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2008/12/08 (Mon) 祝・1級合格!

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ユリノキの黄葉。
光を浴びる葉がきれいです。


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重なり合う部分は影になり・・・。


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自然の仕事はいつも完璧ですね。

●アロマテラピー検定1級に合格しました!

アロマテラピー検定1級に、無事合格しました。
ヽ( ´ ▽ ` )ノ ♪
以前何度か「検定試験の勉強中」と書きましたが、これでした。
いえ、もったいつける必要も無かったのですが、落ちたら恥ずかしいなぁ、と思って(笑)。受かったので、こうしてここに書けることを嬉しく思います。
試験自体は、必死で勉強した内容に対してすごく易しかったのですが・・・。
でも、「合格」の一言を聞くのは久しぶりなので、やっぱり良い気分ですね♪

興味を持ったきっかけは、妊娠したことです。
5月から7月ぐらいまでのひどい「つわり」の中で、嗅覚が異常発達(?)し、ありとあらゆる香りにたいして堪えがたいほどに敏感になりました。
どんな匂いも今までの何倍もの強さで感じる。
すべてがまるで初めて嗅いだもののように、強烈に私に迫ってきました。
それで、「オエ~~~!!(涙)」の連続だったわけですが・・・。
ある意味、「つわり」での経験が、私の「香り」に対する概念を一変させました。

つわりの症状がおさまってからも、嗅覚がすごく敏感になって人工的な匂いを嫌いになりました。
これまで使ってきた好きだった香水も、今は付ける気になれません。
化粧品の香りも、洗剤の香りも、できるだけ無香料のものを選ぶようになりました。
気にもしなかったような様々なものの「匂い」を、いったんリセットした鼻で、あらためて初めて出逢ったもののように嗅げる・・・というのは、すごく新鮮な体験でした。

「つわり」も一段落して、新たな気持ちで「香り」というものを受けとめはじめたころ、市の主催する文化講座でアロマテラピーを学べることを知り、家の近所だったので、何気なく参加してみたのが始まりです。
たった4回の講座でしたが、すごく奥深くて面白い世界だと感じました。
先生の薦めで、なぜか1ヶ月後に検定を受けることにしてしまい(笑)、あれよ・・・という間にこうなりました。

それから、妊娠で腰痛がひどくなった時、どこの整体や整骨院も「妊婦おことわり」だった!!・・・のに、アロマテラピーによる「マタニティケア」(アロマを使ったマッサージ)だけは受けることができて、すご~く癒されて楽になった体験も、アロマテラピーにさらに惹かれる要因となりました。

受かったからといってどうということもなく、生活ももちろん変わりません。(笑)
でも、日常生活の中で少しずつ活かしていけたらいいなぁと思っています。


●アロマテラピーについて

アロマテラピーで使う精油は、植物の花、葉、果皮、樹皮、根、種子、樹脂などから抽出した、100%天然の素材からできています。
それぞれの植物によって、特有の香りと機能を持ちます。
香り、といっても、普段から親しんでいるようなものもたくさんあります。
オレンジや、レモン、グレープフルーツにベルガモットなどの柑橘系の香りは爽やかで、心をリフレッシュさせてくれます。
ラベンダーやカモミールなどのハーブ系の香りは、リラックス・・・。
スッキリとしたペパーミントは、誰にとってもきっとすごく身近な香りですね。
はるか昔から使われてきた白檀(サンダルウッド)や、乳香(フランキンセンス)の甘く深い香り・・・。
ユーカリやティートリーの植物らしい青々した香り・・・。

勉強の範囲は多岐に及び、すごく面白かったです。
まずは、精油について。
イランイラン、オレンジ、ジュニパー、ゼラニウム、ティートリー、ペパーミント、ユーカリ、ラベンダー、レモン、ローズマリー、カモミール、などのそれぞれの精油について、学名や科名、産地に抽出方法、成分に香りの特長、そして心や身体への作用から、言い伝えや注意点までを学びます。
他にも、
・精油の使用方法
・アロマテラピーの歴史(ネアンデルタール人が死者の埋葬にタチアオイを使用していた、とか、紀元前のエジプトでミイラ造りに使用されていた、というはるか昔の時代から、現代まで。)
・脳と嗅覚の仕組み(大脳新皮質、大脳辺縁系・・・なんていう言葉、必死で覚えました。)
・栄養学
・睡眠の仕組み、生活習慣病について、ナドナド・・・。
・精油に関わる法律
などを、勉強して試験に臨むわけです。
新しいことを学ぶのは、すごく楽しかったです♪
ベビィが生まれたらそんなゆとりもなかなか持てないと思うので、私にとってはいいタイミングでした。

●出産とアロマテラピー

先日産院で、助産士さんが、
「好きなアロマオイルを持ってきてくれたら、陣痛中や出産中に使用することができますよ。」
とおっしゃったのを聞いて、
「あら、もうそれほどまでに一般的なのね!」
と驚きました。
医療現場でも、心身のリラックスに取り入れはじめているところも多いとか・・・。

西洋医学も欠かせないものですが、漢方や鍼灸といった東洋医学もすばらしい。
そして、植物のエキスによるアロマテラピーも、その一部になりつつあるのかな。
最近は、末の妹がくれた妊婦さん用のハーブティー(ラズベリーやミントなどが入ったもの)を飲んでリラックスしていますが、これも近いものがあります。

『「妊娠」「出産」「育児」のためのアロマテラピー』
という本も購入しました。

眠れない夜は、枕元にラベンダーオイルを一滴。
これだけでス~っと心がほぐれていきます。

これからも、植物の香りを、気持ちよく楽しんでいけたらいいな、と思っています。


2008/12/01 (Mon) まだ逆子・・・。

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銀杏の葉が、光を浴びていました。



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光に溶けてしまいそうです。



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こちらも、もうすぐ透きとおってしまいそう・・・。 


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秋ってほんと、きれいですね。

●やっぱり逆子・・・。

久々の更新になってしまいました。
パソコンの調子が悪く、ネットにつながらなかったりすることが多くて・・・。

みなさん、お元気でお過ごしでしょうか?

