2007・05
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2007/05/31 (Thu) 五月最後の日

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早いもので五月も、今日で終わりですね。
みなさん、いかがお過ごしですか?

このブログのおかげで、「5月」のインデックスをクリックすると、私が5月中に書いた記事を一気に見ることができます。
すごく便利ですね!!
ハイライトは、やっぱり「フラメンコ曽根崎心中」の熊本・八千代座公演でしょうか。
感動的な時間を過ごし、多くの方との出会いがあったことに感謝しています。
そうそう、スズメの赤ちゃんを二晩だけお母さんになって世話したりもしました。
そしてバラの写真をたくさん撮ったり・・・。
花の写真に関してはどんなものをとったか、ブログを見れば一目瞭然・・・・。

で、ふと思ってみます。
ゴールデンウィークは何をしていただろう。
それ以外の日々は?
時間を費やした、日々のフラメンコの練習はどんな時間だったかな・・・。
ここに書いてあること以外の私の時間は、どのように流れていたのだろう、と。

今はまだ、思い出すことができます。
…五月の私の、ここに書かれなかった日々のことを。
大切な人と会って過ごした楽しい時間。
それなりに忙しくたのしく充実もしていた今月のお仕事。
見たDVD、聴いた音楽、読んだ本。
母の日の贈り物を選んだときのこと。
そうそう、大学のゼミの仲間との読書会にも参加して充実した話し合いをしてきました。

でも。
今月人と交わしたたくさんの会話。
何度、何に笑ったのか。
一日三度、何を食べてきたのか。
どんな夢を毎日見たのか。
毎日の空の色・・・。
ああ、こうなってくると、もう思いだすこともできません。
その日に起きたことの全てを記録し記憶しておくことは不可能だし意味もないのではないか、とも思います。

でも、大好きな三浦綾子さんの本で、聖書には
「人生の日を正しく数えよ」
と書いてある、と知りました。
それを読んでから、『曽根崎』の公演回数を数えるようになりました。
生きた時間をきちんと刻んでいくのは大事なことだなぁと・・・。
でも、自分が生まれてから今日まででいったい何日目なのかを計算したこともありません。
そして、多くのことは、悲しいほど、小気味よいほど、すぐに忘れ去ってしまいます。

毎日の中にある、うれしかったこと、たのしかったこと、苦しかったこと、かなしかったこと・・・。
そして、それらを包み込む、静かに繰り返されるなにげないたくさんの平凡なこと・・・・。
すべてはきっと、だんだんとこぼれ落ちるように消えてゆくのでしょう。
消えてゆく、というよりは、むしろ、トータルとしての「私の人生」という大きな流れに溶け込んでゆく。
人生は、一瞬一瞬の連続。
そしてまた、大きな流れ。
「ゆく川の流れは絶えずしてしかももとの水にあらず。」という『方丈記』を思います…。

無常。
すべては絶え間なく移り変わり変化してゆく。
だからこそ、美しい。
人間も、造花ではなく、咲いては散ってゆく花と同じ、自然の一部であるのだから・・・。
自分がいつかは死ぬ存在であることを想い、今を大切に生きること。

来月もまた、みなさんにとって、私にとって、かけがえのない一瞬の連続でありますように・・・。

(当たり前のことを長々とすみません。
でも、ときどき確認しないと私は、
人生の一瞬一瞬がかけがえのないものだという、
当たり前のことすら忘れてしまうのです・・・。)

それでは今日も、元気に踊りのレッスンに行ってきます!!
思う存分踊ってこよ~っと♪
アスタ ルエゴ(≧∇≦)ノ  !

ふわっとした白い薔薇が好き。
たくさんありますが、楽しんでいただけたら嬉しいです。
(写真はすべて例の(?)S病院のバラ園で撮りました。)

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2007/05/27 (Sun) 妹とヒロに

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このバラ、とてもお気に入り。

妹と、その赤ちゃん、9ヶ月のヒロ君に、このバラをたくさんたくさんプレゼントします。
バラの数だけ、不安が消え、幸せがたくさんありますように!!
がんばり屋の新米ママ、これ見て少し、元気出して。
ヒロ君、元気に大きくなって、たくさん一緒に遊ぼうね。
来年は、一緒に見に行こうね。

今日、妹に会いに行きました。
かわいいヒロ君の体調のことで、妹は心配で心配で、胸を痛めています。
その様子がとてもかわいそうで・・・・。

でも、心配ないよ、大丈夫。
もう少ししたら、「あの時は、さんざん心配したよね。」と、笑い話になってるよ。
ママに心配かけた赤ちゃんは、その分親孝行な優しい子になるって言うから・・・。
ヒロ君の成長を、みんなで楽しみにゆっくり見守っていこうね!!
みんなついてるよ。

世界にたった二人のかわいい妹。
世界にたった一人のかわいい甥っ子。
いつも笑顔で過ごせますように・・・・。

力不足の姉ですが、みんなが元気で幸せでありますように、と、心を込めて祈ります。


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*バラの名:ピエール・ドゥ・ロンサール(Pierre de Ronsard)。
*作出国:フランス、1987年
*カップ咲き、大輪、一季咲き、微香
*撮影はS病院のバラ園にて。


2007/05/25 (Fri) 夢と薔薇

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 私の住む市内のS病院のバラ園で。
 やわらかな花びらがふわふわと重なり、まるで夢のよう。


夢を見ていた。
とてもくっきりとした夢。
夢のなかで私は、
「こんな夢を見たの。」
と、優しい「誰か」に向かって必死で伝えようとしていた。
夢のなかで見た夢を、誰かに話す夢、という二重構造。

夢のなかの夢で私は、遠く離れた異国の地に住みもう何年も会っていない妹「あーちゃん」によく似た赤ちゃんの頬を、両手でやさしく挟んでいた・・・。
とってもかわいい赤ちゃん、その頬は花のようにふっくらふわふわしていた。
でも、黒目がちな目は、見まちがうはずがない「あーちゃん」の目だった。
抱き上げるとずっしりと重たく温かい。
なんだかなつかしさと、いとおしさとが胸に迫り、せつないような想い。
「ああ、この赤ちゃんだったんだ。」と思った。

夢のなかで目覚め(本当はまだ眠っているけれど目覚めた夢を見て)、なぜか
「この真実を、誰かに告げなくてはならない。」と、必死だった。
私の話す言葉に、みんなが「単なる夢の話か」…と笑って聞き流す中、
たった一人だけ、一生懸命聞いてくれようとした優しい「誰か」がいた。
その「誰か」に、
「あとでもう一度戻ってきて、その夢をゆっくり聞かせてね。」と言われ、
話したい気持ちを抱えたまま名残惜しく別れたところで、目が覚めた。
結局、語れずに終わってしまった。
とても心残りだった。

