくさん写真を撮る。
柔らかい緑の葉がついた白い桜(大島桜系?)の写真も撮った。


20070401221957.jpg


20070401222003.jpg
 大島桜(だと思う) 2007.4.1(Sun) デジカメ


今日は、ほかにも、こぶしやスミレや、たくさんのかわいい椿の写真を撮った(撮りすぎた!笑)けれど、それはまた今度、また別の機会にゆっくりアップしようと思う・・・。
今日は「さくらまつり」の日だから、桜だけ。
そして、明日もまた桜を愛でる私の日々は続く。都内の某有名な桜スポットに、女性4人で豪華なお弁当を買って出かけるのだ。そのうちの一人は、グリーンインストラクターの資格を持っている。いろいろと植物の解説を聞けるのが楽しみ。
どうか、晴れますように・・・。
明日もデジカメと携帯写真に頑張ってもらおうと、ただいま充電中!
ワクワクワクワク・・・・!!

ああ。
こうして大好きな木に咲く花々に思う存分出逢える春。
春って・・・、春って・・・、本当に楽し~い!!


カレンダー

03 | 2007/04 | 05
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 - - - - -

プロフィール

mar(マル)

Author:mar(マル)
☆大切なこと
「真・善・美」な道を求めて日々成長すること。

☆好きな言葉
「世界と人生を愛すること 
苦しい時にも愛すること 
太陽の光を感謝して受け取ること 
苦しみの中でも微笑を忘れないこと」
(ヘルマン・ヘッセの言葉) 

☆好きなこと
・空が好き。
・本(古典・純文学系)が好き。
・きれいな音楽が好き。
・いい映画や、美術、旅行も好き。
・木に咲く花が好き。
・花の写真を撮ることが大好き。
・色々考えることが好き。
・文章を書くことも好き。

☆好きな本
・ヘッセ『デミアン』『春の嵐』
・リルケ『若き詩人への手紙』
・高村光太郎『智恵子抄』
・三浦綾子『道ありき』『氷点』『泥流地帯』『塩狩峠』
・倉田百三『出家とその弟子』
・ドストエフスキー『白痴』『カラマーゾフの兄弟』『罪と罰』
・ロレンス『チャタレイ夫人の恋人』
・トーマス・マン『トニオ・クレーゲル』
・ミラン・クンデラ『存在の耐えられない軽さ』
・宮沢賢治『銀河鉄道の夜』
・ゲーテ『若きウェルテルの悩み』
・サンテグジュペリ『星の王子さま』
などなど。

☆好きな映画

『初恋の来た道』『ポンヌフの恋人』『ローマの休日』『アメリ』『父と暮らせば』『ノッティングヒルの恋人』『ライフイズビューティフル』『ベティーブルー』『存在の耐えられない軽さ』『嵐が丘』『LOVERS』『汚れた血』『イングリッシュペイシェント』『エトワール』『風と共に去りぬ』など

☆好きな音楽

・グレン・グールドの弾くバッハ(特に『ゴールドベルク』)
・マドレデウス

最近の記事

最近のコメント

月別アーカイブ

カテゴリー

フリーエリア

最近のトラックバック

FC2カウンター

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

ブログ内検索



リンク

このブログをリンクに追加する



RSSフィード



上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。