2008・01
<< 12 1/2/3/4/5/6/7/8/9/10/11/12/13/14/15/16/17/18/19/20/21/22/23/24/25/26/27/28/29/30/31/ 02 >>
--/--/-- (--) スポンサーサイト
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

2008/01/29 (Tue) ホセとの対話

2008_0104days0173.jpg
これは蝋梅(ろうばい)
…といっても梅の種類ではありません。
まるで蝋細工のような透きとおる花びらが光を透かします。
甘く、いい香り。


2008_0128days0041.jpg
庭の椿。
今年はこんなに寒いのに例年より早く花が咲き、今なお次々開きます。


2008_0128days0086.jpg

これがホセくん。ジャズ祭の打ち上げで。
こう見えても、まだ30を少し越えたばかり。



●ホセの言葉


「今、この瞬間を生きる」ということ。
それが最も大切なこと。
人間は、過去でも、未来でもなく、ただこの瞬間の中にだけ生きているのだから。
それがわかった瞬間から、生きているということが輝きを放つ。

ただ、深く静かに、一度ずつの呼吸を味わう。
呼吸しているということ、それがまさに生きているということ。
だから、一度ずつの呼吸を、大事にしないといけないんだ。

頭で「考えること」は、疑問を生み出す。
「なぜ?」「なぜ?」「なぜ?」
・・・問いは尽きることなく生まれ続け、心を苦しめる。
一方、心で「感じること」は、疑問を生まない。
太陽の光、月光、風の音、波の音、音楽や花の美しさを、「考える」のではなく「感じる」。
ただ、心を開いてこの瞬間を受け入れて味わうだけ。
それが満足感を生み、心の平安を生む。

フラメンコの音楽は、ありとあらゆる感情を内包している。
怒りも、哀しみも、喜びも…。
それらを、考えるのではなく、心を開いて受け入れて深く感じればいい。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
これはすべて、フラメンコの歌い手、ホセ・ガルベスが私に語ったこと。
私は別に、ホセと何かスピリチュアルな話をしようと思って彼の横にいたわけではなかったから、とても驚きました。
そして(こんなこと言ったら図々しいかな?スミマセン)、普段はたわいもない冗談を言って笑っているホセもきっと、誰にでもこんな話をするわけではないと思います。
不思議なことに、なぜそんな話をすることになったのか、きっかけはまったく思い出せないのです。

ただ、「ジャズ祭」の楽屋の外の広いロビー、壁一面ガラス張りの窓の外から、午後の光が静かに差し込む中に、ホセがぽつんと一人で坐っていたので、「Hola!」と話しかけ、横に坐っただけなのです。
でも不思議なことに、ホセがこの話をはじめた瞬間に、私のスペイン語のヒアリング能力が一気にアップしたのです。
…と言うよりも、スペイン語と日本語、というものをすっかり越えてしまって、言葉が直接心に響いてくるような、そんな感じ。
ホセが何をいっているのか、すごくよく分かる気がしました。

私も、なぜか思っていることがいつもよりずっとスムーズにスペイン語になります。
翻訳こんにゃく(「ドラえもん」に出てくるアイテム)でも食べちゃったかなぁ!?
「あのね、私は花の写真を撮ることが好きなんだけれど、花をじーっと見つめているとね…小さな花の中に、まるで宇宙のような広い世界が見えてくる気がするの。」
と言うと、
肩をすくめて、
「もちろん!」
だって!
ホセは、
「そうに決まっているじゃないか。当然だろ。何を今さらそんな当たり前のことをいっているのさ。」
…という顔をして肩をすくめます。

ホセと、普段心の中で思っていたり感じていたりするけれどなかなか人とは話す機会の無いような大事なことを、短い時間のあいだに、なぜだかスラスラと話すことができました。

まるで、同じ星から地球にやってきた同郷宇宙人仲間に偶然出会ったような、そんな不思議な嬉しい感覚。
日本語の話せる日本人同士でも、なかなかこんな話ってできないなぁ・・・。
うん、こういうことをまっすぐ話せる人って、少しいるけれど、そう多くない。

ホセはジャズ祭の翌日、帰ってしまいましたが、打ち上げから帰るときに、
「ホセ、また小さな花の話をしようね!」
と言うと、ニッコリと笑って、hug&ほっぺにchuをしてくれました。
強いスペインの香水の匂い。ヘレスのフラメンコファミリーに生まれ、フラメンコの道をひたすら歩んできた人間独特の匂いがしました。

そして実は、同じ職場のイギリス人、ポッターくん(私のカメラの先生でもあります)も同じ星からやってきた同郷宇宙人仲間(?)です。
ポッターくんと話していると、ほとんど英語で話していることを忘れます。
(私は英語もスペイン語も片言程度しか話せないのに、なぜかお互いに言っていることが通じてしまうのです。)
スペイン人のホセは、フラメンコの歌い手、という芸術家。
イギリス人のポッターくんも、花を見つめ、美しい写真を撮る人。
私の好きなフラメンコの道を生きてきたホセ、そして私の好きな花の写真についての先輩であるポッターくん。
彼らは、それぞれの道を究めてゆく過程の中で、私が発見しつつある真実に、私より先に辿り着いているような…。
そして、彼らの話す真実…宇宙を流れる原則のようなものが、私の心にすっぽりと入り込むのは、それらが「私にとって」すごく大事なことで、必要なことで、本当のことだから。