夢の中の夢…。
愛する妹…。
小さく柔らかく温かく重たい赤ちゃん…。
優しい「誰か」…。
必死に伝えようとする心…。
それらが、目覚めてもなお、心の中に重たく消しがたく残っていた。

目が覚めたとき、なんだか心の中に涙がたまっているように感じた。
いくらでも泣けそうな気がした。
今日は雨。
目覚めかけた私の耳に聞こえていた、窓の外の雨の音。
雨が、心にも染みこんでいた。


夢は不思議だ。
夢によって人間の深層心理・潜在意識を探求したユングの研究者、河合隼雄さんの本は私の愛読書だ。(特に、詩人・谷川俊太郎さんとの対談『魂にメスはいらない』講談社α文庫はおもしろい。)
河合隼雄さんの本を読むうちに私も、今は、夢や、人間の心や、たましい、潜在意識というものについて考えるようになった。

眠っている間に私のたましいはどこへ旅しているんだろう。
何を見たり感じたりしているんだろう。
私たちが眠っている間に、心はたくさんの働きによって私たちを癒し、充電し、何かを教え、導いてくれている。
人間の顕在意識は、氷山の一角のようなもの。
自分の心の奥に拡がっている大きな潜在意識の世界にプラグをつなぐためには、眠ることが大事。
肉体的に疲れているときはもちろん、精神的に疲れているとき、何か行き詰まったと感じたとき、少しだけ気持ちが落ちているとき、悲しいとき、悩んだとき・・・。
私は眠る。
ただただ眠る。
すべてを保留にして、考えることをやめ、ひたすら眠る。
何時間でも眠る。
それは逃避ではなく・・・。
より大きなものへと、心の扉を開き、一瞬自分をゆだね、充分にぐっすりと眠ったあとは、目覚めたときには一つ前へと進んでいるから・・・。


そんな時、私はクリスチャンではないけれど、こんな言葉が浮かぶ。
「思いわずらいは何もかも
神さまにお任せしなさい。
神さまが、あなたのことを
心にかけていてくださるからです。」
(ペトロの手紙5:7)
これは、銀座の教文館という書店で買った本に挟まれたしおりに、美しい花の写真に添えて書かれていた言葉。
私へのメッセージのように感じた。
それ以来ふとしたときに、このしおりが私の目の前に現れてくれるから不思議。
そして、なぜかときどき、眠る前にこの言葉が心に昇ってくる。


・・・さあ、今日はどんな夢を見るんだろう。
優しい「誰か」に、昨夜伝えきれなかったことを伝えることができるだろうか。

おやすみなさい、良い夢を。


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 これもS病院のバラ園。つぼみ、二つならんで。


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 S病院のバラ園。
 きれいに咲いたバラの周りに、これから咲こうとする花。
 放射線状に勢いよく広がっていました。


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S病院のバラ園。見事に咲いています。丁寧に手入れされ、甘く香っていました。


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S病院のバラ園。なんて柔らかく咲くのでしょう。「アムッ」と食べてしまいたいくらいです。




2007/05/23 (Wed) 五月の薔薇

撮りためていた薔薇の写真をどんどん載せていこうと思います。
またどうぞ、あきれずに気長にお付き合い下さいね。

薔薇は栽培品種が多すぎて、種類を限定することが困難。
名前はわかりませんが、美しい薔薇を楽しんでいただけたら嬉しいです。

第一弾は、仕事帰りに通りかかる建築事務所のつるばら。
雨上がりで濡れています。
あまりにたくさん咲いていて、いつも見惚れています。
見事!!



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あふれんばかりに咲いています。

 
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透きとおる花びらとつぼみがかわいい。


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きれいにならんで咲いています。


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雨の露を宿し、今まさに満開です。


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どの花見ても、きれいだな~♪


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開きかけの花、開いた花、そしてつぼみ。


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花につつまれてしまいます。


それにつけても・・・。
やはりカメラに限界を感じます。
もう新しいカメラ買わないとなぁ・・・。 


2007/05/21 (Mon) 曽根崎・八千代座公演

★フラメンコ曽根崎心中・熊本県山鹿市「八千代座」公演記


「フラメンコ曽根崎心中」を踊ってきました、九州・熊本・山鹿市の芝居小屋「八千代座」で!!!

*「フラメンコ曽根崎心中」HP 
http://www.arte-y-solera.com/sonezaki/index.html
*「八千代座」HP
http://www.yachiyoza.com/

2001年の初演から皆勤賞で踊らせていただいている私にとっては、今回の二日間の公演で、「フラメンコ曽根崎心中」36回目、37回目の舞台でした。(忘れてしまわないように記録。)
踊るたびに会場ともお客さんとも、すべてが一期一会。
進化し続ける生き物のような「曽根崎」はいつも、一度ずつが初演のような、私の人生においても特別な、大切な大好きな作品です。

おかげさまで、大盛況、いつまでも鳴りやまぬあたたかい拍手に、出演者スタッフ一同、大感激の公演となりました。
見に来て下さった方、遠くからあたたかく応援して下さった方、本当にありがとうございました。

客席が総立ちとなってのスタンディングオベーション。
木造の会場が揺れました。
座布団を敷いた席にすわっていたお客さんが立ち上がって拍手をする、ということは「八千代座」の長い歴史の中でも、ナントはじめてのことだったとか!!
お客さんの涙、拍手の強さ、温かさに、私たちが感激して、泣きました。
拍手に打たれるような振動を身体で感じました。
幕が閉まってもなお、アンコールの拍手。
コの字に舞台を取り囲んで拍手してくださっているお客さんのお顔、一人一人がよく見えて、満面の笑みで手を振ってくれるみなさんに手を振り返し、繰り返しおじきをしながら、この作品に出演できた幸福をつくづく感じました。

今回はじめて、お客さんがカーテンコールのときに立ち上がって近寄って、舞台へと手を差出してくださいました。(宇崎さん・阿木さん・真由美先生、ひろくん先生、大人気、握手攻め!!)
私にも、ほっそりしたうつくしい女性が手を差し出してくださり、その手を、そっと握りました。目と目が合って、お互いにっこり。本当に幸せでした。

