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2007/04/25 (Wed) 普賢象

*普賢象(ふげんぞう)

私のと~っても好みの色をした、かわいい八重桜に出逢いました。
枝のこげ茶色。葉のエンジ。それを淡くしたピンク色のクシュッとしたつぼみ。そして白に近いピンクの花びらまでが、なんとも美しいグラデーション。
まるで、ミルクティーのようです。
この色の組み合わせが、服でもなんでも、とにかくとても好きな私。

「わ~!この八重桜の色、きれい!!!!!
え?名前はフゲンゾー?・・・・・変な名前!( ̄ー ̄;)・・・。」

ということで、「いったいフゲンゾーとはどういう意味だろう?」と思っていたところ、普賢菩薩(ふげんぼさつ)という仏様の名前にちなんでいることが判明しました。
普賢菩薩の乗っている象のように、葉化しためしべが象の牙のように二本長く突きだすから・・・というのが名前の由来だそうです。前回とりあげた「一葉(いちよう)」は、葉化しためしべが一本。この「普賢象」は象の牙と同じ二本。おもしろいですね!
なんと、室町時代から栽培されているとか・・・!!

ウィキペディアによると、
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%99%AE%E8%B3%A2%E8%8F%A9%E8%96%A9
普賢菩薩とは
「梵名サマンタバドラ(Samantabhadra、あまねく賢いの意味)。
世界にあまねく現れ、仏の慈悲と理知を顕して人々を救う。
また女人往生の信仰も集める菩薩である。」
・・・そうです。
白い象に乗っている・・・そうです。

それでは、普賢菩薩さまの乗る
白象の牙が二本突きだした(?)かわいい普賢象の花、どうぞご覧下さい!

写真はすべて新宿御苑で撮影。2007,4,12 
hugen.name.jpg
牙のように(?)二本突きだしためしべ、わかりますか?

hugen5.name.jpg
ああ、この光を透かす葉のやわらかいエンジが好き、とても好き!!

hugen7name.jpg
クシュクシュッと、バラの花のようにみえるつぼみも、とてもかわいい。


hugenzo4.name.jpg
なんてかわいい、なんてきれい!!

hugenzo2.name.jpg


hugenzo3.name.jpg
つぼみの色も、単純なピンクではなく少しくすんでいる。
そこがたまらなくいい。

閑話休題。

今日、NHK教育テレビ「知るを楽しむ」という番組で、オードリー・ヘップバーンの魅力を俳人の黛まどかが語っていました。
http://www.nhk.or.jp/shiruraku/200704/tuesday.html#4

彼女が語ったことの大意はこのような内容です。

「オードリーには、どこか『憂い』がある。
スレンダーなスタイルも、その精神も、余分なものをそぎ落とした果てに残る余白を感じさせる。
その余白が逆に、『彼女の心情を理解したい!』と願う心を、観るものの内に沸き立たせる。
表現せずに、うちに込めた感情。語られないセリフ。間。そして雄弁な瞳の表情。
彼女の魅力は、『秘すれば花』の美である。
そして彼女のスレンダーな身体を造ったものは、悲しいことに戦争であった。
ナチスの台頭した時代に尋常ならざる苦しみを経験してきた彼女の中に巣くった飢餓感。
それが、彼女の持つ『憂い』の源となっているのだろう。
さまざまな苦しみもあった彼女の人生。
でも、彼女は苦しいこと悲しいことを苦しい悲しいとは言わない。
もっと、美しいものへと昇華していったのだ。」
と。

大大だ~い好きな憧れのオードリーについての番組だから・・・という単純な理由で観ていましたが、オードリーの魅力を世阿弥の言葉『秘すれば花』をもってして語った切り口、オードリーの持つ余白の美を俳句になぞらえた表現になるほど、と納得しました。
そして、世界は不思議な偶然に満ちているとあらためて思いました。
世阿弥の言う『花』は、また、私自身の今のテーマでもあったからです。
(ちなみに、この番組の前に「一眼レフで風景を撮る」という番組をやっていてそれを見るためにテレビをつけたのです。)

もう少し、『花』を追求しなくてはなりません。
私自身のために・・・。
この花ばかりのブログも、誰のためでもなく、私自身のために、書いているのでしょう。
・・・日々の心と、成長の記録として。
桜の写真は、言葉よりも雄弁な私の心象風景であると感じます。


たくさんの写真、ここまで見て下さってありがとうございます!
もうちょっと、八重桜が続きますが・・・。(´ー`;)ハッハ・・・。
あきれずに、また見ていただけたら嬉しいです!!

