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2007/04/24 (Tue) 一葉

染井吉野が散ったときからが、八重桜の季節です。
ぼた餅のようなポンポンの花がかわいく咲く華やかな八重桜が、私はだ~いすき!!
八重桜の頃には日ざしも光を増し、温かく爽やかな陽気になってきます。
(それにしても、今年の四月は寒い日が多いですね。体調を崩さないようにお気をつけ下さいね。)

まずは、八重桜の中でもポピュラーで美しい花を紹介します。

*一葉(いちよう)
サトザクラの栽培品種。
花は淡紅色の大輪八重で、1~2本のめしべが葉のような形をしていることから「一葉」と呼ばれる。若い葉は鮮やかな緑色。

n.ichiyo2.jpg
花びらは淡い色。めしべが葉のように一本出ているところが名前の由来。
(おもしろ~い!!ニョロッと一本!見ればすぐに分かりますよ。)
鮮やかなみどりの葉と、花びらの色の対比が美しい。
新宿御苑で撮影。2007.4.12

n.ichiyo5.jpg
新宿御苑には一葉の木がとても多い。
10メートル以上の小山のように、豊かに花をつける一葉の木もたくさんある。
この木の下に、入ってみたくなるでしょう?
新宿御苑で撮影。2007.4.12


n.ichiyo3.jpg
もりもりと惜しげもなく咲いています。
新宿御苑で撮影。2007.4.12

n.ichiyo4.jpg
このニョロッと一本出た葉のようなめしべが「一葉」の特徴。
ね!おもしろ~い。
新宿御苑で撮影。2007.4.12

n.ichiyo.jpg
なんてなんて、かわいいんでしょう!!
新宿御苑で撮影。2007.4.12

一葉、と聞けばやはり思い出さずにはいられないのが樋口一葉です。
一葉は、中島歌子主宰の和歌私塾(萩の舎)に通い、たくさんの和歌を作っています。
写生を重んじた近代短歌ではなく、平安古典に準拠した題詠中心の和歌です。
 樋口一葉が「桜」の題詠で読んだのはこのような歌・・・。
 
山桜ことしもにほふ花かげに寝ざめせし夜半の枕に音たてて  
                                樋口一葉

ここで詠まれた山桜は、八重桜「一葉」のように華やかな花ではありません。
野生の花で、一重の白に近い慎ましやかな小ぶりの花が開くと共にえんじ色の葉が萌え出ます。
その色のグラデーションはなんとも優しく、楚々として咲きます。

八重桜「一葉」よりも、むしろ素朴な一重の「山桜」の方が、樋口一葉その人のひととなりには近かったと言えるかもしれませんね。

山桜の写真は残念ながらなかったので、とてもよく似た「かすみ桜」をご覧下さい・・・。
a.kasumizakura.jpg
*「かすみ桜」 新宿御苑で撮影。2007.4.2
2
山間地でふつうに見られる花。花の形が山桜に似ており、混同されることも。
ただ、開花の時期が桜の中ではもっとも遅く、ちょうど今(四月末)、満開を迎えている。
鑑賞用に栽培されることは少ない。


さてさて、またここまで写真を見て下さって、本当にありがとうございます!

八重桜についてはまだ語り尽くせないので、もう少し、お付き合い下さいね。
次は、私の一番好きな八重桜を載せるつもりです!

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comment

今回も見事ですね!写真を見て思わず
「ワァ~~ッ!」って声が出てしまった自分がいます・・。ホント心がほんわかしてきます・・。
新宿御苑の桜はそのほとんどが見事に小山のように
なっていますね。我が家の子供たちも
桜の小山の中に入って喜んでいました。
桜を見上げながらちょこちょこ歩いているので
根っこの盛り上がったところにつまずいて
ズボンはどろだらけ・・。
汚れ具合も見事です・・(笑)

4枚目の写真のようにつぼみを中心に撮る構図は
なかなかですよね!さすが!!
花の写真を撮るカメラマンの中には
つぼみばかりを撮っている方もいるとか・・。
つぼみだけを観察してみるのも
またおもしろいかもしれないね・・。
かすみ桜の白い花びらは可憐で澄んでいて
ホント、とってもきれいだな・・!
白が濃いですね!
小さくても一生懸命「白!」してますね!
marさんの「花便り」は本当に勉強になります。
もうすでに来年の新宿御苑での桜の観察が
楽しみになりました。細かいところまで
興味津々で観察できそうです!!
すっごく楽しみ!
marさんのおかげですね・・。
2007/04/25 09:19 | takashi [ 編集 ]

一葉の歌まで読んでいらっしゃるとは、本当に驚きました。

今どき、国語教師だってそうそう読んでないと思いますよ。
かく言うぼくも、一葉は好きで復刻版の全集まで持っていますが、和歌までは目を通していません。お恥ずかしい。

それにしても、桜も実にいろいろな種類があるんですねー。
2007/04/25 13:37 | ♪あし♪ [ 編集 ]

八重桜特集、嬉しいです!!!
八重桜にも色々あるのですね。知りませんでした~!
毎回ためになります(^^)
2007/04/25 21:18 | Ami [ 編集 ]

☆takashiさんへ

いつも温かい優しいコメントを、本当にありがとうございます!
どれだけ励まされていることでしょう。
とっても感謝しています!