また来年も、八千代座で「曽根崎」を踊ることができますように・・・。


●八千代座

今回は特に、歴史のある特別な芝居小屋「八千代座」での公演。
「八千代座」の持つ、ほかにはない独特の雰囲気と、「曽根崎」の世界とが、驚くほどにぴっっっっっっっっったり!
まるで、劇団四季の「キャッツ」のために専用の会場「キャッツシアター」があるように、「八千代座」を「曽根崎シアター」と呼んでしまいたくなるほどの(勝手言ってスミマセン、でもホント。)、作品のイメージとの一体感がありました。
時代を重ねた建物の持つ独特の木の香。
花道があり、天井中央には古いシャンデリアと鳳凰の絵。紺碧の天井には古い広告画がびっしり。アリーナ(?)は座布団を敷いてすわる、ます席。そこをコの字型にとりかこむ朱色のちょうちん。ます席の外にはコの字にたたみの席があり、二階にも席があります。
(写真も載せますので、百聞は一見に如かず、見て下さいね。)
長い年月を経てさまざまな作品が上演されてきた「八千代座」。
何だか懐かしく、温かく、そしてちょっと背筋が伸びるような厳しさがあり、そして舞台上の人間もお客さんも、遠くへ遠くへといざなってくれる、全く異次元の空間。
こんな素敵な会場で踊れたことは、本当に奇跡のような幸せで、私にとっても特に忘れられない「曽根崎」となりました。

特に、花道を使った演出は「曽根崎」史上初めてのこと。
まずは悪役・九平次が花道中央のスッポンからせり上がり大歓声、対決のシーンでは群舞が花道に横一列となり激しい靴音を響かせ、お客さんを仰天させました。
対決で打ちのめされてボロボロになった徳兵衛が肩を落とし花道を去りつつ涙を誘い・・・。
遊郭・天満屋のシーンでは会場をぐるり取り囲む赤い提灯がともり、会場全体が客席まで一体となった「天満屋」となりました。
長い打ち掛けを羽織った遊女・お初が花道から美しく登場。
そして道行きもまた、・・・・。
これまで何度も曽根崎を見て下さった方も、「八千代座」ならではの新しい演出に、きっとまた驚いたり楽しんだりしてくださったのではないでしょうか。

でも、「八千代座」は、厳しい職人気質の明治生まれのおじいさんのようなところもあり・・・。
徳さま役のヒロ君先生は、
「この会場で私たちは丸裸にされ、すべてをむき出しにされた。」
とおっしゃいましたが、私たちもそれを実感しました。
私たちのダメなところもいいところも、すべてがごまかしの利かない状態で丸出しになり、赤い提灯に照らされた顔は、これまでの私たちと違う私たちを映し出しました。
音の響きかた、ライトの当たりかた、客席の近さ・・・、いえ、それもあるのですが、それ以上に、そのほかの言葉にならないさまざまな「建物の持つ息吹」が、「中途半端は許さない。」と言っていました。
身が引き締まる思い・・・・!!
もう一度、八千代座で踊ることができるなら、その時に向かってそれに足る自分であれるように真摯に精進しなくてはならない、と思わせてくれる会場でした。



●ありがとう!!

阿木耀子さん・宇崎竜童さん、鍵田真由美先生・佐藤浩希先生、土佐琵琶・黒田月水さん、舞踊団のみんな、オフィスドラゴンのみなさん、スタッフのみなさん(舞台監督青木さん・鳥居さんたち、照明の井上さん、小保内さんたち、美術の江頭さん、音響の有沢さんたち、衣装のれんこさん、チャコットみこぴんねぇさん、ばんちゃん、写真の川島さん、制作のキリコさん、宮田さんはじめ、多くのみなさん)、荻内先生、八千代座スタッフのみなさん。今回一緒に行けなかった、これまでの「曽根崎」に携わってきてくれた多くのみなさん。
そして、近くから、遠くから、見に来てくれたみなさん(うちのスタジオの大好きなみんな、ツアーで来てくださった「曽根崎」ファンのみなさん、九州のスペインクラブのみなさん、地元のみなさん、舞踊団の親友JJのおばあちゃん・・・その他大勢のみなさん。)、お世話になった宿のみなさん。
そして、私を支えてくれる家族、友達、スタジオの仲間、このブログという場を通じてあたたかく応援してくださった皆さん、大切な人、みんなに・・・。

八千代座で「曽根崎」を公演できて、本当に幸せでした。
心から、心から、ありがとうございました!!

打ち上げ会場での舞台を見てくださった皆さんとの楽しい交流や、みなさんと蛍の里に行けたことも、夢のような忘れられないひと時となりました。

何だかまだ書き足りないことだらけのような気がしていますが・・・。
また機会があればおいおい書いていきたいと思います。


●写真

それでは、写真をご覧ください。
(たくさんあるのですが・・・どうぞお付き合いくださいね!)

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羽田から飛行機に乗り、山並みを越えて・・・。
旅の「曽根崎」一座は一路、熊本空港へ。



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ここが八千代座へ続く、レトロな街並みの入り口。
ここから坂道を上っていきます。
豊前街道、と言うらしい。
http://www.city.yamaga.kumamoto.jp/kankoh/01-buzen/index.html



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八千代座へ向かう途中。これは、山鹿市の灯籠民芸館。


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これもまた、八千代座へ向かう道の途中の風景・・・。



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「曽根崎」のポスターがたくさん貼ってありました。



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お待たせしました!ここが「八千代座」!!
過去にタイムスリップしたみたい。時代の息吹を感じさせてくれます。
(写真をセピア色に加工してみました。)



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さて、カラーに戻しましょう・・・。



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「八千代座」の前で、のぼりがハタハタと歓迎してくれました。
先生たちの名前をみてみんなで大喜び!



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八千代座の外壁に飾られていた絵。



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八千代座の正面で、私たちを見守り、かわいく微笑む石像ひとつ。



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さて、中に入ると・・・。こんな素敵な空間です。
舞台から客席を見た写真。
正面のアリーナ(?)がマス席、それをぐるっと「コ」の字に囲む二階建ての座席。
背後には障子の扉がありました。



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天井の絵は過去の写真をもとに再現されたもの。
鮮やかな紺碧の壁にカラフルな広告、赤い提灯が壁を囲みます。



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天井の中央には鳳凰の絵。レトロな照明のやわらかな曲線も美しい。



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一枚一枚素敵で、じっくり見ても見飽きない魅力があります。



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午後2時からの公演を終えて、4時半過ぎ・・・。
感激を胸に着替えて外に出るとこんな空。雲間からさす光にまた感動。



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3日間の想い出を胸に、熊本空港へ終わる帰りのバスの窓から見た空。



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あ~あ、帰って来ちゃった・・・。羽田空港。
またきっと、八千代座で「曽根崎」を踊れますように・・・。


ボリューム満点の文章、たくさんの写真にお付き合い下さってありがとうございました。
本当は、もっとお見せしたい写真がたくさんあるのです。
でも、慎重を期して、残念ですが人の映っていないものばかり選んでみました。
それでもきっと、充実した時間を感じていただけることを願っています。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
★追記

*この公演までの様子は、テレビ東京『ソロモン流』という番組で、7月15日に放送される予定です。また近くなったらお知らせしますので、どうぞ見て下さいね!

