2017・11
<< 10 1/2/3/4/5/6/7/8/9/10/11/12/13/14/15/16/17/18/19/20/21/22/23/24/25/26/27/28/29/30/ 12 >>
--/--/-- (--) スポンサーサイト
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

2008/09/28 (Sun) うれし涙・・・。

●うれし涙、こぼれた・・・。

昨日、私の職場を数年前に退職された、敬愛するシゲヨ先生がお電話を下さった。
シゲヨ先生は、私の母と同世代の、素敵な女性だ。
とにかく優しくて優しくて、あたたかくてあたたかくて、そして芯はしなやかに強くて・・・。
人間として、女性として、教員として、心から尊敬する憧れの女性である。

なぜ私に電話を下さったのかというと・・・。
私が、法律で定められた産休の期間ではなく、無理をして仕事のキリのいい年末の時期(・・・出産の直前)まで働くつもりだということを知って、心配をしてくださったのだ。
そして、きちんと、「産休・育休」が取れるのかどうかということも、とても心配してくださって、色々とアドヴァイスを下さったのだ。

「marさん、余計なお節介ですが・・・。
どうぞ気持ちをしっかり持って、負けないで、弱気になって遠慮したり、後ろに引いたりしないで、ご自身のためにも、生まれてくるお子さんのためにも、きちんとお休みを取れるよう、学校側にお話ししてくださいね。」

「はい。ありがとうございます。」

「私も、色々と制度を調べたり、他のくわしい方にも聞いてみますからね・・・。」

「はい。本当にありがとうございます。」

「marさん。とにかく、出産は、女性にとって命がけの大変なことなのですから、お身体に無理をなさってはいけませんよ。大事にして下さいね。きちんと産休をとらなくては・・・。後になってから体に不調が出たりしては、その方が大変ですから・・・。」

「ええ。・・・そうですよね。」

「私の娘は、出産を機にいったん仕事を離れてしまったのですが・・・。でも、marさんご自身が望むのであれば、ぜひ仕事を続けていただきたいと、私は心から願っているんですよ。」

「そんな風に言って下さって、ありがとうございます。」

「marさんの存在自体が・・・、人材として、学校にとって生徒にとって宝なのだと、学校側にしっかり分かってもらいたいんです。」

私は、本当に嬉しく、そして、心から感動してしまった。
優しいシゲヨ先生のあたたかい声を聞き、お話しながら、こんなにも気にかけ、思いやって下さる方がいることに、うれし涙がこぼれる思いだった。
言ってみれば、ご自身はもう数年前に退職された過去の職場の遠い後輩なんて・・・ほとんど関係のない存在ではないか。
その私を、
「関係ない」
なんてこれっぽっちも思わずに、今もまるで自分の娘のように、親身になって案じてくださる。
いったい、どこの誰に、そんな優しいことができるのだろう。
(そして、シゲヨ先生の場合、私だけにではなく、生きる姿勢そのものが、他者への思いやりに満ちているのだ。)

大好きな作家・三浦綾子さんの小説『氷点』の中に、
「人がこの世を去るとき真に残るものは、集めたものではなく、与えたものである。」
という意味の言葉があった。
これはまさに、シゲヨ先生の生き様そのものだと感じた。
シゲヨ先生の、お人柄の豊かさを、あらためて尊敬の念で思った。

私がシゲヨ先生の立場だったら・・・。
同じことができるだろうか。
・・・・情けないけれど、きっとできない。
でも、できる私になりたいと、心から思った。
自分以外の誰かのために、心を砕き、何かを親身になってしてあげたいと願い、それを実行に移すことができるような、そんな人になりたい。

電話を一本かける。
そして、
「あなたの存在自体が、宝なのだ。必要な人材なのだ。」
と言う。
そのことが、受け取る側にとって、これほど大きなことになりうるのだと、胸にズッシリ思った。

人を大事にせず使い捨て、簡単に切り捨てる世の中で、シゲヨ先生のような人がいること。
うれし涙、こぼさずにいられようか・・・。

シゲヨ先生、本当にありがとう!!
私、頑張りますね!!