翌日職場でポッターくんに、
「昨日ね、不思議なことがあって…。
ホセというフラメンコの歌い手とこんな素敵な話をしたの。」
と話しました。
ポッターくんもまた、さもありなん、といった様子でうなずいています。
ポッターくんは言いました。

「ミラクルはね、とまることなく、雨のように毎日毎秒、降りそそいでいるんだ。
でも、みんな心を閉ざして、ミラクルという雨から自分をブロックするために傘をさしてバリアーを張ってしまうから、ミラクルを受けとめられずにいる。
でも、もし心を開いたら…、いつも、素晴らしいミラクルに出会うことができるんだよ。
Marは、心を開いていたから、彼に『宇宙の真実を話そう』という気を起こさせたのだし、
彼との会話を、心で受けとめることができたんだよ。
そして、彼が話したことは、本当はすべての人が分かっているはずのことなんだ。
だって、それは真実なんだから・・・。」


私はしょっちゅう、ポッターくんの撮る写真の美しさに感動しながら、
「彼には、世界がこんなにも美しく見えているのだなぁ」
と感じます。

ミラクル…。
かぁ。
ふとした瞬間に、隣にいた人が、急に「預言者」に変身し、神からのお告げのように(?笑)大事なことを告げてくれる。

その時は、外国語という壁が取り払われる。
そんな瞬間は、確かにミラクルかもしれないなぁ。
…でも次の瞬間にはもう、普通の人に戻って、たわいもない現実的なことを言っていたり、急に会話が片言に戻って、相手の言うことが半分もわからなくなっていたりね(笑)。

ホセが私に教えてくれたこと、一人だけの胸にしまっておくのはもったいないので、みなさんにもお伝えしました。
どうぞ、傘をささずにいてくださいね。

みなさんも、絶え間なく降りそそぎ続けているミラクルを、頭で考えず心で感じ受け入れ、今この瞬間生きていることの輝きを、深い呼吸と共に静かに味わってくれますように。


*前の記事にコメント下さったみなさん、本当にありがとうございます!
ゆっくりお返事書きたいので、明日まで少々お待ち下さい♪
今日も練習に行って来ま~すヽ( ´ ▽ ` )ノ ♪

スポンサーサイト

2008/01/29 (Tue) JAZZ祭 '08

2008_0104days0207.jpg
不思議なあわいあわい色のグラデーション。
これはなぁに?
近所の家の門の外の小さな鉢のなかで。

2008_0104days0128.jpg

夕方の空もまた、美しいグラデーション。

2008_0104days0190.jpg
赤と白のストライプがかわいい花。

★お茶の水JAZZ祭 '08

さて、2008年1月27日(日)、お茶の水にある明治大学内のアカデミーホールでおこなわれたJAZZ祭で、我らがフラメンコ舞踊団も音につつまれて踊らせて頂いてきました。
1200ある客席が満員御礼!!
一流のプロのジャズマンたちのいい音楽が調和し、ぶつかり、響きあい火花を散らし合う、最高に楽しい夜でした!
今もその余韻で、ビル・エヴァンスのCD聞きながらこれを書いています。

私たちとジャズの出逢いは、昨年9月末におこなったフラメンコ公演「愛と犠牲」で、宇崎竜童さんのご紹介で、サックスの近藤さんはじめジャズの方たちと共演させていただいたことからつながっています。
今回は宇崎竜童さんのプロデュースのジャズのまさに「祭」です。

●第一部 大隅トリオ
大隅寿男(ドラム)・百々徹(ピアノ)・安力川大樹(ベース)
安富祖貴子(ボーカル)
竹内直(テノール・サックス)

●第二部 阿木耀子・宇崎竜童トークショー

●第三部 近藤和彦ビッグバンドwith 鍵田真由美・佐藤浩希フラメンコ舞踊団

近藤和彦、萓生昌樹(アルトサックス)
小池修、三木俊雄(テナーサックス)
宮地大路(バリサックス)
エリックミヤシロ、奥村晶、佐久間勲、高瀬龍一(トランペット)
中川英二郎、片岡雄三、パット・ハララン、山城純子(トロンボーン)
秋田慎治(ピアノ)
納浩一(ベース)
大坂昌彦(ドラム)

鍵田真由美・佐藤浩希(フラメンコ舞踊)
大儀見元(パーカッション)
ホセ・ガルベス(カンテ)
斎藤誠、大島紳之(ギター)
鍵田・佐藤フラメンコ舞踊団一同(12名)

スペシャルゲスト(?)としてアンコールの時に客席にいたピアニストの小曽根真さんが飛び入り参加しました!
ときどきラジオで彼の「オズ ミーツ ジャズ」という番組を聞いていた私…。嬉しかったです!

…とまぁ、このような催しで、17時半に開演し、終演は予定を大幅に上回って21時!
ジャズの方たちは、その道の人たちにとってはよだれが出るほど豪華なすごいメンバー揃いだそうです。
このような催しに参加させてもらえてすごく嬉しかったし、新鮮なときめきを覚えました。

私たちの出番まではかなり時間があったので、準備して、練習しても、まだゆとりがある。私たちの楽屋はモニターがなかったので(音すら聞こえない……涙。)3部になっていったん舞台そでに上がりましたが、まだまだ時間がありそう。
ということでマジメな仲間たちは、
「もう一度練習してくるー!!」
と楽屋に戻ってしまいました。
でも私は一人で舞台そでに残って、ジャズのビッグバンドの演奏をたっぷりと間近で楽しませてもらいました。もしかしたら客席よりも特等席!?
(一緒に練習に戻らずに協調性がない!?…でも、こんなに栄養を吸収できるすごい機会を逃すの、もったいないですよね。その時その時に一番大事なことを自分で選びたいと思います。)