ヒロ君先生のブログで、八千代座の私には撮れなかった、お客さんの様子や、花道で群舞が踊る姿など、スゴイ写真(!)がご覧いただけます。ぜひぜひ見て下さい!!
http://arte-y-solera.com/blog/2007/05/flamenco_in.html


*過去の記事にコメントを下さったみなさん(erteさん、Amiさん、♪あし♪さん、kinokojiさん、エロミさん、あやむつままさん、takashiさん)。
ただいまです♪温かいコメント嬉しかったです。ありがとうございます。お返事、すぐに書きますので、少しだけ待っていてくださいね~!




2007/05/18 (Fri) 石楠花、旅立ち

仕事からの帰り道。
夕方近くに、ちょっと立ち寄ったちいさなお寺。
私の通った小学校のすぐそばにある、想い出の場所。

石楠花(しゃくなげ)の花が咲いていました。

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まるでラウンド型のブーケ!


20070517235635.jpg薄いピンクの花びらがゴージャスにひしめいています。
めしべはぞうさんの鼻!?
花びらの、絵の具の飛び散ったようなピンクの斑点がかわいい。


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濃い緑と花の抜群の色合わせ。
満開をやや過ぎて、豊饒なまでに咲ききる花の命の美しさ。




< 親愛なるみなさんへ >

石楠花のごとく命よ花ひらけ
肥後に八千代に曽根崎咲かむ
(駄作・・・。冷や汗。スミマセン) 

いつもマヂメブログにお付き合い下さいまして、ありがとうございます!

明日から、(あ、もう今日だ。)
「フラメンコ曽根崎心中」の公演のため、熊本に行って来ます。
会場となる「八千代座」は、
国の需要指定文化財に指定される由緒ある芝居小屋。
「曽根崎」の雰囲気にぴたり合いそう!!
http://www.dandl.co.jp/gold/yachiyoza/

二泊三日の旅。
いつもの大事な仲間たちと共に。
一期一会の舞台を丁寧に味わってきます。

テーマは、「真剣に生きること、真剣に愛すること」。

「曽根崎」にとっては、はじめての九州上陸。
いい舞台になりますように・・・。
どうぞ応援していてくださいね。

月曜日には、旅の様子を書ける・・・かな?
写真もたくさん撮ってきますね!

最近、花の写真を撮ることが、ますます楽しくなってきています。
撮りたてのバラの写真、新緑の写真・・・。
まだまだ載せたい写真がたくさん。
よかったらどうぞ、これからも遊びに来てくださいね。

ではまたすぐに。
行ってきま~す!


2007/05/15 (Tue) 花のたましい

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緑の中に赤の対比が美しい。


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新緑の中に見える祈りの姿。


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やさしい顔のお地蔵さんがずらり。
その一つ一つに、置いた人の祈りが込められている。



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大きなお地蔵さんの両脇に、小さなお地蔵さんずらり。
みんなみんなやさしい顔をして。


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石楠花(しゃくなげ)の花。
花びらが光を透かし、美しく咲いていました。


最近、身近な人から立てつづけに「残念ながら流産をした」という話を聞きました。
生まれてくる子供を待ち望む幸福の中にいた人たち。
「どれほど大きな悲しみだろう…」と、本当に胸が痛みます。
小さな命が無事に生まれてくるまでには、大変な道のりがあるのですね。
命を身体に宿すこと。
それをこの世に産み出すこと。
簡単なことではないのだとあらためて思います。
命………。
赤ちゃん……………。

昔、学校の授業で、生命が誕生するまでの体内を撮った映像を見たことがあります。
それはもう、見たことのない神秘的な映像でした。
人体の中には、私たちのはかりしれない宇宙空間が広がっているのですね。
数億個とも言われる精子が熾烈な旅をして、その中から一番生命力を持った、たった一つの精子だけが卵子と結合することができる。
その受精の瞬間、受精卵は一瞬だけ発光するそうです。
新たな命の誕生の瞬間に、それを宿す女性の体の中には、光が灯るのです!
そのことに、心から、とてもとても感動しました。
大げさでなく、奇跡がたくさん積み重なって、やっと、一人の人間の誕生にいたるのだと知りました。
自分や、まわりの人の命が、数億個の中から生き残ってさらに段階を経てようやく生まれることのできた、かけがえのない貴重なものなのだと思いました。

先日テレビでこんな話を聞きました。
「赤ちゃんのたましいは、
『あの人のところに生まれよう。』
と、両親を選んで宿るのです。
だから、生まれずに亡くなってしまった子のたましいも、
まだ近くにいて、
『やっぱりあの人たちがいいな。』
と思えば、
またおなじ両親の元へと生まれてきてくれるのですよ。」

これが本当なのかどうか私には分かりませんが・・・。
でも、もしそうだったら、どんなに嬉しいでしょう!!
いったん「亡くしてしまった、もう会えない」と思っていた小さな命に、ふたたび出会えるのだとしたら・・・。
悲しむ人の心は、どんなに慰められるでしょう。

残酷で辛いことの多い人生だから・・・。
そんな夢を見ることも、許されていいのではないでしょうか。
亡くしてしまった小さな命。
その子のたましいが、また同じ母の胎内へと宿ってくれたら・・・。
そして、その子を無事に産み、抱きしめることができたなら・・・。
どんなに嬉しいことでしょう。

小さな命を失って、悲しんでいる大切な人たちに・・・。
「きっとまた、同じたましいを持つ赤ちゃんに出会えるよ!」
そう言ってあげたい、と思っています。


この文章を書きながら、心に浮かんできた金子みすゞの詩と聖書の言葉を紹介します。


*「花のたましい」(金子みすゞ)