スポンサーサイト

comment

本当に素敵な方ですね~~。
私にもそんな上司がいました。
今は親子のように演奏会を見に行ったり、食事したりとプライベートでも仲良くしてくださいます。
「人がこの世を去るとき真に残るものは、集めたものではなく、与えたものである。」
本当にその通りですね。
私も人に伝える仕事をしていますが、たっぷり愛情をかけて 育てたいと思って働いています。
ちょうど今、仕事の帰りで、生徒さんがわざわざお礼を言いに待っててくれたこともあり、この日記が心に響きました♪
私も欠陥だらけですが、少しでも与えられたらいいな~と思います。
2008/09/28 19:02 | ♪ [ 編集 ]

こんにちは。ブログ上では、お久しぶりです。ブログが再開されてることにちっとも気がつきませんでした。まとめて拝見させて頂きましたが、今年の春に撮った八重桜の写真を見つけた時は感動しました。機会があればまた撮影に行きましょう。
達するまでは大変でしたでしょうが、充実した妊娠ライフを過ごしているのが、文面より伝わって来ます。母親の精神的安定こそ、何よりもお腹の赤ちゃんにとっては善い事なんでしょうね。体の栄養も心の栄養もしっかり取って下さい。
では。
2008/09/29 21:01 | デミアン [ 編集 ]

marさんにも素敵な先輩がいらっしゃるのですね。
私も若い頃、今の育児休暇がなかった時の先輩の苦労を聞いたことがあります。それこそ、大変なもの。
「今の権利は、私たちの汗と涙と血の結晶よ」と言われた言葉にじんときました。私は先輩達が勝ち取っていらっしゃったものを行使することはできませんでしたが、でも大切な大切なものだと思っています。
marさん。
ぜひ、産休育休をしっかり行使されてくださいね。

私はつい先日、職場の先輩を亡くしたばかりでショックを受けています。最後まで現場復帰を願って病気と闘われていました。仕事にはきびしいけれども、周囲の人たちへの気遣いはやさしい方でした。職種は違っても、すばらしい見習うことばかりの先輩でした。もっと一緒にお仕事したかったと思っています。

シゲヨ先生みたいな方は、とても大切な存在だと思います。うらやましいです。
2008/09/30 00:06 | はらちゃん☆ [ 編集 ]

電話一本するのも、おせっかいかしら・・・と躊躇してしまうことあります・・・

こういう優しいやりとりが自然に行き来する世の中で
ありたいものです。

あ、marさん、お元気そうで何よりです!
美しい秋晴れが続きますね、ちょっとセンチになったりしています(笑ってください?!)
2008/10/05 10:55 | カルメン☆ [ 編集 ]

☆♪さんへ

ごぶさたしていますがお元気ですか?
コメントありがとうございます。お返事すっかり遅くなってしまって、ほんとにごめんなさい。

♪さんにも、素敵な先輩がいるんですね!!
私は、シゲヨ先生が大好きで、会えただけでいつも嬉しい気持ちになりますが、でも、シゲヨ先生に今まで頂いたものの100分の1もお返しできていないことを感じます。
いつも、いただいて、いただいて、いただいてばかり・・・!!
それなのに、シゲヨ先生の謙虚さったらありません。いつでも丁寧で、思いやりあふれ、気前が良く・・・。
どうしたらあんな素敵な大人になれるのだろうと、自分を振り返り恥ずかしくなります。
せっかく素敵なお手本がいるのだから、少しずつでも近づいていきたいなぁと思う今日この頃・・・。
そして、少しずつでも、シゲヨ先生に、そして他の人々に、「与える」ことのできる私になりたいものです。
2008/10/07 11:37 | mar [ 編集 ]

☆デミアンさんへ

あれれ・・・!!
つわりで中断したまま、再開のお知らせをしていなかったのですね。
大変失礼いたしました。(→o←)
八重桜の写真、やっと載せることができましたよ。本当にきれいでしたね!!
この秋のうちに、また体調が許すかぎり紅葉でも撮りに行きたいなぁ・・・と思いつつ、なかなか腰が重くなってしまっていて・・・。
でも、先日やっと久しぶりに、秋の写真を撮りました。
おなかにベビィがいるという、この特別な時間の中で、自分の感性や心がどのように世界を見つめるのか、その記録としても(大げさかな?)、写真はできるだけとりたいなぁと思います。
また一緒に撮影会しましょうね!!