そででビッグバンドの演奏や宇崎さんのジャズの歌を聴いていると…。
あれ?
あれれ・・・・・????
か、身体が勝手に動く~~~~~~!!
舞台そでの狭い空間で音に身体を揺すぶられて、音のシャワーをたっぷり浴びて、心の中まですっかりジャズ色に染まりました。
その良い状態で、緊張感とテンションの高さを持って舞台に上がってゆくことができました。

本番は流星のように一瞬でした。
私たちの踊った時間は五分にも満たなかったかも…。
でも、あれほどのビッグバンドの音の中で、音につつまれて踊ることのできた、すごくゴージャスな一瞬でもありました。
私の身体は、音をちゃんと汲みとり、楽器のように音を奏でることができたのかなぁ…。まだまだ未熟者ですが、でも、それを目指し、そしてその「つもり」(!?)ですっかり良い気分で踊れたことだけは確かです。
そして、手前味噌にはなりますが、やはり私の師二人のすばらしさを感じましたよ。
真由美先生の身体は、ジャズの音に反応して、まるで水を得た魚のように驚くほど自由自在に動いて動いて動きまくる。柔軟で生命力にあふれ、人の心の奥深くに「何か」を強く伝える力がある。
ヒロ君先生は正確で活きた足音やパルマがパーカッションとしての役目を果たし、ジャズの楽器のひとつとなって響きあって、生きて踊ることの喜びを身体からあふれさせる。
サックスの近藤さんが、打ち上げで、
「普段自分たちは、演奏していて音を『感じる』ことはできても、目に『見る』ことはできません。
でも、今日のフラメンコとの共演によって、自分たちの演奏する音楽を、まさに目の前に『見る』ことができた。
鍵田さん、佐藤さんは、『音楽』を踊りによって『目に見えるもの』にしてくれた。」
と、おっしゃってくれました。
なんだかそれが、すごく嬉しかった。
ずば抜けた音楽的センスで、まさに音楽とぴったりになるように私たちの振り付けをしてくれたヒロ君先生はやっぱりスゴイ。

このような機会を与えてくださった阿木さん、宇崎さんも、大満足のご様子でした。
この舞台をきっかけに、また何かに繋がっていきそうな…。
これで終わりでは無さそうな。
楽しい予感がしています。

見に来て下さった方も、すごく喜んでくれて、嬉しいかぎりです。
一列目、二列目、三列目ぐらいまでかなぁ…、知っている顔がずらりと並んで(笑)ニコニコと笑顔で手を振ってくださっている!!嬉しかったなぁ。
2階席の後ろの後ろまで、お客さんがびっしり、拍手してくださっているのが見えました。
ありがとうございました。
チケットが満席で手に入らなかった方も多かったとか…ごめんなさい。
次は早めにお知らせしますので、みなさんどうぞ来てくださいね♪

(記事の内容には関係ないけれど…。
お隣さんの明治大学、バンカラなイメージだったけど、建物がすごく新しくてきれいで驚きました!!都心の大学はバブルがはじけ少子高齢化の進むここ最近になって、バブル時代なみに改装や新しい建物の建築ラッシュになっているような感があります。いったいどうして?法政大学のボアソナードタワーなども含め、一体どこからお金が出ているのかしら…?もしかすると六大学レベルになると、少子化も関係なく学生が集まり、ちゃんと潤っているのか…。などど、よけいなことも考えたり。大学は大学らしくあって欲しい、バブリーな建物を建てるのは私は賛成ではありません。バベルの塔になっちゃうよ。)


2008/01/26 (Sat) バラ&JAZZ&賢治

2008_0104days0192.jpg
冬のバラ
冷たい風の中で、やわらかく咲いていました。

2008_0104days0191.jpg
つぼみがついている・・・
ということは、この寒さの中でさらに咲こうとしているのですね。
えらいなぁ。


2008_0104days0225.jpg
夕日をあびて。

や、や、やっとパソコンの前にすわれた~~~~~~!
\(≧▽≦)丿♪ばんざ~い・・・・。
この嬉しさ。
ふふふ・・・。思わず笑顔になる。

こんなこと(?)で、喜びを感じるだなんて、かつては考えたこともなかった。
忙しいときも忙しいなりに、ブログを書く時間(・・・それは自分の心を見つめる時間でもあります。)を持ててきたから。
自分の時間を持つことのできる喜びを、今しみじみと感じています。

と言っても、リミットは1時間!
ううう~~~。
書きたいことがありすぎて、むしろ言葉が出てこない。
今日も、朝から洗濯して干して、掃除、食器を洗ってから夕食の準備までしました。
このあと、しばらくしたら準備して、今日も元気にスタジオに向かいます。

★ジャズ祭

いよいよ明日はジャズ祭の本番です!!
朝日新聞の夕刊でこの公演のことが取り上げられ、チケットはすっかり完売だそうです。
ありがたいことです・・・。

昨日はビッグバンドと一緒のリハをおこないました。
サックス隊、トロンボーン隊、トランペット隊、ピアノにベースにドラムに・・・大人数、まさにビッグバンド!
フラメンコチームはスペシャルな歌い手、ギタリスト2人、そしてパーカッショニストの我らが大儀見元さん!
音、音、音の洪水。
間近で聞く迫力に、身体がビリビリふるえます。
管楽器のあの金色にピカピカ光るラッパの中から、色んな色の星のような光の粒が、はじけながら、きらめきながら連なって飛び出してきます!
リハーサル室はアッという間に色んな色の輝く星で埋めつくされてしまいましたよ。
緊張感もさることながら、もう、嬉しくて楽しくて身体が勝手にリズムをとる。
ああ、これはもう、踊らないわけにいかな~い♪