ちったお花のたましいは、
みほとけさまの花ぞのに、
ひとつのこらずうまれるの。 
だって、お花はやさしくて、
おてんとさまがよぶときに、
ぱっとひらいて、ほほえんで、
ちょうちょにあまいみつをやり、
人にゃにおいをみなくれて、
風がおいでとよぶときに、
やはりすなおについてゆき、
なきがらさえも、ままごとの
ごはんになってくれるから。

金子みすゞ記念館HP
http://www.city.nagato.yamaguchi.jp/misuzu/index.html


*「さいわいなるかな、かなしむ者。
  その人は、なぐさめられん。」
新約聖書 マタイ伝 山上の垂訓より


 


2007/05/14 (Mon) 露を宿し・・・。

雨の日に撮った写真です。
水滴がキラキラ・・・。


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基本的に、木に咲く花が好きなので・・・。
パンジーはつまらない、
って、思っていました。
(ごめんなさい。)


でも、露を乗せる姿がかわいいと感じました。

我が家の庭の、小さな世界。


2007/05/12 (Sat) いたいけな命

20070512121756.jpg本当に小さなスズメの赤ちゃん。まだ羽も生えそろわず・・・。



ドアを開けたすきに、ヒョイと外に出てしまったうちの猫ナラが、
しばらくしてからものすごい勢いで駆け込んできた。
けたたましく興奮している。
口に何かをくわえている。

スズメの赤ちゃんだった。

口から離させて・・・でも、もう命はないだろうと思った。
小さな体。手のひらにすっぽり収まりそれよりなお小さい。
羽もまだ生えそろいきっていないし、足など、爪楊枝よりずっと細い。
ずいぶんと弱っている様子で、ほとんど動かない。
でも、かすかに心臓が鼓動しているのが感じられる。
生きていてくれた!!

家族は、
「親から離れた小スズメは、もう助からないよ。あきらめるしかない。」
と言う。
「でも、今生きているのに、このまま見殺しには出来ないよ。」
と言った。

とりあえず、カメのえさを水でふやかし、割り箸の先につけて口に入れてみると食べる。
「食事を取れるなら、生きられるかもしれない!!」
希望がわいた。
それから私の、にわか育児が始まる。

20070512122950.jpg
ピイピイ!もっと!もっと!うまく口に入らなかったエサでお顔が汚れています・・・。

インターネットで保護の仕方、育て方を見て・・・。
(このサイトの、レスキューのページ参照。
http://asterisk-web.com/sparrow_club/
まず保温、そして食事だ、と思った。
スタンドの電球を、まぶしくないように黒い布で覆い、その熱で温める。
根気よく、時間をかけて口元にくり返しエサを運ぶ。
驚くほどよく食べてくれる。

夜中にも、何度も何度も起きて、エサをあげる。
見るたびに、
「生きているだろうか・・・。」
と、どきどきする。
カサコソと、仮の巣箱に敷き詰めた新聞紙の音がすると、ほっとする。

翌日、獣医さんに連れて行き、
(「野鳥だから代金はいらない。」と言ってくれた。優しい先生・・・。ありがとう!)、
先生のアドヴァイスで市役所に電話してみる。
市役所は、驚いたことに(?)すぐに対応してくれ、
「明日朝一番でご自宅まで迎えに行きます。そのスズメを鳥獣保護のボランティアのところに届けますので、それまで頑張って保護していてください。」
と言ってくれた。
明日まで何とか頑張って、か細い命をつなごう、と、固く決意する。

そして、また、エサやりが始まる。
一回食べさせるのに、一時間近くかかる。
それでも、つぶらな瞳で「ピイ」と鳴き、大きく口を開ける姿がいとおしくて、ちっとも苦にならない。
だんだん体力が回復してきたようで、食べても食べても
「もっと、もっと!」
と口を開ける。
だんだんお互いに息も合ってきて、スムーズに食べ物を口に入れてあげられるようになる。
時々羽をばたつかせ、だいぶ元気になってきた様子。
食べるとすぐに眠たそうにまぶたを閉じる。
かわいくて仕方がない。

ほとんど眠らずに二晩目が過ぎ・・・。
次の朝、市役所の人が来た。
「すみません。もう一度だけエサを食べさせたいので、少しだけ待ってください。」
と頼む。
別れるのがつらい。
でも、猫2匹と犬のいる我が家では、育ててあげられない。
野鳥を死なせず無事に育てることは、プロでも難しいそうだ。
この子は専門家のところでちゃんと世話をしてもらえるのだから、その方がいいのだ。
・・・と、自分に言い聞かせながら、お菓子のきれいな箱に、ふわふわにちぎった新聞紙をしきつめ、寒くないようにと箱の外側にカイロをはって、エサとともにお渡しする。
「くれぐれも、どうぞよろしくお願いします!」
と頭を下げた時、不覚にも涙がこぼれた。
そして、二日間ともに過ごした、ちいさなかわいいい赤ちゃんスズメを見送った。
無事に育ってね、と祈りながら。



20070512121826.jpg 
いたいけな、いとしい命。

野鳥を保護することに対しては、様々な考えの人がいるだろう。
生きる運命ではなかったかもしれない命を、無理に人間が守って育てるのはいかがなものかとお思いになる人も、中にはいるかもしれない。
でも私は、自分の元へと飛び込んできた小さな命を、見殺しにすることは断じて出来ない。
だって、まだ温かく、生きているのだから・・・。
私が世話をしなければ、確実に死んでしまうのだから・・・。
なんとしても助けたい、絶対に死なせない、と、強く強く思った。
私は、助けることができたこと、かわいい小さな赤ちゃんスズメの世話をさせてもらえたことを、とても感謝している。

縁あって出逢った、小さな、いたいけな命。
どうぞ無事に、育ちきることが出来ますようにと、心から祈る。
繰り返し祈る。

nara.jpg
この子がスズメ誘拐の犯人です。
「あああ~・・・あんなに小さいスズメの子を、親から奪ってくるなんて。
私はいったいなんてことをしてしまったの!!
本当にごめんなさい!!反省しています。」

・・・なぁんてことは、ちっとも思っていないのでしょうね・・・。



2007/05/11 (Fri) 反省と別れ。

20070511095142.jpg
「フリージア」です。 本を見ていて自分で間違いに気付きました。

前回「クロッカス」と書いた花は、
実は「フリージア」のようです。
お詫びして訂正します。

それにともない、思うこと。
私の人生もお詫びして訂正しなくてはならないことがたくさん。
今日も、朝から反省することあり・・・。
確かに不注意でした、配慮が足りませんでした。
ごめんなさい。
そしてちょっとへこむ。
とても個人的な場のつもりで、ひっそ~り書いていたつもりだったのに、それは私の思い違い。
ブログは誰でも見ることのできる公開の場なのだということを注意しなくてはならないのですね。
気をつけます・・・。
( ̄― ̄°)ぐすっ

