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2008/08/12 (Tue) 北京やいろいろ・・・

相変わらずのつれづれ日記

★8月7日(木) 映画「イルマーレ」

6日の部分に書き忘れていた・・・。
広島に原爆が落ちた日。
もう二度と、あんなことがないように、世界の平和を心から祈る。

さて、午前中、家事とブログ。
午後はDVDで『イルマーレ』という映画を見る。主演はキアヌ・リーブスとサンドラ・ブロック。手紙の交換によって心の交流を深めていく・・・というのが、奥ゆかしくてよかった。どうにもならない時間のすれ違いは、歯がゆくてじれったくて・・・。ハッピーエンドに、「ほっ」とした。

<メニュー>
・カレーライス
・サラダ


★8月8日(金) 「北京オリンピック開幕」

日曜の読書会に向けて、読書、読書。(徳田秋声『仮装人物』)
本の内容は相変わらず鬱々、ダラダラとしていて、読むのに時間がかかるが、旧仮名遣いにもだいぶ慣れてきた。
読めば読むほど、徳田秋声に対し、嫌なねちっこい小人物という印象が積み重なってしまう。
「何とか、良いと思えるところを見つけたいなぁ・・・。」と思いながら読む。

夜は、9時から北京オリンピックの開会式を、空(夫)に付き合って見てしまう。
ひねくれ者(?)の私は、
「国家の威信をかけての大々的行事を、世界みんなで大盛り上がりしてバンザイしながら見よう!」
というようなことに対し、なぜだか不思議と軽い反発心を覚えるので・・・。
(昔ブルーハーツのファンだったから、反骨、反体制のパンク魂が養われたせい?)
オリンピックに対しても、正直言ってどこか一歩冷めた感じでいたため、
「あー、オリンピックが始まるのね。
それにしても、四川大地震の被害者は今どうなっているの?
チベット問題はどうなるの?
あんまりスポーツは興味ないけれど、でも、参加する選手たちは本当に努力してきた人ばかり。
どこの国の人も、みんなみんなえらいなぁ・・・。
見る側は、どの国の人も、自分の国ばっかり応援しなくても・・・。」
というぐらいだったけれど・・・。

結果は。
仕事に疲れていた空は、開会式の開始15分後にはソファーで
「ぐ~・・・・・。」
と眠ってしまい、一方の私は最後まで、食い入るようにジ~~~~~っとテレビを見つめ続けてしまった。

それは、やっぱり、開会式の演出をおこなった、チャン・イーモウ監督の芸術的感性の圧倒的すごさのためと、中国という国の持つ「人間」と「歴史」と「伸びゆこうとするエネルギー」の力だと思う。
もともと私は、チャン・イーモウの映画『初恋のきた道』の大ファンだ。
(わたしにとってはベストワンかもしれない。)
『HERO』も、『LOVERS』も、素晴らしかった。
この開会式(特に前半)は、彼のずばぬけた美意識の高さや、独特の色彩感覚の豊かさが遺憾なく発揮された、前人未踏・前代未聞の、ものすごいショーだったと思う。
いったい、他のどこの国で、あれだけの人数を一糸乱れぬ美しい群舞に仕上げることができるのか。
千人はいようかという大勢の人が、そろって太鼓を叩く腕の上げ下げの美しさ。
これまた同じく大勢の人が、孔子の言葉を繰り返しながら、竹でできた巻物を鳴らす、その音の大きなまとまり。
大きなオールをそろって波のように、海のように、舟のように動かしながら、自由自在に移動してゆく、その列の並びの美しさ。
コンピューター制御された機械で動いているかのような活版印刷の文字版ひとつひとつの下に、あれほどの人数の人間が隠れていることを、見ている側は予想できただろうか。
ショーの総出演数は、いったい何人ほどだったんだろう・・・・。
あれだけの数の人間が、衣装を身につけ、会場に出入りするためだけでも、そうとうの準備スペースがいるはず。
これだけのものを、たったこの日一日だけのために仕上げるべく、あの大人数が、どこでどう、どれほどの時間をかけて練習してきたのか・・・それはもう、想像を絶する世界だ。

・・・などなどと思うと、中国という国の持つ底力(それは「人間」というものの力)が、空恐ろしくなってくるほどだ。
「世界一、人口の多い国は中国」。
概念としては知っていたけれど、それをあらためて目の前につきつけられ思い知らされた。

