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2008/07/29 (Tue) 空(夫)の病気

P1010713.jpg 
真夏に、散る八重ざくらの写真・・・・。
本当に季節はずれでスミマセン。
過去の写真をやっと今ごろ整理しています。

去る4月19日の新宿御苑
前の日に強い風が吹き、花を散らしました。

私の写真の先生・ポッターくんと、大学のゼミの先輩・デミアンさんと共に撮影会。



P1010751.jpg 
これは特にお気に入りの一枚。



P1010746.jpg 
地面を花びらが覆い尽くしてもなお、木に残る花の美しさ。



P1010753.jpg 
咲く花も、散った花も、共に美しく。

★空(夫)の病気

先月6月、私がひどいつわりで苦しんで実家に帰っているあいだ・・・。
空(夫)は、一人きりになったマンションで、ひと月の三分の二を病床で耐えて過ごしました。
一ヶ月のあいだに、三度も高熱を出し、そのたび一週間寝込んで・・・。
6月は、二人にとって、まるで暗いトンネルの中にでもいたみたい。
粘土の中に閉じこめられて、苦しく身動きの取れない一ヶ月でした。

●一度目の高熱
6月に入ろうとした日に、まず夫は高熱を出しました。
朝、37度代。
それが、昼には38度、夕方39度とグングン上がっていきます。
ノドのひどい痛みとリンパ腺の腫れ。
お腹に赤ちゃんのいる私は、薬を飲むことができないので、とにかく病気がうつらないようにと実家に隔離されました。

実家から心配して彼に電話するたびに、
「解熱剤や風邪薬を飲んでも、熱が下がらない。」
と言います。
それどころか、熱はさらに上がり続けて、夜中には40度近くに・・・。
それを聞き、私は悲しくて心配で、どうにもできずに実家でオロオロと涙ぐむばかり。
土曜の夜中だったけれど、緊急に見てもらえる病院を電話帳で探し、私の父に、
「いざとなったら病院へお願いね。」
と頼みました。
父も母も、夜中二時過ぎまで一緒に起きて心配してくれ、
「夜中でも、いつでも病院に連れて行くから電話するように伝えて。」
と言ってくれ、私の実家が近い(車で15分)ことを心から感謝しました。

翌日は休日で病院はお休み。
ですが、あまりに熱が高いので、彼の父が近くの総合病院へ連れて行ってくれました。
さまざまな検査のために病院内を移動するあいだに、空(夫)は何度もよろけて床に倒れたと聞き、また私は涙・・・。
点滴を打ち、解熱剤や抗生物質を3日分だけ(休日診療ではそれしか薬を出せないそうです。)もらい、そのまま帰されました。
薬を飲んで横になっていても、翌日も夫の熱は下がりません。
今度は私の母が、もう一度彼を病院へ連れて行ってくれました。
ふたたび点滴をし、検査。
結局、のどに悪性のウィルスが付いているのだろうといわれ、薬を追加され、帰宅。

それから一週間、熱が下がり、何とか日常生活を遅れるようになるまで、彼は一人で耐える日々。
たった一人きりで、看病してくれる人もいない状態で・・・

何もできない私は、つわりの苦しさと夫の心配で、実家で横になりながら、涙ぐんでばかりいました。

●二度目の高熱
やっと治ったと安心したのもつかの間、一週間後にはふたたび高熱。
早い段階で、また総合病院で診察を受けましたが、結局は解熱剤と抗生物質を飲んで寝るしかないとのこと。
前回と同じことの繰り返しです。
のどのひどい痛みと腫れで、口すら開かなくなってしまい、食べ物を口に入れることや飲み込むことすら困難になってしまいました。
毎日、電話でつらそうな様子を聞きながら、何もしてあげられない自分がもどかしく、苦しかったです。
また熱が下がるまで一週間かかりました。

●三度目の高熱
二度目の熱が下がって一週間たった頃、もう大丈夫だろうと言うことで、週末に私も夫のいるマンションへ一時帰宅をしました。
まだつわりで料理を作るのはつらいので二人で外食。その頃から少しつらそうで、「のどが痛い。」と言います。
翌朝、
「早めに治した方が良いね。」
と、またまたまた総合病院へ。私は家で心配しながら留守番です。
(病院に行って風邪などうつされると困るので・・・。)
さすがにドクターも、
「一ヶ月に三回とはひどいね。」
と首をかしげたそうですが、結局、解熱剤と抗生物質をくれるだけ。ただ、この時、
「治らなかったら、耳鼻咽喉科に行ってみて。」
と、近くのW医院を紹介されたそうです。