でも、まだ朝!
元気に一日過ごそうと思う。

そして、ほんの30分前。
一つの別れがありました。
この2日、ほとんど寝ないで育てたスズメの赤ちゃん(おととい猫がくわえて帰ってきた!!怪我のなかったのが奇跡的!)を、市役所の人が受けとりに来ました。
鳥の保護団体の方に引き渡してくれるということで。
夜中も2時間おきに起きて、口の中にエサをいれてあげたり、温めたり、すっかり私はおかあさんでした。
口を大きく開け、「ピイ」と鳴く姿の愛らしさ・・・。
最初は息も絶え絶えで、どうなることかと胸を痛めましたが、別れる間際にはすっかり元気で、食欲旺盛!!
羽根をばたつかせ、入れておいた箱から外にピョンと飛び出すほど。
二晩といえども、心を尽くして世話をしたので、愛情がわいてきていたから、別れるときは涙。
これについてはまた書こうと思います。

では、仕事にいってきます!!
みなさんにとって、私にとって、最高にいい一日になりますように!!!


2007/05/10 (Thu) リラと富弘さんの言葉

20070509234603.jpg
「ライラック(リラの花)」
英名:ライラック 仏名:リラ 和名:紫丁香花(むらさきはしどい)
モクセイ科の落葉低木。ヨーロッパ原産。寒冷な風土によく育ち、芳香を放つ。


 20070509234921.jpg

「美しさに感動できる心さえあれば、
私にも絵が描けるのではないかと思った。」
(星野富弘)

写真を撮るときに、
最近よく心に思い出すのは、星野富弘さんのこの言葉。
「美しさに感動できる心さえあれば・・・」
この言葉を思うとき、
技術はなくとも写真を撮りたくてたまらない私の心に、
希望がふわぁっと立ちのぼってくる。
「美しさに感動できる心さえあれば・・・。」
私にも、写真が撮れるかもしれない。
そして踊りも、同じこと。

富弘さんは、首から下が動かない。
でも、口に筆をくわえて、美しい花の絵を描く。
富弘さんの絵や詩を載せた本や、群馬にある富弘美術館。
私のとても大好きで、大切なものだ。
闘病生活の中で、
富弘さんは神を信じクリスチャンになり、
そして口にくわえた筆で、美しい花の絵と詩を描くようになった。
想像を絶する絶望の日々の果てに、
美しいものを生みだし、人を感動させ、励ます人となった。

http://www.tomihiro.jp/profile/index.htm
(富弘さんプロフィール)

富弘さんが健康な体育の先生だったとき。
富弘さんが、怪我をして生死の境をさまよったとき。
いったい誰が、今の富弘さんを想像できただろう。

苦しみの果てに何が待っているのかは、誰にも分からない。
でも、何か、自分のための道が備えられている。

神様の計画って、奥が深い。

「最初に引いた線は、聖書の一節を思いながら引いた。
『すべてのことを、つぶやかず、疑わずに行いなさい。』
苦しいときに踏み出す一歩は心細いものだけれど、
その一歩のところに、
くよくよしていたときには想像もつかなかった新しい世界が
広がっていることがある。
私の口の筆もその一歩に似ていたと思う。」
(星野富弘)

さぁ。
すべてのことを、つぶやかず、疑わず、
明日も一歩、踏み出していこう。

新しい世界が待っている。

20070509235452.jpg


 



20070509235605.jpg

☆おまけ
ライラック(リラの花)を詠み込んだ俳句
(『季語の花』という花の写真集を図書館で借りたので、さっそく・・・。)

* 舞姫は リラの花よりも 濃くにほふ  (山口青邨)

* 邂逅や リラの香に添ひ 香に離れ  (稲畑汀子)

* ライラック 天使に石の 翼あり  (皆吉 司)

* リラ咲いて 月の満ちゆく 日数あり  (鈴木多江子)


2007/05/08 (Tue) 五つの春

桜の花に心うばわれていた間に、
ちょっと載せそびれていた春の花たちの写真です。

よかったらどうぞ見て下さいね♪


20070507083928.jpg

ひとつ目。

これはたぶん、クロッカス。
デジカメで撮りました。

つややかでなめらか。
とろ~りとろけるハチミツのような・・・。
とろ~り生たまごの黄身のような・・・。
なんだか美味しそうな黄色です!



20070507083945.jpg

ふたつ目。

名前も知らないかわいい葉。

あんまりにあざやかなきみどりがびっしり!
まるで花のよう。
小さな鉢の中いっぱいに並んでいました。


20070508175338.jpg

三つ目。

「新憲法を制定します。
一家にひと鉢、かならずパンジーを置いて下さい。
国民の義務です。」
という決まりがあるのではないかしら!?
・・・と思うほど、どこの家にも必ずある!!!

そんな風に感じてしまうほど、あちこちたくさん咲いているパンジー。
たくさんの人に手入れされて、愛されて。

パンジーという名前は、チンパンジーの顔に似ているから、
・・・ってホント!?



20070508180115.jpg

四つ目

鮮やかなツツジ。
めでたく紅白にならんで。
いまをさかりと咲き誇っています。


そこに重なる柔らか~いカエデの新緑。


20070508180524.jpg

五つ目

ワレワレハ ウチュウジン ダ

トオイ ホシカラ チキュウノ ミンナニ アイニキタ

ナカヨク シタイ

な~んて。
かわいいえんどう豆の花です♪


2007/05/07 (Mon) ハート

20070507084447.jpg
「芝桜」 
近所の家の庭先で。少し前に撮りました。
自然はときどきこんないたずらをするのですね。


どんなことにおいても
心を からだを 動かしてゆく原動力は
ただ
「好き」
というひたむきで純粋な気持ち

踊りも
写真も
日々の生活も
恋も
義務感だけでは動けない

「好き」
と想う心は
困難を乗り越えさせ
すべてを堪え忍ぶ力を与え
希望を失わないで
無理だと思っていたようなことさえ
現実にしてしまう力がある

心の底からまっすぐに
「好き」
と想うとき
雲の間から一筋の光がさす
光はどんどん広がり
くすんでいた世界の色が鮮やかに美しく変わる

木に白く丸くあふれて咲く花
雨に濡れるケヤキの新緑
五月の空
晴れた青い空
雨に白くけむる空
見渡す東京の街並み
人のあふれる地下鉄の通路
光を揺らし高く上がる噴水
すぐそこにある大切な人の笑顔
つなぐ温かい手
きらきらとした世界

生きていることは
何かを 誰かを 心から
「好き」
と思いながら
言葉にならないたくさんの想いを
胸一杯
大切に抱きしめていくこと

一瞬一瞬が
かけがえのない
私の人生


20070507093718.jpg
「ハナカイドウ(花海棠)」
これも少し前に撮影。近所にきれいに咲いていました。



20070507093914.jpg
「椿」


2007/05/02 (Wed) 反省中・・・。

20070502121121.jpg
わが家の家庭菜園の、サヤインゲンの蔓  
みごとにこんがらがっています・・・。自分でこんなにからまっちゃったの?