その後、昨夜はスタジオに戻っての私たちだけでのリハ。
すごく、ピンと張りきった弦のような厳しい空気でのリハとなりました。(いい意味で。)
レッスンの最後に、ヒロ君先生から今回踊るにあたっての大切なアドヴァイスがありました。本当に大切なことを伝えてくれて。とても胸に、痛く深く響いたし、さまざまに考えさせられました。
その内容はもう少し、自分の中でかみしめて考えて見ようと思います。

今日はさらに、かなり張りつめた真剣勝負のレッスンになると思います。
あれだけの素晴らしいプロのミュージシャンとの共演が、「素人が頑張って踊ってます!」的な稚拙なもので終わっては情けない。
私たちの身体が、どこまであの音に応えることができるのか・・・。
もう一度、足の音、手の動き、一つずつ丁寧に見つめ直して時間はもう残りわずかだけれど頑張ろうと思います。

来てくださるみなさんありがとう!
楽しんでいただけますように・・・。


★宮沢賢治

前の記事に書いたとおり、先日、縁あって宮沢賢治の作品を題材にした新作能「ひかりの素足」を見せて頂きました。
その感想を書きたい、書きたい、と思いつつ・・・。
まずは原作『光の素足』を読みました。
なんてなんて美しく、私の心に染み渡り、輝く作品なのでしょう。
そして、「それでは足りない」と、今、持っていた宮沢賢治関係の本をかき集め、順番に読んでいます。
それにしても、驚いたことに宮沢賢治について書かれた本、まだ読んでいないものをけっこう(10冊くらい)持っていました。読まないでおいてあったものの多いことにあきれています。
でも、それらの本は、本棚で静かに、私が宮沢賢治を読むための必然の時が満ちるのを待っていてくれたのかもしれませんね。
早速一冊目、
『宮沢賢治 愛の宇宙』(牧野立雄 著 小学館ライブラリー)
を読みました。
すると驚いたことに、昨年の夏から私がずっとずっと20冊以上読み続けてきた臨床心理学者の河合隼雄先生へのインタビューや、河合先生とのシンポジウムの記録などが収録されているではないですか!!
まったく予期しないところで、河合先生の賢治観を読めるなんて・・・!!!
河合先生だったら、宮沢賢治作品をどう読むだろうと、まさに考えていたときだったので、もう、大感激!
この偶然に驚きました。
「主の山に備えあり」!?でしょうか・・・。
こういうとき、世界にはミラクルがあるな~、と嬉しい気持ちで思ったりします。
この嬉しい偶然に力を得て、「私は潜在的に、長く長く『宮沢賢治』を読み、学ぶ日を待っていたのだ~!」などと、今感じています。
宮沢賢治熱が私の中で高まっています。
(そう言えば、このブログの、記念すべき第2回目の日記に、宮沢賢治の言葉を引用したのでした。)
これからどんどん宮沢賢治、そして賢治関連の本、読んでいこうと思っています。


2008/01/17 (Thu) 光の素足

2008_0104days0183.jpg

不思議なことに、この花の中央に、ポッと光が当たっていました。
花が内側から光っているように見えませんか?

2008_0104days0182.jpg

やわらかくかわいい真冬の菊。
畑の片隅で忘れられたかのように静かに咲いていました。

2008_0104days0181.jpg

秋の名残・・・?

2008_0104days0180.jpg

花の少ない季節には、こんな小さな花も心をなごませてくれます。

今日はこれから、レッスンをお休みして(みんな、ごめん!)、
宮沢賢治の小説『ひかりの素足』をモチーフにした、
その名も「光の素足」という能舞台を見てきます。

これを見るに至った理由は、また嬉しい新たな御縁です。
先日、「松風」という能舞台を見に行った感想をこのブログに書いたところ、
http://lunasolmilcoco.blog68.fc2.com/blog-entry-205.html
この拙い感想をご覧になった主催者側の関係者の方が、
私の感想を能の機関誌に載せてくださることになったのです。
能舞台出演者の方に私の感想を読んで頂くことがあろうとは、
夢にも思わずに好き放題書いたので、
恥ずかしいような困ったような気持ちもありました。
生意気で能のことなど何も分かっていないド素人の私の感想文…。
でも、こんな機会はなかなかあるものではないですよね!
声をかけて下さったことに感謝しつつお引き受けしました。

それにしてもインターネットの検索機能って、本当にスゴイですね。
そういえば私も、私自身の出演した舞台の感想などを検索して、
書かれたものを色々拝見したことがありました。
それが御縁で知り合いになれた方もいたり、嬉しいつながりもあったり。
読まれる側はきっと想像していないですよね、出演者も読んでいること…。
驚きますよね。(笑)

さて、その能の感想の原稿のことにまつわるやり取りの際に、
同じシテの方(鈴木啓吾さん)の出演されるこの「光の素足」の舞台に
お誘い頂きました。
それがたまたま、会場は私の母校!!
そして、宮沢賢治は大学時代ゼミでも良く仲間と友に読んだ、
敬愛してやまない作家です。
大好きな宮沢賢治の持つ美しい世界観が、美しい幽玄の美を表現する能と
どんな化学反応を起こしているのか…とても楽しみです。
また、帰ってきたら感想を書こうと思います!