その夜がひどかった!!!!
私は自分の身体(とお腹のベビー)を心配しつつも、あまりに心配で、実家に帰らずに看病しました。
夫の熱はみるみるうちにグングン上がり、手や足に一瞬触れるだけで、思わず
「アチッッ!!!」
と言ってしまうほど。焼けたアスファルトよりも熱い。
「熱さまシート」も、アイスノンも、アッという間にぬるくなってしまいます。
夜中じゅう、つらそうにウンウンうなっています。

「薬って、こんなに効かないものなのかしら・・・。」
「どうして、こんなに発熱を繰り返してしまうんだろう・・・。」
「一体、彼の身体に何が起きているんだろう・・・。」
「これから赤ちゃんが生まれてくるのに、もし、夫の身体に何かあったらどうしよう・・・。」
「今まで、こんなに熱を出す人じゃなかったのに、どうしてしまったんだろう。」
私も眠れずに、つらい気持ちで、つわりの吐き気に耐えながら、心配しどおしました。

翌日私は、後ろ髪を引きちぎられる思いで病気の夫を残し、仕事へ。
そして、
「奥さんのお腹に赤ちゃんがいるなら、実家に帰ってもらっていた方が良い。」
というお医者さんのアドバイスを受けて、そのままやむを得ず実家へ。
夫は高熱で起きあがることもままならず、トイレへも這って行く状態。
もちろん食事もできず、水分だけを痛いのどに流し込む始末。

●解決 名医との出会い
それから三日ぐらい経って、やっと微熱にまで下がったとき。
夫は三度目のドクターに紹介された、耳鼻咽喉科のW医院へ。
私たちは知らなかったのですが、この耳鼻咽喉科のW院長は、実は大変な名医と評判の先生だったのです。
これが、完全復活への第一歩となりました。

彼のノドを見たW院長は、とにかく驚いたそうです。
「こんなひどいノドを見たのは久しぶりだよ。
よくこんなヒドイ状態に耐えることができたものだね。
もっと早くここに来ればよかったのに・・・。
普通だったら、とてもがまんできなかったと思うよ。
よく耐えたね。
さぞ、つらかっただろう。
必ず、治して、楽にしてあげるからね。」
まず、この言葉だけで、だいぶ気持ちが楽になったと言っていました。
ドクターの言葉というのは、患者の心に大きな影響を与えますよね。
彼から電話でW院長のこの言葉を聞かされたときは、長い間、彼の病気が心配でつらい気持ちでいた私も、こんどは嬉しさで涙ぐんでしまいました。

それから、三日かけてノドに針を刺し、ウミを抜く治療が行われました。
彼がもっとも重症の患者、ということで、予約でいっぱいの病院なのに、朝早く、開業前一番に治療をしてくれました。
しかも、W院長先生は、ご自身のお休みの日まで返上して、彼の治療のために病院に来てくれました。
その病院に行くたびに、彼は確実によくなっていきました。
まずは、変形したノドの形が元に戻り、口が開くようになり・・・。
それがさらに痛みや熱が楽になり・・・。
三日目は体のだるさまで取れて、健康体になりました。

彼はすっかりW院長の大ファンになり、
「これから体調を崩すことがあったら、おれはまずW院長のところに行く!
marも、そうしなさい。うちの子も、連れて行く。

と言っています。


●さいごに
キリスト教式の結婚式をするとき、よく、誓いの言葉で、
「病めるときも、健やかなるときも、愛し、うやまい・・・」
と言いますね。
夫が病気に苦しんだ一ヶ月、私自身もまたつわりがひどく、二人とも、身体も心もつらい時期を過ごしました。
夫は一人暮らしで食事もろくに取れず、みるみるうちにゲッソリ痩せてしまいました。
たくさんの不安がありました。
結婚して最初の、大きな試練の時期だったかもしれません。

私は、赤ちゃんのために薬を飲めないため、ほとんど空(夫)の看病をすることができなかったことが、とてもつらく、心苦しく、申し訳なくて・・・。
時には、
「看病に行く!!」
と言い張って彼を困らせましたが、どんなつらいときも、
「赤ちゃんのためにも、絶対に来ちゃダメ!!」
と、私を押しとどめ、三度も続いた高熱と痛みに一人で耐え抜いてくれた彼を、あらためて尊敬しました。
そして、自分の体調がひどく悪いときも、いつでもまず最初に、
「marのつわりはどう?大丈夫?」
と、私の体調を一番に気遣ってくれることに感謝しました。
電話で話すたびに、
「空くん、つらい状態を、一人で耐えさせて、本当に、本当にごめんね。
一人で耐えて頑張ってくれて、本当にありがとうね。」
と、謝り、お礼を言いました。
この六月、離れたままの生活をしながらも、お互いを思いやる心の絆は強くなったように感じます。

ああ、でも、もう二度とこんなことがありませんように!!!!!!!