●反省中・・・。

大人になっていくにつれ、「生きていること」が、多感な思春期ほどには苦しくなくなりつつあるように・・・少しは楽になってきているように思っていました。
でも今は、未熟な自分自身を受け入れがたい思いで、エンドウ豆の蔓のように、心の中がこんがらかっているのです。
理想が高くて、「よりよい人間でありたい」と常に願ってしまうから、だから、そうでない自分に苦しむことの連続です

人間とは、罪を犯さずにはいられないようにできているのですね。
・・・なんて言うと、大仰なようだけれど。
でも、どうして私は、常に優しい温かい人間のままでいられないんだろう。
どうして?どうして?どうして?

心がとらえた私にとっての真実を、考え足らずに、ありのまま口にしてしまう。
悪気はなくても、それがするどい矛先を持った失礼な言葉であることに、言葉が口から出た瞬間に気付きます。
「ああ、しまった!」と思っても遅い。
愚かさや、軽率さは取り返しがつかず・・・。
その瞬間から、人は私を毒舌な人間だと思うでしょう。
ヒロ君先生は、ときどき私を「ハリネズミ」だと言うのです。
「ハリネズミって、かわいい顔しているでしょ。だから安全だと思って、なでようかな~と近づくとバッと針が逆立つ。」

そういう思いこみ(もしくは真実)の認識を変えてもらうには、失敗(失言)した一瞬の何倍もの月日がかかります。
九十九回、優しくしても、自分が発した一つのトゲで、私がどんな人間かという評価が決まってしまうことがあります。
生きることは、「さいの河原で優しさという石を積み上げても、積み上げたと思った瞬間に鬼が来てそれを崩してしまう」という地獄に、ある部分似ているように思います。そしてまた積み重ねはじめることの繰り返し。
石を突き崩す「鬼」とは、私自身の中にある愚かさや未熟さ。
まるでカミュの書いた『シューシポスの神話』のようです。
ギリシャ神話の神はシューシポスに罰として大きな岩を山頂に押し上げるという労働を命じます。ところが、その山の頂に差しかかったところで、岩はそれ自体の重みによって斜面を転がり、山の麓まで一気に転落してゆきます。それをふたたび押し上げてゆく、という果てしのない労働・・・。
でも、それを続けていくしかないのでしょう。
願わくば、喜びを持って・・・続けられる強い私でいたいものです。


「黙ってニコニコ笑っていればいい。心の中ですべてを分かった上で、なお言葉を発しない人が賢いんだ。」
と、ある人に言われました。
沈黙は金。
口は災いの元。
なるほど、なかなかに智恵のある言葉。
でも、私はまだ、そこまで悟ることができていない。

「あなたの毒とトゲが魅力」
と、別の人は言ってくれました。
でも、私は、毒とトゲのある私でいたくないのです。
そんなイヤな自分を、これもまた自分らしい自分だと笑って受け入れることはできません。
自分の発する毒とトゲに、一番傷ついているのが私自身だから。
「人を刺すからには、刺した本人が誰よりその返り血を浴びなければならない。」・・・と書いていたのは誰だったかな。漱石だったような・・・。
毒とトゲは「返り血」どころか、ブーメランのようにわたしを深く切り、突き刺さります。

優しい私でいたい。
愛情にあふれる私でいたい。
完全にそうなり切れたら、私自身がどんなに幸福だろう、と思います。
でも、人間には「完全」はないのでしょうね・・・。
私はまたきっと、愚かで軽率な失敗や後悔を重ねながら、それに苦しみながら生きていくしかないのでしょう。
だからこそ、許しが必要になってくるのかもしれません。
「愚かな私をどうぞ許してください。」
・・・と、願わずにいられません。
私の言葉に傷を付けられた人にはもちろん、もっともっと大きなものにも、許して欲しいと、願ってしまいます。
神様、仏さま・・・。
どうぞ、私を許してください。
こんな時ばかり頼ってごめんなさい。

「緑色の桜」を載せたとき、コメントの中でマザー・テレサの言葉を引用しました。
もう一度、自分自身の心に、これをしっかり焼き付けておこうと思います。

「ごうまんで、ぶっきらぼうで、利己的になるのは、いともたやすいことです。
でも、わたしたちは、もっとすばらしいことのためにつくられているのです。
親切で慎み深くありなさい。
あなたに出会った人が、だれでも前よりももっと気持ちよく明るくなって帰れるようになさい。
親切が、あなたの表情に、まなざしに、ほほえみに、温かく声をかけることばに、あらわれるように。
子どもにも、貧しい人にも、苦しんでいる孤独な人すべてに、いつでもよろこびにあふれた笑顔をむけなさい。
世話をするだけでなく、あなたの心を与えなさい。」


20070502130132.jpg
こんな風にすっきりと柔らかく。
いつも優しい愛のある私でいられますように・・・。

何年も前から、こんなことばかり言っているようにも思います。
いったいいつになったら、成長できるのかなぁ・・。

マメの蔓のようにどんどん成長できればいいのにな。




2007/05/01 (Tue) 今年最後の桜

ゴールデンウィーク、いかがお過ごしですか?