それにしても。
窓の外は強風!!
ビュービュー音が聞こえて、木が大きく揺れています。
今朝は、初雪もうっすら降りましたね。
外はすごく寒そう…。
風邪引かないように厚着して、温かくして出かけます。
みなさんも、どうぞお身体に気をつけてお過ごし下さいね。


2008/01/14 (Mon) フラメンコ

2008_0104days0203.jpg

真冬に気高く咲く水仙の花。
すっきりと、いさぎよく。


2008_0104days0132.jpg

沈みゆく夕日が、水面にキラキラと映ります。
冬の夕空のグラデーションは、美しいですね。

2008年が始まってからアッという間に時間が過ぎ、もう一月の半ば。
本当は、昨年末に落ち着いて、
「一年間の総括(?)」をしておきたいと思っていたけれど、そんなことできないままにあわただしく時間は過ぎてしまいました。
そして、今さらなようだけれど、やっぱり、忘れないうちに、「私の2007年」を振り返っておきたい、と思います。
他ならぬ、私のために・・・。

といっても、幅広くなりすぎるので、まずは、フラメンコのことだけ。

★昨年は、こんな舞台で踊りました…。

昨年の「フラメンコ曽根崎心中」は、四つの地方公演を行いました。
*三月に堺。
*五月に熊本の国の重要文化財に指定されている芝居小屋「八千代座」。(テレビ番組「ソロモン流」でも取り上げられました。)
*七月は、福井で大規模な公演、そして、嬉しい二度目の公演をさせてもらった水戸。
どこでも温かい拍手と、嬉しい一期一会の出逢いがあり、お客さんからたくさんの感動をもらいました。

三月には、発表会と、ノーベンバーでのライブもあったなぁ・・・。どちらも、その時の私なりの精一杯の「ソレア」を踊ることができたように思っています。
七月は他にも、東京西部で芸術鑑賞会で踊ったり、横須賀のステージでも踊らせて頂きました(その直前に情けないことに体調を崩し、点滴を打ったりして、やっと踊ったのでした。)
十一月にも、芸術鑑賞会のため、ミニ旅行、日帰りで宮城県まで行きました。
そして、何といっても心に残っているのは、九月末の新作「愛と犠牲」の上演。
私にとって、とても特別な、…作品の持つ神秘的な静謐さと、手をつないだ仲間たちとの絆が心に残る公演となりました。

★今年はこんな風に踊り始めます。

さて、今年の舞台の予定。(今の時点でハッキリ決まっているもの)

*1月27日(土)「ジャズ祭」
ジャズフェスティバルで、ジャズとのコラボレーション。
両先生と、舞踊団の仲間と。
詳しくはこちら→http://www.risingdragon.jp/new/0127jazz/20080127-jazz-2.htm

*3月1日(土)「発表会」
芝公園メルパルクホールでスタジオ恒例、年に一度の発表会。
開演時間は夕方17時(くらい)。チケットは3000円(全自由席)です。
(みなさん、ぜひぜひ見にいらして下さいね!私はソロでも群舞でも踊ります。)

*5月10日「五月の祭典」
現代舞踊協会「五月の祭典」にスタジオの仲間と群舞で参加。

という予定になっています。
お時間のご都合がつけば、どうぞ見にいらして下さいね。

★おまけ

おとといは、スタジオの新年会。
40人も集まり、みんなの笑顔の中に座っている幸福を思いました。
いつも舞踊団のメンバーと食事をする機会は多いけれど、この日はミセスクラスの皆さんや、入門クラスの人たちなど、普段私がなかなかお会いする機会の無い人たちも集まって、にぎやかに楽しく時間は過ぎてゆきました。

特にカルメンさんとは、念願かなってやっとゆっくりお話できました!
うれしかったなぁ・・・・・。
(まだまだ話し足りないのですが・・・)
明るくて華やかで、品があるのに気さくで、存在感と温かさ、謙虚さを感じさせてくださるカルメンさん。そのお話はどれも経験の豊富さに驚かされるようなことばかり、フラメンコについても私の知らないさまざまなことを伺え、また含蓄に飛んで面白く。
そして目の前にはめめ★さん。
明るい笑顔とあふれ出るようなフラメンカな雰囲気で、パッとその場に赤いバラが咲いたよう。隣に坐った舞踊団のJJと、何だか姉妹のようだなぁと、気付きましたよ。
いつもブログを通じて楽しいお話を拝見するのを楽しみにしているけれど、実際にはなかなかお目にかかれないので、やっぱりうれしかった~!!
AZと同じ会社に勤めているKさんは、
「万年入門で頑張っています。」
と、にっこり爽やかに語る傍ら、歌舞伎鑑賞や、海外旅行などの幅広く深い趣味の話を聞かせてくれました。旅先で撮ったというアフリカか中近東、砂漠におおわれた街の、ターバンを巻いた男性たちの姿を映した素晴らしい写真に、思わず、
「どんなカメラ使っているんですか!?すごくきれい!!」
と、質問。もっともっと、色々うかがいたかったなぁ…。
Nさんのおめでたの嬉しいニュース、スタジオ内婚約の報告あり(ビックリ!?)、にぎやかで、なごやかで、良い時間でした。