今回私たちが学んだことは、
「のどが痛ければ、総合病院の内科ではなく、腕の良い耳鼻咽喉科へ!!」
それから、やっぱり、当たり前のようだけれど・・・。
「健康は宝!」
そして、
「離れていても、たとえ病気でも、夫婦の絆を強めることはできる」
ということです。

今は、私の体調もよくなりつつあるし、空もすっかり元気いっぱい!
毎日暑い中、仕事に元気に通ってくれているので、ホッとしています。

ごく普通に、健康に過ごせる。
それだけですでに、感謝・感謝です。

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comment

大変だったんですね・・・

でもよかった!!よくなられて~~~!!

そう、健康こそが宝!!

普通に元気で過ごせる事に感謝!!

夏バテにも気を付けてね!!!!


2008/07/29 11:52 | さるしおん [ 編集 ]

ご主人も大変だったのですね・・・・

我が家では、「風邪かな?」っと思ったら即「耳鼻科」が鉄則になってます。
私は元医療機関に勤めてた時「風邪は内科より耳鼻科が良い」と、内科のドクターから聞いてました(笑
なので、我が家は内科にはあまり行かないですね~
お腹が痛いとかは別ですが(^^;

暑い日が続くと色んな細菌が繁殖するので、お気を付けくださいね~~♪♪
2008/07/29 16:21 | ともっち [ 編集 ]

辛~い一ヶ月間でしたね。
なのに、自分よりも相手を気遣えるなんて、ホントに美しい夫婦愛ですね!
うらやましい~~~。

赤ちゃんが生まれたら真っ先に報告してあげてください。
「あなたを守る為にお父さんとお母さんはこんなに頑張ったのよ!」って。

きっと元気で健康な赤ちゃんが生まれますよ♪
2008/07/29 17:48 | erte [ 編集 ]

ご主人も復活なさってよかったですね~。

そのお医者様と出会わなかったら、まだ苦しんでいたかもしれない、と想像するとぞっとしますね。

でも、とにかくよかった、よかった!!
2008/07/29 19:51 | ♪あし♪ [ 編集 ]

☆さるしおんさんへ

いや~、今、笑って振り返ることができるのがウソのように、当時は不安と心配でいっぱいでした。
1ヶ月に3回も熱を出すなんて、多すぎますよね!!
一体何だったんだろう・・・。
結局は、1度目が完全に治りきらずに菌が残ってしまっていたために、薬を飲まなくなるとぶり返してしまったようです。
もう、こういうことがないと良いなぁ・・・・。
健康に過ごせることは、当たり前のことではなく、すごいことなんだなぁと、感謝の毎日です。
2008/07/30 08:34 | mar [ 編集 ]

☆ともっちさんへ

ごぶさたしています!コメント本当にありがとうございます。
夫婦二人で、バラバラの家で、それぞれ寝込む六月となってしまいました。

本当に、おっしゃるとおり鼻やのどの風邪なら、耳鼻咽喉科の方がよいそうですね・・・。
今回のことでしみじみ学びました。
内科は結局、解熱剤と抗生剤をくれるだけで・・・。そのために三回もぶり返して苦しい思いをさせてしまったかと思うと、かわいそうになります。

これからは、私もノドが痛くなったら、内科ではなく耳鼻科に行ってみようと思います。
その、名医と評判のW院長は、会うだけで具合がよくなるような温かい人柄の方らしいので、それもちょっと楽しみです♪
あ、もちろん、行かずに済めばそれに越したことはないのですが・・・。
(*'ー'*)♪
2008/07/30 08:38 | mar [ 編集 ]