私は、5月19,20日におこなう「フラメンコ曽根崎心中」の熊本・八千代座公演に向けて、毎日練習の日々です。
敬愛する鍵田真由美・佐藤浩希先生夫妻もようやく(!?)1ヶ月のスペイン滞在から帰ってきてくれたし、「大好きな『曽根崎』をまたできる~♪」ということで、仲間と共に楽しく張り切って踊る毎日です。
しかも、今回の舞台の「八千代座」(
http://www.yachiyoza.com/)は、国の重要文化財に指定されている古い芝居小屋。
花道があったり、客席もマス席だったり、すごく素敵なところみたい!
色々楽しい仕掛けがあるようです♪
見に来て下さるみなさん、どうぞ楽しみにしていて下さいね!!(東京から行く「熊本『曽根崎』観劇ツアー」も満員御礼だとか。すごいなぁ。私のスタジオのミセスクラスのみなさん、7人ぐらい熊本に来てくださるみたい!うれしいなぁ。)

だから、私のゴールデンウィークはどこかに出かけたり、旅行したり、ということはできないのですが、充実しています。
もっとサッサと桜の花を載せていこうと思っていたのに、少々間があいてしまいました。

これが、今年最後の桜の写真となりそうです。
3種類の、華やかでかわいい桜を紹介します!

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

☆関山(かんざん Kanzan)
たぶん八重桜の中でもっともポピュラーな品種。
サトザクラの栽培品種で鮮やかな濃いピンクの花びら。めしべはふつう二本あり、小さな葉のような形をしている。新宿御苑にはこの木が100本以上植えられている。
関山の花は塩漬けにされて、婚礼などの祝いの席で「桜茶」として飲まれる。

kanzan2name.jpg
「関山」 新宿御苑で撮影 2007.4.12
濃いピンクの花びらの重なりがとっても華やか。


kanzan3name.jpg
「関山」 新宿御苑で撮影 2007.4.12
下向きの3つ並んだつぼみにご注目!!かわいいなぁ・・・♡


kanzan4name.jpg
「関山」 新宿御苑で撮影 2007.4.12
ぐるりと並んだひらきかけの花。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


☆福禄寿(ふくろくじゅ fukurokujyu)
サトザクラの栽培品種で鮮やかな濃いピンクの花びら。厚質の花びらが大きくねじるように波打つ。福禄寿とは、七福神の一人の名前。
新宿御苑では、春のもっとも遅い時期に咲く桜の一つ。

a.fukuirokujyu6hosei.jpg
「福禄寿」 新宿御苑で撮影 2007.4.22
濃いピンクの花をつけた木の下に、かわいい男の子が立っていました。


次の瞬間・・・。
a,fukuirokujyu7.jpg
散った花びらの池に、ぴょん、と一歩。 


a.fukuirokujyu2hosei.jpg
「福禄寿」 新宿御苑で撮影 2007.4.22
中央に向かって濃いピンク、厚手の花びら、うねるように咲いています。



a.fukuirokujyu3hosei.jpg
「福禄寿」 新宿御苑で撮影 2007.4.22
ハート形に咲いていました♡


a.fukuirokujyu5name.jpg
「福禄寿」 新宿御苑で撮影 2007.4.22
葉の鮮やかなみどり色もまた、ピンクによく映える色。
自然界の創造主の色彩センスは抜群です。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

☆梅護寺数珠掛桜(ばいごじじゅずかけざくら baigojijuzukakezakura)
サトザクラの栽培品種。新潟県京ヶ瀬村の梅護寺に原木があり、1927年に国の天然記念物に指定されている。親鸞上人が数珠を掛けた桜から数珠のような花が咲いたと伝えられる。花は紅色の菊咲きで、100枚ほどの花弁を持ち、中心部は濃い紅色。原木から佐野籐右衛門によって増やされて広まってきている。

a.gobai.jpg
「梅護寺数珠掛桜」新宿御苑で撮影 2007.4.22
100枚以上の花弁を持つ菊咲き。中央の濃いピンクがかわいらしい。

a.gobai2.jpg
「梅護寺数珠掛桜」新宿御苑で撮影 2007.4.22
菊の形のさくらんぼみたい。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

さて、今回は、濃い色のピンクの桜三種の写真を載せました

ポピュラーな「関山」から、個性的な「福禄寿」、そして天然記念物の「梅護寺数珠掛桜」まで、楽しんでいただけたでしょうか。
来年はどんな桜に出会えるだろう・・・。
また楽しみにしていたいと思います。

そして、長い間、桜の写真にお付き合いいただいてありがとうございました!
これにて桜は終了、の予定です。

今は、ハナミズキに、藤、ツツジ、クレマチス、シャクヤク、ジャスミン・・・季節の花が美しく咲いていますね。
そろそろバラも咲き出します。
また花の写真を載せていきますね・・・!!

バラ・藤、と来れば思い出すのはこんな歌。
*くれなゐの 二尺伸びたる ばらの芽の 針やわらかに 春雨の降る 
 (正岡子規)
*瓶に挿す 藤の花ぶさ 短ければ たたみの上に 届かざりけり 
 (正岡子規)

どうぞ、楽しいゴールデンウィークをお過ごし下さいね!


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プロフィール

mar(マル)

Author:mar(マル)
☆大切なこと
「真・善・美」な道を求めて日々成長すること。

☆好きな言葉
「世界と人生を愛すること 
苦しい時にも愛すること 
太陽の光を感謝して受け取ること 
苦しみの中でも微笑を忘れないこと」
(ヘルマン・ヘッセの言葉) 

☆好きなこと
・空が好き。
・本(古典・純文学系)が好き。
・きれいな音楽が好き。
・いい映画や、美術、旅行も好き。
・木に咲く花が好き。
・花の写真を撮ることが大好き。
・色々考えることが好き。
・文章を書くことも好き。

☆好きな本
・ヘッセ『デミアン』『春の嵐』
・リルケ『若き詩人への手紙』
・高村光太郎『智恵子抄』
・三浦綾子『道ありき』『氷点』『泥流地帯』『塩狩峠』
・倉田百三『出家とその弟子』
・ドストエフスキー『白痴』『カラマーゾフの兄弟』『罪と罰』
・ロレンス『チャタレイ夫人の恋人』
・トーマス・マン『トニオ・クレーゲル』
・ミラン・クンデラ『存在の耐えられない軽さ』
・宮沢賢治『銀河鉄道の夜』
・ゲーテ『若きウェルテルの悩み』
・サンテグジュペリ『星の王子さま』
などなど。

☆好きな映画

『初恋の来た道』『ポンヌフの恋人』『ローマの休日』『アメリ』『父と暮らせば』『ノッティングヒルの恋人』『ライフイズビューティフル』『ベティーブルー』『存在の耐えられない軽さ』『嵐が丘』『LOVERS』『汚れた血』『イングリッシュペイシェント』『エトワール』『風と共に去りぬ』など

☆好きな音楽

・グレン・グールドの弾くバッハ(特に『ゴールドベルク』)
・マドレデウス

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