次の日、ニュースキャスターが、
「今、あれだけのそろったショーをおこなえるのは、世界でも中国と北朝鮮ぐらいだろう。」
と言っていたけれど、なるほど、そうかもしれないと思った。
その、国そのものの持つ統制力と、チャン・イーモウという天才の感性が組み合わさると、あんなすごいことになるのか・・・と、感動をとおりこし、圧倒され、色々と考えさせられてしまった。
あの開会式が、北朝鮮のマスゲームのような不自然で俗悪な、思わず目をそむけたくなるようなものになることを(ギリギリ?)まぬがれたのは、ひとえにチャン・イーモウという天才の美的感性のなせる技だろう。
(最後の、子供がリュックサック背負ってスキップして絵を描く「世界はひとつ」的なメッセージの部分は、それ以前の部分と見比べてキッチュで、不必要だったように感じた。)

そのすごいショーのあとは、延々と続く、240の国と地域から来た選手の入場行進。
世界には、聞いたこともなかったようなさまざまな国があるものだなぁ・・・と、あらためて感じる。
たった一人しか選手の参加しない(できない?)国もあれば、数百人の選手が参加する国まである。
それぞれの国の、政治的、経済的事情が透けて見えてくる。
今、なお、戦火の途絶えない国。
貧しさにあえぎ、死んでいく人のたくさんいる国。
あるアフリカの水泳選手は、「国に50メートルプールがないから、18メートルのプールで練習して、このオリンピックにきた。」という。
世界には、歴然とした「格差」がある。
オリンピックは、「参加することに意義がある」という。
(F協会の、S公演みたいに?笑)
「スポーツ選手を育てることすら困難な国が世界にはまだまだたくさんあるんだ」
ということを、私に、そして開会式を見る世界の大勢の人々に教えてくれただけでも、小さな国から来た選手らには大きな役目があったのだろうと思う。
「どうぞ頑張って・・・!」と、心の中でエール。

そんな「平和の祭典」と呼ばれる大イベントが始まった日に、ソビエトがグルジアを軍事侵攻。
なんでそんなに、愚かなんだろう。
悲しい。

<メニュー>
・チンジャオロース (ピーマンは両親が家庭菜園で作ったもの。新鮮で美味しい。)
・グリーンサラダ (レタス・きゅうり・トマトでオーソドックスに。)
・かぼちゃサラダ (つぶしたかぼちゃとタマネギ、マヨネーズにレモン汁。お気に入り。)
・ナスのみそ汁
・白いごはん


★8月9日(土) 本棚・とんかつ

安く購入した本棚が壊れてしまった。
しかたなく床に積み重ねられた本の置き場がなく困っていたので、空(夫)とホームセンターへ行き、さんざん悩んで、結局クギだけ購入。80円なり。
午前中は本棚の修理。
空が上手に直してくれた。
うれしい。

クギをカナヅチで打つと、思った以上に、ガンガンと大きな音がする。
「きっとクギを打つ音が、下の階の人に迷惑だよね~。」
と言うと、空はサッと立ち上がって、
「ひとこと、挨拶してくるよ。」
と気軽に言う。
あわてて買い置きのクッキーを持って行ってもらう。
「どうだった?」
「うん、『本棚が壊れてしまって、修理に30分ぐらいかかりそうです。すこしうるさいと思いますが、すぐ終わらせますので・・・。ご迷惑おかけしてスミマセン。』って言ったら、こころよく『ぜんぜんいいですよ~。』って言ってくれたよ。クッキーも、『気を遣わなくていいですよ。』っていわれたけど、無理やり置いてきた。」
「よかったー。ひとこと挨拶するのとしないのとでは、ぜんぜん違うよね。」
「うん、下の階の人も、『本棚の修理ね。30分で終わるのね。』って事情や時間が分かっていれば、何も分からないままに
うるさくされるよりも、納得してくれやすいと思う。」
「そういうの、大事だよねー。」
挨拶に行ってくれてホント、良かったなぁ、と思う。

この日は、私の実家に、妹が、もうすぐ2歳になるヒロ君(おいっ子)を連れて遊びに来たので、私たち二人も夕食をごちそうになりに行く。
空のリクエストで、父がトンカツを揚げてくれた。
私は、うちでは油の始末やにおいが付くのがイヤなので、揚げ物をしない・・・と決めてしまっているので、天ぷらやトンカツは「実家メニュー」だ。
いつも本当にありがたい。
(梅宮アンナもテレビで、「お魚焼くと匂いがイヤだから、お魚を食べたくなると、パパのところに行くの。」と言っていた。それを聞いていて、まるで親に甘えたわが身を写して見せられているようで、赤面した。)