☆erteさんへ

結婚してから、毎日いっしょにいると、良くも悪くも相手の存在が自分にとって、「いてくれるのが当然」という風になっていってしまうように思います。
(なるべくそうなりたくないなぁ…とはおもっていても。)
今は、夫が健康で、毎日仕事に行ってくれるだけで、それだけで、
「よかった~~~!うれしい!ありがたい。」
と思えるので、この、今の気持ちを忘れずにいたいです。
人間って、(特に私の場合)、のど元過ぎるとすぐに熱さを忘れてしまうので・・・。
ここに書いておくことで、ごく当たり前の日常を送れることへの感謝を、忘れずにいられたらなぁ・・・と願っています。
どんなつらいことも、やっぱり何かを学ばせてくれるためにあるのかなぁ。
今回は、つらい気持ちが大きかった分、色々学びました。
2008/07/30 08:45 | mar [ 編集 ]

☆あしさんへ

おっしゃるとおりです!!
その先生と出会わなかったら、繰り返してしまっていたかもしれません。
そう考えると恐ろしいです。
そのドクターは、日本全国の患者さんが選ぶ「名医」ランキングで、10位に入る名医だそうです。
日頃、たいして病気もせずに来た私は、近くにそんな先生がいることも知らずにいました。
今回のことをきっかけに出逢えて、これからが心強いです。

あしさんも、暑い毎日ですが、お身体にお気をつけて!
2008/07/30 08:48 | mar [ 編集 ]

壮絶ですね~!
ご無事でなによりです。
2008/07/30 23:02 | のぶ [ 編集 ]

☆のぶさんへ

原因もよく分からないまま、熱が下がらないので本当に不安でした。
困ったときばかり、神さまにすがる思いでお祈りしていました。
そんな私でも聞き届けてもらえるのだと感謝しています。
2008/07/31 15:39 | mar [ 編集 ]

こんなに大変だったとは知らなかったよ。
空さん、さぞかしつらい思いをしたんだろうね。
でも、いいお医者さんに出会えてよかったね。休みを返上してまで治療に来てくれるなんて、本当に患者思いのお医者さんだよ。
じゃあ、二人とも元気で過ごしてね!!空さんにもよろしく。
2008/08/01 06:01 | Ayako [ 編集 ]

☆あーちゃんへ

六月はもう、その一ヶ月何が起きていたのか振り返るのもつらいほどの時間だったよ。
空も大変で、私もつわりがひどくて。
「また熱が出た」と聞くたびに、「え~!!なんで・・・」と、すごく不安になって。
もしこれがずっと繰り返されたら・・・なんていうことも考えちゃったよ。
でも、元気になって本当に良かった!
今になって、
「あれは何の意味があったんだろうね・・・」
と話し合っています。
あらためて、健康は大事だね。
あーちゃんも、身体気をつけてね。
2008/08/01 07:50 | mar [ 編集 ]









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プロフィール

mar(マル)

Author:mar(マル)
☆大切なこと
「真・善・美」な道を求めて日々成長すること。

☆好きな言葉
「世界と人生を愛すること 
苦しい時にも愛すること 
太陽の光を感謝して受け取ること 
苦しみの中でも微笑を忘れないこと」
(ヘルマン・ヘッセの言葉) 

☆好きなこと
・空が好き。
・本(古典・純文学系)が好き。
・きれいな音楽が好き。
・いい映画や、美術、旅行も好き。
・木に咲く花が好き。
・花の写真を撮ることが大好き。
・色々考えることが好き。
・文章を書くことも好き。

☆好きな本
・ヘッセ『デミアン』『春の嵐』
・リルケ『若き詩人への手紙』
・高村光太郎『智恵子抄』
・三浦綾子『道ありき』『氷点』『泥流地帯』『塩狩峠』
・倉田百三『出家とその弟子』
・ドストエフスキー『白痴』『カラマーゾフの兄弟』『罪と罰』
・ロレンス『チャタレイ夫人の恋人』
・トーマス・マン『トニオ・クレーゲル』
・ミラン・クンデラ『存在の耐えられない軽さ』
・宮沢賢治『銀河鉄道の夜』
・ゲーテ『若きウェルテルの悩み』
・サンテグジュペリ『星の王子さま』
などなど。

☆好きな映画

『初恋の来た道』『ポンヌフの恋人』『ローマの休日』『アメリ』『父と暮らせば』『ノッティングヒルの恋人』『ライフイズビューティフル』『ベティーブルー』『存在の耐えられない軽さ』『嵐が丘』『LOVERS』『汚れた血』『イングリッシュペイシェント』『エトワール』『風と共に去りぬ』など

☆好きな音楽

・グレン・グールドの弾くバッハ(特に『ゴールドベルク』)
・マドレデウス

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