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comment

オードリーについて、黛さんが言ったという言葉、
なかなか説得力がありますねー。
さすが俳句をやっている人、と感心しました。
2007/04/26 06:56 | ♪あし♪ [ 編集 ]

依然、オードリ-・へップバーンの一生を特集した番組を見て、感動した事を思い出しました。

地獄の少女時代から華やかな映画スターへ、そして最後は飢えに苦しむ子供達の為に命を捧げた。
すさまじい人生だけれど、しわくちゃな笑顔がキラキラと魅力的で、とても幸せそうに感じました。

苦悩や悲しみの果てに辿り着いた本物の幸福感。
だからこそ美しく強く、人を魅了する力があるんですね。

marさんの日記にはいつも色々と考えさせられ、とても良い刺激になっています。

今、桜を衣装として表現するにはどうすれば・・・と模索中。
2007/04/26 09:44 | yoshiko [ 編集 ]

いつも、お勉強させていただいてます。お花のことだけでなく...。

わたしも、オードリーが大好きで、高校生の頃、手当たり次第に出演作品を観ていたのを思い出しました。彼女の人生彼女そのものが、たくさんの人の心を魅了するんですね。

そして、最近ある人に出会った時に思ったこと。「なんて、エコなお身体!」。実際そういう生き方をされてる方。人間の、いや、人間のみならず?!、いわゆる外見というものは、そのものをしっかり表現しているのだな、と最近よく思います。

わたしも、もっと削ぎ落とさねば、中身をしっかり膨らませて...。と思います。

まだまだ桜日記、入りますよ~~~ (^O^)/。
2007/04/26 23:22 | エロミ [ 編集 ]

今日は改めて感じました。
本当に本当に「花」が好きなんですね・・。
桜の花を本当にたくさん見せていただきました。
(もちろんこれからもたくさん見たいです!)
心から好きって思えるものを撮っているから
花が活き活きと見事に映えて、
いい写真が撮れるのですね・・。
同じ花を撮っても心から好きと感じて
撮るのとそうでないのとでは、きっと
写真の中の花の輝きが全然違うものになるでしょう・・。
marさんの「花たち」は輝いているね・・!!
「花」がmarさんのおかげで「華」に
なっている・・・。

オードリーは僕も大好きです。
そうですね・・。「憂い」・・。
なるほど、憂いを感じます・・。
年齢を重ねるにつれ、
「憂い」をシンプルな笑顔に置き換えていきたいって
感じました・・。
marさんの言葉、とても心に打たれました・・。
「桜の写真は、言葉よりも雄弁な私の心象風景であると感じます」
本当ですね・・。本当に僕もそう思います。
桜の花がmarさんの心自身ですね・・。
いや~、飾るものもなくまっさらな気持ちで
そう感じました・・。

オードリーの「憂い」とは
あまりにも次元が違うけど、
僕は過去は過去として
年齢を重ねるにつれて、その分いい「ダシ」の効いた
味のある男であり、そして父親でありたいって
心の奥でず~と思っていました・・。
誰にも言ったことないんだけど・・。
あまりも次元が違いましたね・・。(笑)
失礼!
今日もおやすみなさい・・。
2007/04/27 00:04 | takashi [ 編集 ]

☆♪あし♪さんへ

黛さんはとても柔らかい雰囲気のかわいらしい方で、遣う言葉も私が書いたものよりずっとやわらか~いまろやかなものでした。
おっしゃっていたことを自分なりの解釈でまとめ直してみたら、なんとも文章が固くなってアラララ・・・・。

俳句は世界最短の文学。いつもよけいな言葉の多い私はたった17音に凝縮された世界にとってもあこがれます。作る・・・のもいいのですが、その前にもっともっと名句を吸収したいです!
2007/04/28 07:32 | mar(マル) [ 編集 ]

☆yoshikoさんへ

オードリー・ヘップバーンは、私のもっともあこがれる人の一人です。
映画や写真の中で見る彼女の笑顔のあまりの美しさに・・・その輝きに、ハッとさせられるのです。内面の美しさがにじみ出しているのでしょうね・・・。

ユニセフの親善大使になってからは、たくさんの子供たちを、たくさん抱きしめて抱きしめてまわったそうです。彼女にワッと駆け寄る子供たちはもちろん、木の後ろに隠れている子供、自分ではもう動くことのできないほど弱っている子まで見逃さないで心を配っていたと聞きました。
自分自身の戦争による苦しみの体験が、彼女に他人の苦しみを自分自身のものとして感じる真の想像力・同情を持たせた。
容姿の美しいだけの人ならいくらでもいる。でも、オードリーは大きな真の愛のある人だったのでしょうね。
2007/04/28 07:39 | mar(マル) [ 編集 ]

☆エロミさんへ

ありがとうございます!!ヽ( ´ ▽ ` )ノ ♪
最近、ある人が私のブログを見て、
「桜にそんなにたくさんの種類があるということをはじめて知った。」
と言ってくれました。
そろそろあきれられ、飽きられているかも・・・と思いつつも、書かずにいられないのですよ。(照)

