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2008/04/11 (Fri) 陽光

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この桜は「陽光(ようこう)」。


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太陽の光、という名の通り、曇り空のもとでも明るく咲きます。



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濃いめのピンク色と、大きめの花が、華やかでかわいらしい。



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染井吉野よりも一足早く、早春の空気を桜色に染めます。



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3月終わりの上野公園。入り口付近に咲いていました。

○陽光
愛媛県の高岡正明により、カンヒザクラに「天城吉野」を交配して作られた栽培品種。
1981年に種苗法による品種登録がおこなわれた。
大輪で紅色の花。
萼片には鋸歯はないが、小花柄には染井吉野のように毛が多い。
若芽は緑褐色で花のあとから伸びる。
(~Gakkenフィールドベスト図鑑『日本の桜』より引用~)

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

春になると毎年、大好きなヘルマン・ヘッセの『春の嵐』を読みたくなります。
おとといの天気は、まさに「春の嵐」!!
強い風と雨に、残っていた染井吉野の花びらは完全に散ってしまいました。

ヘッセの本を読むと、すべての文章が、身体の中に、美しい澄んだ水のように染み渡っていく。
ヘッセの文章は、本当に私を幸福にしてくれる。

パッと開くとこんな文章があった。

「いまはもう私を悩まし、ふきげんにし、腹立たせるものは、なにもなかった。
私は耳の中に大きな調和を取りもどし、天来の諧音の青春の夢を夢見た。
ふたたび私は秘めたメロディーに従って、歩みと思想と呼吸とを運んだ。
生活はふたたび意義を持ち、前途は暁の金色に染まった。」
「私は若々しく真新しい太陽をあびてでもいるかのように
自分の前に横たわっている人生の航路を、新たに楽しみにしていた。
この航路を、私は明るい目と清い心とをもって
まっすぐに立って進んでいこうと思った。」
(新潮文庫 ヘルマン・ヘッセ『春の嵐』 高橋健二・訳 より引用)

主の山に備えあり・・・ですね。

前途は暁の金色。
新たな人生行路を、明るい目と清い心でまっすぐに立って進んでいくこと。
うん。

・・・春って、やっぱりいいなぁ・・・。



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comment

上野公園のこの桜なら、ぼくも見たことあると思います。
華やかですが、やはり桜ですね~。

ヘッセの文章は、ぼくにとっても高橋健二訳の新潮文庫版が一番懐かしい…
2008/04/11 07:47 | ♪あし♪ [ 編集 ]

新たなる人生に乾杯♪
ひかり輝きますように☆☆☆
2008/04/11 09:19 | MALENA [ 編集 ]

こんにちは。桜が「陽光」だなんて、マルさんの好きな名前でしょう!?
ヘッセといえば、『郷愁』や『車輪の下』などがその代表作としてあげられますが、『春の嵐』もそれらに劣らないくらい良い小説ですよね。文庫本をひっぱり出してみましたが、結構長編でしたね。季節ごとに読みたくなる本は、ちょっと思い浮かばないけど、ヘッセは再読したくなる作家の一人であるのはまちがいないです。
2008/04/12 18:50 | デミアン [ 編集 ]

☆あしさんへ

陽光は、染井吉野よりもひと足先に満開になるので、桜を待ちわびる心に応えてくれるかのように華やかに咲いて目を惹きます。
桜色、と一言で言っても、実はとてもさまざまな色があることを教えてくれますね。

私は、本は文庫で読むことが多いです。
気兼ねなく線を引いたり書き込んだりしながら楽しんでも惜しくないから・・・いいですよね。
高橋健二さんの訳以外で読むとまた、違う香りがする文章になるのでしょうね。
ヘッセ自身が書いたドイツ語のママ読むことができれば一番いいのでしょうが・・・それはさすがにムズカシイかな。
2008/04/15 15:39 | mar [ 編集 ]

☆MALENAちゃんへ

光り輝きますように!!・・・っていう言葉がとってもキラキラしていてすごく嬉しかったです。
本当にありがとう!!

MALENAちゃんの毎日も、キラキラと輝いたものでありますように・・・。
。・:*:・(*´ー`*人)。・:*:・
2008/04/15 15:40 | mar [ 編集 ]

☆デミアンさんへ

コメントありがとうございます!!
そうそう、太陽の光、という名の桜。素敵な名前でしょ?花の名前は凝ったものが多くて、つけたひとの心を想像するのも楽しいですよね。

ヘッセを最初に薦めてくださったのはデミアンさんでしたね。
私の心にこれほど美しく響く文学はない、というほど、ヘッセの本が大好きになりました。
私の好きなのは、『春の嵐』『デミアン』『シッタールダ』かなぁ・・・。
特に一番多く読み返したのは『春の嵐』です。何度読んでも美しいものが心に深く染み渡ります。
2008/04/15 15:44 | mar [ 編集 ]









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mar(マル)

Author:mar(マル)
☆大切なこと
「真・善・美」な道を求めて日々成長すること。

☆好きな言葉
「世界と人生を愛すること 
苦しい時にも愛すること 
太陽の光を感謝して受け取ること 
苦しみの中でも微笑を忘れないこと」
(ヘルマン・ヘッセの言葉) 

☆好きなこと
・空が好き。
・本(古典・純文学系)が好き。
・きれいな音楽が好き。
・いい映画や、美術、旅行も好き。
・木に咲く花が好き。
・花の写真を撮ることが大好き。
・色々考えることが好き。
・文章を書くことも好き。

☆好きな本
・ヘッセ『デミアン』『春の嵐』
・リルケ『若き詩人への手紙』
・高村光太郎『智恵子抄』
・三浦綾子『道ありき』『氷点』『泥流地帯』『塩狩峠』
・倉田百三『出家とその弟子』
・ドストエフスキー『白痴』『カラマーゾフの兄弟』『罪と罰』
・ロレンス『チャタレイ夫人の恋人』
・トーマス・マン『トニオ・クレーゲル』
・ミラン・クンデラ『存在の耐えられない軽さ』
・宮沢賢治『銀河鉄道の夜』
・ゲーテ『若きウェルテルの悩み』
・サンテグジュペリ『星の王子さま』
などなど。

☆好きな映画

『初恋の来た道』『ポンヌフの恋人』『ローマの休日』『アメリ』『父と暮らせば』『ノッティングヒルの恋人』『ライフイズビューティフル』『ベティーブルー』『存在の耐えられない軽さ』『嵐が丘』『LOVERS』『汚れた血』『イングリッシュペイシェント』『エトワール』『風と共に去りぬ』など

☆好きな音楽

・グレン・グールドの弾くバッハ(特に『ゴールドベルク』)
・マドレデウス

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