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2008/02/02 (Sat) 夢の話

2008_0128days0032.jpg
これは逆さま写真ではなく、
大きな木の幹のそばに立って枝越しに空を見上げたもの。
暗い冬の空からも光がさしています。



2008_0128days0030.jpg
その木の枝にはカラスが二匹とまっていて、
「寒いねぇ。」「寒いよねぇ。」
と、会話していました。

★夢の話

最近、何だか夢見が悪い。
困ったことに、現実より夢の中のほうが、イヤなことが多いような気がする。
何か、私の心に引っかかっていることがあるのかなぁ。
ハッキリと思い当たらないから、むしろやっかいだ。
ユング派の臨床心理学者・河合隼雄さんの本をこの半年ほど集中して読んできたので、「夢」に対する興味が以前より沸いてきた。
「夢」は、想像以上に豊かな世界であり、深層心理と深くつながっていることを知った。
だから、アッという間にツルツルと流しそうめんのように忘却の彼方へと流れていく「夢」のしっぽを、できるかぎり「はしっ」とつかまえて思い返し、心にとどめて反芻するようにしている。
私の心に、そして心の奥の奥に、何があるのかなぁ・・・と考えながら。

私の場合、夢の舞台はフラメンコ関係の場であることが多い。
そして、実際に現実で感じていたり起きていたりする出来事と、まったく関係がなかったり、すごく悪い形にゆがんでいたりするから不思議だ。

夢①
本番直前なのに、衣装を忘れたことに気付いた!!
もう家まで取りに戻るヒマはない、どうしよう・・・!!!
何とかごまかせないか、いや、無理だ、もう、普段着で踊るしかない・・・!?
ああ、でも、靴もないよ~~~~~!!裸足か?!


衣装を忘れた夢、これはすごくよく見る。
何とかごまかせないか、なんて考えているところがダメダメで、我ながら情けない。

夢②
舞台そでに立っていて、どうしても、最初の振りを思い出せない!!
隣にいる仲間に 「ねぇ、最初の振り、なんだっけ?」 と聞くと、絶対あり得ないような、手をアヒルの口ばしのように口元に持ってきてグワッグワッと突きだすような、ふざけた振りを教えられる。(笑)
「そんな振りのわけないでしょ!!イジワルしないで、本当のことを教えてよ!!」 と、必死で怒りと困惑の中でお願いするのだけれど、笑いながら、 「だから、こうだって~。」 と、アヒルの口ダンスを繰り返す。
・・・で、もうどうしようもないと、怒りと困惑のまま、やけっぱちになって舞台へ出ていくと・・・!
なんと、最初の振りは本当にアヒルの口ダンスだった・・・!!
「ああ・・・ほんとうにこれだったんだ・・・・・。ヒロ君先生の振り付けは、何でもありなんだった~。」
ガックリ・・・。

振りを忘れて困っている夢も少なくない。
さすがにこんなことは、現実ではないはずなのだけれど・・。 

夢③
『曽根崎』の本番前、天満屋のシーンの遊女の衣装を、M軍曹が並べて舞踊団員に配布している。
「私の衣装は・・・?」 と探すけれど、見あたらない。
(他の人とは色が違うのですぐ分かる。)
ふと見ると、スタジオの初級クラスの生徒の○○さん(実在!)が、勝手に私の衣装を着て鼻歌まじりにゴキゲンで嬉しそうにフラフラ~とスタジオを出ていく。
「ちょっとまって!それ、私の衣装だから・・・!!」 慌てて追いかける。
(そこからちょっとさまざまな出来事があり・・・車に乗ったりレストランへ行ったり。)
やっとのことで衣装を取り戻して帰ると、もうみんな、衣装も着てメイクも済んでいる。
「開演まであと10分だよ」と冷たく言われ、みんな私をほったらかして置き去りに、ゾロゾロ舞台そでへ行ってしまう。
私は動揺と焦りの中、必死にメイクをはじめる・・・。
けれど、あと10分で準備できるのだろうか!? むりだ!1時間はかかるもの。
どうしよう。半べそ・・・。焦りで手がふるえる。
 

これは、焦ったなぁ・・・。みんなの冷たさもつらかった。
でも実は、もし実際にこんなことがあったら、必死でさまざまに手助けしてくれるはずの頼もしく温かい仲間たちなのだ。

夢④
バラエティー番組の罰ゲームで見るような、すごい急傾斜になっているすべり台のような野外の舞台で、群舞で踊らなければならず、真由美先生に「みんな、バランス感覚がない!!」と、怒られながら軍隊のような厳しい指導を受けている・・・。
(みんな真剣で、空気は凍りついている。)
けれど、みんなバランスを保てずに、ゴロゴロと転がり落ちてしまう。
(もちろん笑いはない。)
一人、また一人、と脱落してゆく友の気配を、踊りながら戦慄の思いで感じている。
私も、次に回転したら、きっともう危ない・・・・!!