真由美先生の白いつるんとしたお顔を囲んで、みんなの笑い声が響いてくる。
ヒロ君先生と、
「楽しい、良い空気が流れているよね…。うれしいね。」
と、ニッコリしあいました。

酔っぱらった346が、いつも以上に熱さ全開で、
「もっと…もっともっと、ガンガン踊ってくださいよ~!!!!
踊るべきですよ!!!!
遠慮せず、スタジオでももっとみんなに色々アドヴァイス言って下さい。
踊りを見せてやってください!
もっと図々しく、ウザく居てください!
コンクールもまた出てくださいよ~!!!
Marさんにしか、踊れない踊りがあるんですから…。
おれは、それをもっと見たいです!!」
と、絡んで(!?)来たけれど、そういう風に言ってくれる仲間がいることが、とっても嬉しかったです。

今年も、こういうあったかいメンバーの集うスタジオで、大好きな先生たちと一緒に、そして、良き友であり最高の仲間であり切磋琢磨しあう刺激材でもある舞踊団の仲間と、たくさん踊っていきたいなぁ。
踊ることは、最終的には孤独な戦い。
自分の内面との苦しくも逃れられない対峙ではあるけれど、その厳しい挑戦をおこなっていく成長の場が、スタジオという温かい空気の中に設けられていること。
そのことに感謝して、今年もたゆまず精進、精進。
楽しく苦しく、真剣に、踊っていきたいと思います。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
↓の「消えた時間」の記事にコメント下さったみなさん、本当にありがとうございます!
すごく励まされ、本当に嬉しかったです。

でもやっぱり「消えた時間」です。(涙)
時間が足りな~い・……今からスタジオに行って来ます!
明日にはお返事書かせて頂きますので、少々お待ち下さいね。


2008/01/12 (Sat) 消えた時間

2008_0104days0156.jpg
姫リンゴ。
春にはあんなにかわいい白い花とピンクのつぼみを華やかにつけていたのに、
(姫リンゴの花の写真はこちら。)
http://lunasolmilcoco.blog68.fc2.com/blog-entry-111.html
今は、葉の落ちた枝にこの実ひとつだけ。

2008_0104days0163.jpg
こちらはにぎやかに明るく。l
この木の名は万両。
赤い実がかわいい。

2008_0104days0167.jpg
これは日本古来からの植物、南天。
難を転じる…ということで好まれるとか。



2008_0104days0170.jpg
これも南天。


2008_0104days0196.jpg
これまた南天。
私のデジカメは、「赤」という色を写すのが苦手らしい。
光ってしまったけれど、あまりにたくさんでかわいいので載せます。


2008_0104days0198.jpg
これもまた南天。
明るい植物を写すときは背景を暗く…
というアドバイスをもらったので、意識してみました。


最近、「私だけの心の時間」は、一体どこへ消えてしまったのだろう…と思います。
一日は24時間。
それは変わりないはずなのに、前はできたけれど今はできないことがあります。

「私だけの心の時間」とは…。
こうしてパソコンの前に落ち着いて坐って、花の写真を選び、ブログを書く時間。
眠くなるまでゆっくり本を読む時間。
そんな、ささやかだけれど、私の心に欠かせない時間を持つことが、なかなかにムズカシイ日々です。

仕事や踊りは今までと変わらない。
でも、「生活する」ということが、私の日々に登場し、アッという間に私の時間を占有してしまいました。
自分だけで、洗濯、料理、買い物、掃除………。
こう書けば簡単なことのようだけれど。そう、そして、大げさではない、当たり前のこと、のはずなのだけれど。
それぞれひとつずつ、実際やるためには、それにまつわる数え切れないほどたくさんの、やるべきことがあることを知りました。
そして、まだ私の中でうまく歯車がかみ合っていないような…。

買い物の荷物は重いですね。牛乳に野菜ジュース、ジャガイモにお米・・・。
買い物して帰ると、ビニール袋やパッケージやタグ、冷蔵庫に冷凍庫に、棚にしまって…。荷物を片づけるまでにまた一苦労ありますね。
生活すればゴミも出る。私、超マジメに分類します。
ホコリって、一体どこからあんなにあらわれるの?前の日の夜クイックルワイパーしてから眠ったのに、朝になるともうテーブルの下や部屋の隅にホコリがある。最近、家の中にいるときはクイックルワイパーが手放せません。髪の毛一本落ちていても気になる今日この頃…。私こんなに神経質だったかな?
昨日は、朝からカレーを作り、掛け布団、敷きふとんを干し、シーツやタオルケットや枕カバーを洗濯し、えっちらおっちら干して…そんなことしている間にアッという間に時間が過ぎていきます。

それらは楽しいし、苦ではないけれど…。
…これらをメインで担当せずにここまできてしまったことの方が間違ったことなのだけれど…。
でも、私にとっては、まだ時間のかかること。
そして、その中でなかなか「私だけの心の時間」をうまく捻出できずにいます。
職場へゆく運転中の車の中でも、前は、窓の外の季節が移り変わりゆくことに心を向けていたけれど、今は、
「今日はクリーニングを受けとって、…それから、あ、キャベツは絶対に買わなくちゃ。牛乳も無いな…。洗濯物早く帰って取り込まなくちゃ~~~!で、急いでレッスンに出発だぁ。」
などと思っている自分に気付きます。
まだ、その新参者「生活すること」とのつきあいがうまくいっていないのかもしれません。