そうそう、ほんと、御苑の桜はドーム型ですよね!takashiさんのお子さんの、嬉々としてはね回っている様子を想像して、心がほのぼのとしています。
花の中にすっぽりつつまれて、お父さんとお母さんの愛につつまれて、無邪気に遊んだ記憶は、生涯の宝物になっていくのでしょうね。
無意識のうちに心にその美しい記憶が蓄えられて、生きることに困難を感じたときにも、乗り越えるパワーとなっていってくれることでしょうね・・・。
私も、いつか自分の子供に、そんな思いをさせてあげたいなぁ・・・と思いますよ♪
takashiさんのお話をうかがううちに、子供のいる幸福な家庭への憧れがポワワワ~~~~ン・・・と沸いてきます。
。・:*:・(*´ー`*人)。・:*:・

つぼみも本当にかわいいですね!
ひらききった花びらとはまた色に違いがあって、美しいなぁとため息が出ます。
特に、意識してつぼみをねらって撮ったことはなかったので、今度やってみようと思います!
ワクワクしてきました。
いいヒントをありがとうございます!
2007/04/26 02:24 | mar(マル) [ 編集 ]

☆♪あし♪さんへ

いえいえ、そんな知識があったわけではないのです。
ごめんなさい・・・(*´ -`)
桜の葉の「一葉」にちなんで、樋口一葉の文章の中に桜について書いたものがないかネットで検索してみて、そこで発見したのです・・・。
その時、処女作のタイトルが『闇桜』であることをはじめて知った程度の情けない私です・・・。

それにしてもさすが♪あし♪さん!!
復刻版の全集まで持っていらっしゃるとは・・・!
本当に素敵ですね。
私ももっと読んでみようと思います。
2007/04/26 02:29 | mar(マル) [ 編集 ]

☆Amiさんへ

はじめまして!!コメントをありがとうございます!
最近花の写真ばかりになってしまっているこのブログですが、八重桜特集を気に入って下さってとっても嬉しいです。
あといくつかの八重桜の写真をこれから載せていこうと思っていますので、もしよかったらまた遊びに来てくださいね~♪

お待ちしています!ヽ( ´ ▽ ` )ノ ♪

2007/04/26 02:32 | mar(マル) [ 編集 ]









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Author:mar(マル)
☆大切なこと
「真・善・美」な道を求めて日々成長すること。

☆好きな言葉
「世界と人生を愛すること 
苦しい時にも愛すること 
太陽の光を感謝して受け取ること 
苦しみの中でも微笑を忘れないこと」
(ヘルマン・ヘッセの言葉) 

☆好きなこと
・空が好き。
・本(古典・純文学系)が好き。
・きれいな音楽が好き。
・いい映画や、美術、旅行も好き。
・木に咲く花が好き。
・花の写真を撮ることが大好き。
・色々考えることが好き。
・文章を書くことも好き。

☆好きな本
・ヘッセ『デミアン』『春の嵐』
・リルケ『若き詩人への手紙』
・高村光太郎『智恵子抄』
・三浦綾子『道ありき』『氷点』『泥流地帯』『塩狩峠』
・倉田百三『出家とその弟子』
・ドストエフスキー『白痴』『カラマーゾフの兄弟』『罪と罰』
・ロレンス『チャタレイ夫人の恋人』
・トーマス・マン『トニオ・クレーゲル』
・ミラン・クンデラ『存在の耐えられない軽さ』
・宮沢賢治『銀河鉄道の夜』
・ゲーテ『若きウェルテルの悩み』
・サンテグジュペリ『星の王子さま』
などなど。

☆好きな映画

『初恋の来た道』『ポンヌフの恋人』『ローマの休日』『アメリ』『父と暮らせば』『ノッティングヒルの恋人』『ライフイズビューティフル』『ベティーブルー』『存在の耐えられない軽さ』『嵐が丘』『LOVERS』『汚れた血』『イングリッシュペイシェント』『エトワール』『風と共に去りぬ』など

☆好きな音楽

・グレン・グールドの弾くバッハ(特に『ゴールドベルク』)
・マドレデウス

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