命がけ感が目覚めた後も残っていた。 

夢⑤
ヒロ君先生渾身の新作を上演中、という設定。
白とピンクにキラキラ輝く舞台中央にはミラーボールがパール色の光を放ちながら回っている。
真由美先生とヒロ君先生が、プレスリーのような白くキラキラ輝くつなぎの衣装で、華々しく踊っている(笑)。
(実際の私たちの舞台と比べると、ちょっと安っぽくて俗っぽい。真珠色に輝いたキッチュな世界。マツケンサンバ・真珠バーションみたいな!?)
私は花道の上にうつぶせに横たわってみんなと並んで、親友JJの隣にいる(という場面)。
「次に起きあがってから何をするのか、そういえばまだ知らなかった~。」 と思い、小声でJJに、 「次何やればいいんだっけ?」 と聞くと、 「実は、この場面まだちゃんと決まって無いんだよ。順番に起きあがってテキトーな感じでうまいこと踊って、って言われているだけ。でも、やるしかないから、とりあえず、ヒロ君先生が今やっている振りの感じで踊ろう。今まで、さんざん色々経験してきたんだもん、何とかなるよ。まぁとりあえず適当にごまかせばいいよ。私先に行くね。」 と、パーッと立ち上がって、パールに輝く世界(笑)に行ってしまう。
こっそり横目で見ていると、さすがJJ、すごく上手いことごまかしている。
かなり素敵に踊っている様子。(笑)
「よし、まぁ、あんな感じで、とりあえずハデ目に回転しちゃったりすればいいか・・・。」 と、私も、自分のタイミングを見はからって、舞台上へ飛び出す・・・。 


こんなこと、現実にはありえない!!
舞台上で振りが決まってないことなんてないし、いつも、目をつぶっていても踊れるぐらいに確実に繰り返し練習してから本番を迎える。
舞台上で「ごまかそう」とか「てきとーに」ということなんて、ありえないことだ。
見ている人に対しても本当に失礼だ。
でも・・・、夢っておもしろい。
これはちょっと困ったけれどおもしろい夢だった…。


そして昨夜は、舞踊団の中で仲間はずれにされる夢だった。
みんなに冷たくされればされるほど、心は素直さを失い、攻撃的になり、やけっぱちになって、よりいっそうみんなとの関係を決定的に悪くしていってしまうという悪循環の中にいた。
苦しかった~。
(これまた現実では、あり得ない。・・・・と、笑って自信を持って言える。)
目が覚めて、
「ああ、夢で良かった。今生きているのが、この現実で良かった。現実の方がずっといい。」
と思った。

夢は不思議。
私自身の心が私に見せている。
でも、コントロールが効かない。
そして、誰を責めることもできない。

踊りのことをテーマに夢を見ていても、きっと心の中の問題は、別のところにあるのだろう。
ふだん、プラス思考で物事を良い面にとらえようとする。
そのことが、現実の上でうまくいっていればいるほどに、一方では奥深くにしまい込まれてしまう感情があるのかもしれない。
それが、「夢」というものを通して表されるのか。
焦燥感や、苛立ちや、怒り、不安、そういう私の中で抑圧された、マイナスの感情が「踊り」という装置を舞台にストーリーとして展開しているのかもしれない。

もっと良い夢を見るには、どうしたら良いんだろう。
「現実の方が良い」って思うんだから、寝なければいい!?
…なんて、それは無理。(笑)

河合隼雄さんによると、夢を見続けていくと、いつか曼陀羅のようなものを見ることがあるらしい。
いつかそんな時が来るかなぁ。

とりとめもない夢の話。
長くなってしまいました。
夢見たときはイヤな夢だと感じたけれど、書いてみると何だかおもしろい。
これも私の心の記録。

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Author:mar(マル)
☆大切なこと
「真・善・美」な道を求めて日々成長すること。

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(ヘルマン・ヘッセの言葉) 

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・空が好き。
・本(古典・純文学系)が好き。
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・いい映画や、美術、旅行も好き。
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☆好きな本
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・リルケ『若き詩人への手紙』
・高村光太郎『智恵子抄』
・三浦綾子『道ありき』『氷点』『泥流地帯』『塩狩峠』
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・ミラン・クンデラ『存在の耐えられない軽さ』
・宮沢賢治『銀河鉄道の夜』
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などなど。

☆好きな映画

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☆好きな音楽

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