「何もやらなくて良いよ。」
と、優しく言われるけれど、でも、私が自ら進んで、やりたくてやっていること。
決して、被害者意識は持ちたくないし、自己犠牲、という風にも思いたくない。(自己犠牲こそ美しい生き方だ、なんて、理想論としては思っていても。)不平不満で自分をいっぱいにしたり、義務感に押しつぶされそうになったりもしたくない。
笑いながら、鼻歌を歌いながら、気軽にこなしたい。
私がやらなければ、生活は成り立たないですものね。
空は、毎日夜中まで仕事、土日も仕事。家では短時間、倒れたように眠るだけ。私よりもっともっとずっと大変な毎日を過ごしていて、自分の時間などまったく持てずにいるのですから…。(それでも、休みの日は、私が起きる前に食器は洗ってあるし、洗濯物はたたんであるので驚きます。)
私は今の、自分で選んだこの生活を丁寧に生き、日常のさまざまなことを(面倒くさいことも含め)じっくり味わい、楽しみ、早く(いい意味で)慣れていきたいと思います。
だって、みんなやっていること、やってきたこと…。
私が好き勝手に自分だけの時間を謳歌して踊り続けて来た日々、この負担を家族が(特に母が)代わりに担ってくれていたことに、あらためて心から感謝の気持ちを持ちました。(あ、まったく家事をしなかったわけではなく…「お手伝い」の範囲で免除してもらってきた、ということです。念のため。笑)
みんなが当たり前のようにこなしていること、私にもできないはずがない、ですよね!?

…とはいえ、子供のいる人は、さらに大変だろうなぁと想像します。
私は、子供を持つなら、子供にそそぐ時間と愛情を考えると、よほど大きいものを引き替えにしなければならないだろうと思います。責任も大きいし、相当な覚悟がいりますね。
でも、みんな…、たくさんの人たちが、自分だけの自由な時間を、何かと交換しながら、頑張って生きているんですよね。
母も、
「何かを手に入れるときは、何かを手放さないと無理よ。選択しないと…。」
と言います。母自身、そうして仕事をしながら私たち子供を育てるための時間を、無我夢中で作ってきてくれたのでしょう。

誰しも、自分の時間を、いったい何と交換したのか、検証することは必要でしょう。
でもきっと、これまでには無かったような大きな幸福も、その中にあるはず。
それは、「自分のため」、ではなく、「誰かのため」に生きる時間。
誰かの幸福のために自分をおしみなくそそぐことは、涙ぐみたくなるほど幸福なことだと、頭でも、心でも、よく分かっているつもりだけれど。
…でも、やっぱり欲しいなぁ、「私だけの心の時間」。


…今朝は、雨降り。
洗濯機をまわし(雨なので部屋干し用洗剤です。)、簡単な朝ご飯を一人で作り、一人で食べ、食器を洗い、洗濯物を室内に干し、掃除機をかけ、ゴミをまとめ…。
そうして今、やっと、パソコンの前に坐る時間を持てました。
なんだか、とっても嬉しい。
うん、すごく嬉しい!

午後はずっと、フラメンコのレッスンに行きます。
夜はスタジオの新年会。なんと40名の参加予定…!
みなさんとお話しできるの楽しみだなぁ。
本は、家で時間を持てなくても、移動中の電車の中で読める。
でも、もっとブログ書きたいよぉ。
もっともっと、自分の24時間との付き合い方、上手になっていきたいなぁと思います。

とりとめのない文章になってしまいました。
来週は、仕事にゆとりがあるので、撮りためた写真、たくさんアップしたいと思っています!!


2008/01/07 (Mon) かわいいベイビー
2008_0104days0093.jpg
ぼく、パパのおひざだいすき~。

2008_0104days0100.jpg
パパは背が高いなぁ・・・・。
ぼくもこのくらい大きくなれるかな。

2008_0104days0104.jpg
ぼく・・・もう・・・立てちゃうかも・・・!!!

2008_0104days0238.jpg
ママ、見て見て~、ひとりでおすわりできるよ♪

2008_0104days0259.jpg
おみそしる、もっと、もっと、のみたいよ~~~~。


かわいいヒロ君がお正月、我が家に遊びに来てくれました。
私にとっては世界にたった一人のおいっ子、一歳半の男の子です。

最近は体調も良くて、元気です!!
(ご心配いただいたみなさん、ありがとうございます。)
ヒロ君が元気だと、ヒロ君のママも幸せで元気。
去年はヒロ君の身体のことを心配してよくポロポロ涙をこぼしていましたが、我が妹も、日に日に成長するかわいいヒロ君と共に、強く優しいママへと成長しています。
本当に、一生懸命に、そして愛を持って子育てしているなぁと、尊敬します。

ヒロ君、ちょっと会わない間に、できることがたくさん増えていました。
寝返りは、右側も左側もかなり自由に、コロコロと転がることができます。
一人で坐っていられる時間もずいぶん長くなりました。
食べ物に手を伸ばし、食べる意欲を見せてくれます。
ふわふわの赤ちゃんおせんべいはもう、一人で食べることができます。
大きな声で、まるでお話ししているみたい!
おもちゃを手に持って「あ~!!」って嬉しそう!

一つひとつの仕草が、かわいらしく愛らしく、みんなを幸せにしてくれます。
今年も、元気にゆっく~りおおきくなってね、ヒロ君!