ヒロ君は、サイコーの笑顔で迎えてくれる。
その笑顔と、プクッとしたほっぺを見ると、とろける~♪
会うたびに、できることが少しずつ増え、確実に成長している。

<メニュー>
実家で美味しいトンカツとサラダ。
枝豆、トウモロコシ、ぶどう。


★8月10日(日) 読書会

大学時代のゼミの仲間と、月に一度ずっと続けてきた読書会の日。
作品は、徳田秋声『仮装人物』。
(本の内容、議論の内容については、また別に書こうと思う。)

私にとって、文学を通じてたくさんの大切なことを話し合える、かけがえのない仲間。
自分ひとりでは決して選ばないであろう未知の本と出逢うきっかけでもある。
そしていつも、自分ひとりで読んでいては見えてこなかったさまざまなことに、ハッと気づかされ、多くを学ばせてもらえる。
月に一度、こうして会って、ひとつのことについて話し合える仲間がいることを、本当に嬉しく思う。
ベビィが生まれても、できるかぎり長く、長~く、参加し続けたい。

電車に乗って一人で出かけるのは、体調的にちょっとしんどい。
お腹もだいぶ大きくなってきたし、相変わらず貧血ギミ。
人混みのなかでは、無意識のうちにお腹を手でかばっている自分に気付く。
乗ったところがたまたまシルバーシートの前だったけれど、妊婦に席を譲る人などいない世の中であることを知る。(そんなものなのだろう。甘えずに強くなろう。)

みんなとたくさん話して、充実した時間を過ごして、さらに食事をして帰る。
本当に行って良かった、楽しかった、と、毎回思う。
同じ会の、兄姉と慕う、優しいSさんNさんご夫妻から、
「もうすぐ誕生日だよね。」
と、バラの形をしたかわいいマドレーヌをいただく。その優しさが本当に嬉しい。
お二人のことは、いつもいつも、「立派な人だなぁ」と、心から思う。(決してお菓子をもらったからではなく。笑)
Sさんが、
「母になる日々の様子を、書いておくといいよ。」
と、アドヴァイスしてくれた。
「書いてますよ~♪」
と嬉しい気持ちで答えながら、あらためて、些細な日常でも、感じたことや考えたことを、とりあえず記録しておこうと思った。
(そこでこうして書いているわけですが・・・。)

Sさんのお言葉によって、
「もう少し詳細に、『妊娠・出産』に焦点を絞って、まとめて書いてみたいなぁ・・・。」
などと考える。

こんなつれづれな・・・とりとめのない駄文も、その時のための下準備ぐらいにはなるかもしれない。

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プロフィール

mar(マル)

Author:mar(マル)
☆大切なこと
「真・善・美」な道を求めて日々成長すること。

☆好きな言葉
「世界と人生を愛すること 
苦しい時にも愛すること 
太陽の光を感謝して受け取ること 
苦しみの中でも微笑を忘れないこと」
(ヘルマン・ヘッセの言葉) 

☆好きなこと
・空が好き。
・本(古典・純文学系)が好き。
・きれいな音楽が好き。
・いい映画や、美術、旅行も好き。
・木に咲く花が好き。
・花の写真を撮ることが大好き。
・色々考えることが好き。
・文章を書くことも好き。

☆好きな本
・ヘッセ『デミアン』『春の嵐』
・リルケ『若き詩人への手紙』
・高村光太郎『智恵子抄』
・三浦綾子『道ありき』『氷点』『泥流地帯』『塩狩峠』
・倉田百三『出家とその弟子』
・ドストエフスキー『白痴』『カラマーゾフの兄弟』『罪と罰』
・ロレンス『チャタレイ夫人の恋人』
・トーマス・マン『トニオ・クレーゲル』
・ミラン・クンデラ『存在の耐えられない軽さ』
・宮沢賢治『銀河鉄道の夜』
・ゲーテ『若きウェルテルの悩み』
・サンテグジュペリ『星の王子さま』
などなど。

☆好きな映画

『初恋の来た道』『ポンヌフの恋人』『ローマの休日』『アメリ』『父と暮らせば』『ノッティングヒルの恋人』『ライフイズビューティフル』『ベティーブルー』『存在の耐えられない軽さ』『嵐が丘』『LOVERS』『汚れた血』『イングリッシュペイシェント』『エトワール』『風と共に去りぬ』など

☆好きな音楽

・グレン・グールドの弾くバッハ(特に『ゴールドベルク』)
・マドレデウス

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