2008/10/07 11:41 | mar [ 編集 ]

☆はらちゃんさんへ

力強いお言葉、本当にありがとうございます!!
すごく嬉しいです。
女性が働く・・・ということにともなう困難は、想像力の乏しい男性には(もちろんそんな男性ばかりではありませんが)、考えの及ばないことなのかもしれません。
これほど少子高齢化の問題が声高に叫ばれながらも、小児科も、産婦人科も、減り続けている現実。
そして、産休、育休をとりたくても、それに伴う様々な問題は山積しています。

でも、今、制度としての産休育休が少なからず整備されているのは、これまで長い歴史の中で戦ってきてくれた諸先輩方のおかげだなぁと、本当に感謝しています。
私の母の時代は、産後一ヶ月で職場復帰をするしかなかったとか・・・。
そんな中、3人の娘を生み育てながら、仕事を続けてきた母を、今あらためて尊敬する思いです。

はらちゃんさんの先輩も、職場への復帰を夢見ていらっしゃったことでしょうね。
親しい人とのお別れは、本当に悲しいものですね。
私も、もう会えないいく人もの人の顔が浮かびます。
出逢えたこと、そして、その人の存在が自分の心に残してくれたものを大事にしていきたいなぁと思います。
2008/10/07 11:47 | mar [ 編集 ]

☆大好きなカルメン☆さん

カルメン☆さんも、ここに書かせていただいたシゲヨ先生に負けず劣らず、本当に思いやりあふれる素敵な女性。
私の憧れです。
これまで、どれだけ、細やかな心配りをしていただいてきたことでしょう。
カルメン☆さんにも、たくさんの優しさをいただきっぱなしで、もう、どうお返ししていいやら、一向に追いつかない自分です。

こうして、コメントを下ること・・・。
離れても、つながっていてくださることに、心から感謝しています!

金木犀の香りがする季節になりましたね。
秋は、心の琴線が、さまざま奏でる季節ですね。
またお目にかかりたいです!!
2008/10/07 12:42 | mar [ 編集 ]









ブログ管理人にのみ表示を許可する


trackback

trackback_url
http://lunasolmilcoco.blog68.fc2.com/tb.php/262-f181620d

カレンダー

10 | 2017/11 | 12
- - - 1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 - -

プロフィール

mar(マル)

Author:mar(マル)
☆大切なこと
「真・善・美」な道を求めて日々成長すること。

☆好きな言葉
「世界と人生を愛すること 
苦しい時にも愛すること 
太陽の光を感謝して受け取ること 
苦しみの中でも微笑を忘れないこと」
(ヘルマン・ヘッセの言葉) 

☆好きなこと
・空が好き。
・本(古典・純文学系)が好き。
・きれいな音楽が好き。
・いい映画や、美術、旅行も好き。
・木に咲く花が好き。
・花の写真を撮ることが大好き。
・色々考えることが好き。
・文章を書くことも好き。

☆好きな本
・ヘッセ『デミアン』『春の嵐』
・リルケ『若き詩人への手紙』
・高村光太郎『智恵子抄』
・三浦綾子『道ありき』『氷点』『泥流地帯』『塩狩峠』
・倉田百三『出家とその弟子』
・ドストエフスキー『白痴』『カラマーゾフの兄弟』『罪と罰』
・ロレンス『チャタレイ夫人の恋人』
・トーマス・マン『トニオ・クレーゲル』
・ミラン・クンデラ『存在の耐えられない軽さ』
・宮沢賢治『銀河鉄道の夜』
・ゲーテ『若きウェルテルの悩み』
・サンテグジュペリ『星の王子さま』
などなど。

☆好きな映画

『初恋の来た道』『ポンヌフの恋人』『ローマの休日』『アメリ』『父と暮らせば』『ノッティングヒルの恋人』『ライフイズビューティフル』『ベティーブルー』『存在の耐えられない軽さ』『嵐が丘』『LOVERS』『汚れた血』『イングリッシュペイシェント』『エトワール』『風と共に去りぬ』など

☆好きな音楽

・グレン・グールドの弾くバッハ(特に『ゴールドベルク』)
・マドレデウス

最近の記事

最近のコメント

月別アーカイブ

カテゴリー

フリーエリア

最近のトラックバック

FC2カウンター

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

ブログ内検索



リンク

このブログをリンクに追加する



RSSフィード



上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。