2008/01/06 (Sun) 私の花

2008_0104days0213.jpg
冷たい空気をものともせずに、もう菜の花が咲いていました。
犬の散歩をしながら、嬉しい気持ちで撮りました。


2008_0104days0224.jpg
やわらかい黄色と黄緑のグラデーション。
小さな声で「春は、もうすぐそこだよ。」と告げています。


みなさん、遅ればせながら、あけましておめでとうございます!
今年が、私にとって、あなたにとって、いい年でありますように・・と、心を込めて祈ります。

先日、優しいカルメンさんがご多忙の中、詩集を送って下さいました。
「どうしても読んでいただきたくて・・・。なぜ読んでいただきたいかは、読んでくだされば分かると思います。」
と、チャーミングな笑顔でニッコリされました。
その笑顔に甘えてありがたく頂戴し、感謝しながら、大切に一ページずつ読みました。
そして、これを私に…と想って下さった、そのお気持ちがよく分かるように思いました。

「天の時
満ち満ちて咲く
一輪の花に
教わることの
あり」

「めぐり来る 季節の中で
たった 一輪でもいい
あ、
これは あの人の花だ

思われる人生でありたい」
(詩集『花の降る中に』毛利さより著 より引用)

詩を読むときの幸福は、
「これは私の心そのものだなぁ」
と、感じられる時ではないでしょうか…。
私は、この『花の降る中に』という美しい詩集を読みながら、そんな想いを味わうことができました。

昨年の春、桜が咲いた頃から、
「花の写真を、撮りたくて撮りたくてたまらない!!!!!」
という、自分でも驚くような強い気持ちが心の底からわき上がってきて、それ以来、下手ながらも楽しんで、たくさんの花の写真を撮ってここに載せて来ました。
「好きな季節は…?」
とときどき聞かれますが、そのたびに
「どの季節にも、それぞれに美しさがありますね。」
と答えてきました。
でも、この冬になって、「写真を撮りたい!」という強い気持ちがなかなか持てないような気がしていました。
そして、春を…、特に桜の咲くことを、心待ちにしている自分に気付きました。
やっぱり私、春が好きなんだなぁ………。

冬は、花を咲かせるために幹が、根が、命を蓄える季節。
桜の樹皮を使った染料を作る方のお話によると、花の咲く直前の樹皮が、一番濃く紅い色を宿しているそうです。
あの、淡いピンク色の花を咲かせるための命が、冬の葉を落としきった樹の中にあって、咲く時を待っている。
そう思って、幹を見つめ…これから訪れる小さなつぼみの芽吹きを、そのつぼみのふくらんでゆくことを、そして最初の一輪が咲き、次々に花が開き、満開を迎え、華やかに散る時を、それから赤い萼が残り、その脇から柔らかに新緑の萌えるさまを、楽しみに楽しみに待ちたいと思います。

冬には冬の木の美しさ。
そして、その幹の中には、未だ見ぬ春を宿している。


・・・大げさなことはなくても、穏やかに温かく、そして着実に、日々が過ぎていきます。

今年もまた、たくさんの花を撮っていけたらいいなぁと思っています。
そして、私自身の花…。
日々の生活や仕事、人間関係や、読書や、音楽や美術や、空気や光や水や食べ物からたくさん栄養を吸収していこう。
それから、たくさんたくさん人を「愛する」ことのできるよう、成長したい。
そして、すべてを、踊りを通して、花にして咲かせられたら…。

一歩ずつ、ひとつずつ。
今年もよろしくお願いします!







カレンダー

12 | 2008/01 | 02
- - 1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31 - -

プロフィール

mar(マル)

Author:mar(マル)
☆大切なこと
「真・善・美」な道を求めて日々成長すること。

☆好きな言葉
「世界と人生を愛すること 
苦しい時にも愛すること 
太陽の光を感謝して受け取ること 
苦しみの中でも微笑を忘れないこと」
(ヘルマン・ヘッセの言葉) 

☆好きなこと
・空が好き。
・本(古典・純文学系)が好き。
・きれいな音楽が好き。
・いい映画や、美術、旅行も好き。
・木に咲く花が好き。
・花の写真を撮ることが大好き。
・色々考えることが好き。
・文章を書くことも好き。

☆好きな本
・ヘッセ『デミアン』『春の嵐』
・リルケ『若き詩人への手紙』
・高村光太郎『智恵子抄』
・三浦綾子『道ありき』『氷点』『泥流地帯』『塩狩峠』
・倉田百三『出家とその弟子』
・ドストエフスキー『白痴』『カラマーゾフの兄弟』『罪と罰』
・ロレンス『チャタレイ夫人の恋人』
・トーマス・マン『トニオ・クレーゲル』
・ミラン・クンデラ『存在の耐えられない軽さ』
・宮沢賢治『銀河鉄道の夜』
・ゲーテ『若きウェルテルの悩み』
・サンテグジュペリ『星の王子さま』
などなど。

☆好きな映画

『初恋の来た道』『ポンヌフの恋人』『ローマの休日』『アメリ』『父と暮らせば』『ノッティングヒルの恋人』『ライフイズビューティフル』『ベティーブルー』『存在の耐えられない軽さ』『嵐が丘』『LOVERS』『汚れた血』『イングリッシュペイシェント』『エトワール』『風と共に去りぬ』など

☆好きな音楽

・グレン・グールドの弾くバッハ(特に『ゴールドベルク』)
・マドレデウス

最近の記事

最近のコメント

月別アーカイブ

カテゴリー

フリーエリア

最近のトラックバック

FC2カウンター

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

ブログ内検索



リンク

このブログをリンクに追加する



RSSフィード



上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。