オードリーは、私たちがあこがれてやまない身体に、とてもコンプレックスがあったと聞いたことがあります。実はとても身長が高くて、そのせいでバレリーナにはなれないとバレエの先生に言われて衝撃を受けた、とか。そして、戦争中に食べるものがチューリップの球根しかないという飢餓を味わったことで、太れない身体になってしまった、とか。
想像以上に、心の中には大きな苦しみの闇を越えた経験が根付いているのだと思います。
でも、苦しみを経験したからこそ、賢く、強く、優しく、そして心美しい人になったのでしょうね。
変なたとえですが、彼女がもし愚かで性格がものすご~く意地悪かったら・・・いくら演技力を持ってしても、あんなに品のある美しい笑顔で微笑むことはできなかったと思います。

「わたしも、もっと削ぎ落とさねば、中身をしっかり膨らませて...。」
という言葉、本当に全くその通りですね!!

そうそう、オペラ歌手のマリア・カラスはオードリーにあこがれてダイエットをして、服装もポーズも真似をした写真を撮ったそうです。でも、彼女自身の(いい意味で)強靱で傲慢な個性が強烈に匂ってしまって、あの妖精のような可憐さはなかった・・・(と私は感じました)。
それぞれ自分自信の魅力を生かす、ということが大事なのかもしれませんね。
お互い、中身をふくらませていきましょうね~!
( ´ー`)⊃⊂(´ー` )アクシュ
2007/04/28 07:54 | mar(マル) [ 編集 ]

☆takashiさん

いえいえ、次元が違うだなんてとんでもない!
本当におっしゃるとおりだと思います。
一日一日、すべての人が、様々な経験を重ねながら生きていて・・・。
その経験を、自分の成長のための糧にしていく人もいれば、全く経験から何も学ばないでいる人もいる。
takashiさんのように、経験を自分のダシにしていく、ということが本当に大切なことだと思います。
私もそうありたいと願っています。
(生意気なこと言ってごめんなさいね。)

ハタチの頃の私は、今思えばとっても傲慢で、自己中心的で、ワガママで、そして生きるのが下手でした。
今は、少しずつですが(もちろんまだまだなのですが)、世界と、他人と、自分と、折り合いをつけて心穏やかに過ごせることが多くなってきたように感じています。
やはり、これまで生きてくる中でさまざまなことを学んできたのだなぁと思います。
幸福な経験も、私に多くを教えてくれましたが、今になって思えばむしろ、辛い経験も、本当にたくさんの大切なことを私に教えてくれたのだなぁと感じます。
辛いことのない人生は、一見いいように思えますが、でも、学ぶことの少ない人生かもしれませんね。
辛い経験をしたからこそ分かることもあって・・・。
そういうことが、とっても私にとっては大切。
でも、やはり苦しみの少ない人生を願ってしまいますが・・・。

本当に花が大好きなんです。
スキスキ♡・・・って思いながら撮っています。
それが伝わって嬉しいです。

むしろ、それを感じとってくださる優しい感受性に尊敬の念を抱いています。
本当にありがとうございます!!
2007/04/28 08:32 | mar(マル) [ 編集 ]









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プロフィール

mar(マル)

Author:mar(マル)
☆大切なこと
「真・善・美」な道を求めて日々成長すること。

☆好きな言葉
「世界と人生を愛すること 
苦しい時にも愛すること 
太陽の光を感謝して受け取ること 
苦しみの中でも微笑を忘れないこと」
(ヘルマン・ヘッセの言葉) 

☆好きなこと
・空が好き。
・本(古典・純文学系)が好き。
・きれいな音楽が好き。
・いい映画や、美術、旅行も好き。
・木に咲く花が好き。
・花の写真を撮ることが大好き。
・色々考えることが好き。
・文章を書くことも好き。

☆好きな本
・ヘッセ『デミアン』『春の嵐』
・リルケ『若き詩人への手紙』
・高村光太郎『智恵子抄』
・三浦綾子『道ありき』『氷点』『泥流地帯』『塩狩峠』
・倉田百三『出家とその弟子』
・ドストエフスキー『白痴』『カラマーゾフの兄弟』『罪と罰』
・ロレンス『チャタレイ夫人の恋人』
・トーマス・マン『トニオ・クレーゲル』
・ミラン・クンデラ『存在の耐えられない軽さ』
・宮沢賢治『銀河鉄道の夜』
・ゲーテ『若きウェルテルの悩み』
・サンテグジュペリ『星の王子さま』
などなど。

☆好きな映画

『初恋の来た道』『ポンヌフの恋人』『ローマの休日』『アメリ』『父と暮らせば』『ノッティングヒルの恋人』『ライフイズビューティフル』『ベティーブルー』『存在の耐えられない軽さ』『嵐が丘』『LOVERS』『汚れた血』『イングリッシュペイシェント』『エトワール』『風と共に去りぬ』など

☆好きな音楽

・グレン・グールドの弾くバッハ(特に『ゴールドベルク』)
・マドレデウス

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