私の妊娠生活も、35週目となりました。
来週になればいよいよ10ヶ月目、臨月です!!早いなー!
そして私は、ナントまだ仕事に通っています。

先週の産婦人科の検診のときに、うちのべビィはまだ「逆子ちゃん」であることが判明しました。
逆子体操、頑張ってきたのになぁ・・・。
かなりガッカリして、ちょっと落ち込みました。
(/-\*)シクシクシク・・・・。
一緒に産院に行ってくれた空(夫)も、超音波の映像を見ながら先生が
「まだ逆子ですね。ほら、ここにお顔が・・・。」
とおっしゃるのを聞きながら、「あぁぁ・・・」と心配そうにため息・・・。
このままだと、帝王切開での出産になるようです。
予定日は妊娠40週目の来年1月5日でしたが、帝王切開の場合は予定日より2週間早く、38週で手術になるそうです。
・・・12月中に、陣痛を待たずに帝王切開手術で出産の可能性がかなり高まってしまいました。

でも、最後まで逆転の可能性を信じて、今も、毎日逆子体操をしています。
今は、みぞおちの下あたりに、まぁるい「かたまり」があります。
これがベビィの頭だそうです。
グン!グン!!
と、力強く、頭突き(?)をしてきます。
頭をナデナデしながら、
「良い子だから、ひっくり返ってね。」
と、お願いしています。

立ち仕事で、私のおなかがいつも張っていたから・・・。
おなかが張っているのに、無理を続けてしまったから・・・。
だから、ベビィは固く張ったおなかにさえぎられ、グルンとひっくり返ることができなかったようです。
おなかの中で、一生懸命動いていることは日々感じていたのに・・・。
でも、ひっくり返りやすい、ゆるゆるなおなかでいてあげることができませんでした。
可哀想なことをしてしまいました。

帝王切開で出産が早まる可能性がかなり「大」になってしまったので、今週いっぱいで、仕事をお休みさせてもらうことにしました。
周りのみんなに迷惑をかけることは心苦しいのですが、もう、さすがにここまで来ると仕事をするのには限界を感じています。
妊娠中の体調には個人差があると思いますが、私はもう限界です。
あと一週間だけ、何とか乗り切れますように・・・。
臨月は、ひたすら出産に向けて、身体を最優先にしたいと思っています。
(今までもそのつもりだったのに、まだまだ足りなかった・・・。)

今までは、
「陣痛って痛いんだろうな~・・・。」
「一人でいる時に陣痛が来たら、どうしよう。」
とか、そんなことを心配をしていたのに、今は、『妊娠と出産』という本の「帝王切開」のページとにらめっこして、心の準備をしています。
本当は、ベビィがベビィ自身の意識で生まれたくなり、自然に起こる陣痛や破水を待って、できれば普通に「う~ん!」といきんで分娩したい、という思いが、やっぱりあります。

・・・でも。
でも、でも、でも。
「おなかを切ろうと、何しようと、要は、ベビィが無事に産まれてきてくれさえすればいいんだ・・・。」
と、思うようにしています。

最終決定は、来週の検診で。

「それまでに逆子じゃなくなっていてね・・・。」
と、祈りながら、
「いざとなれば帝王切開でもいいよ。」
と、平常心で開き直りながら、あまり心配をしすぎずに過ごしたいと思っています。

もしこれを読んでくださったなら・・・。
逆転を・・・来週までに、ベビィがひっくり返ってくれること・・・を、どうぞ祈っていてくださいね。


2008/11/09 (Sun) 9ヶ月目!

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すごく香りのいい花。
南の島の花のような、甘~い香りがしていました。

●9ヶ月目

いよいよ、妊娠生活9ヶ月目に突入です!!
(何度か書いてきたように、実際に妊娠する前・最終月経の始まりの日からカウントは始まり、妊娠期の日数の数え方は「4週で1ヶ月」なので、実感よりもアッという間に9ヶ月目になってしまいました。)

おなかは、見事にパンパンです!!
はち切れそうです。
針でつついたら、風船のようにはじけてしまいそう。
もう大きめのビーチボールサイズです。
出産まであと2ヶ月、私のおなかはどこまで大きくなっていくの!?
寒くなってきたこの季節に、着られる服があまり無いのは悩みですが、あと2ヶ月だけのためにマタニティ服をこれ以上増やしたくはないなぁ・・・。
おしゃれはもうしばらくガマン、ですね。
夫の冬用パジャマのズボンのウエストゴムを抜いて、私のパジャマがわりにしました。

この、残り2ヶ月(の予定)となった、「妊娠」という人生の中での貴重な時間。
できるだけ楽しんで、愛おしんで、大切に過ごしたいと思っています。

ベビィへの愛は、日に日に強くなります。
丸いおなかを見つめると、心の中に「愛する心」がわき上がってきます。
その気持ちに応えてくれるかのように、おなかのベビィは力強く動きます。
おなかの上からでも、ベビィの手足の動きが見て取れるほどになりました。
一日に何度も、おなかの中で、しゃっくりをしています。
肺呼吸の練習(?)だそうです。
かわいいなぁ・・・。
ベビィを思うと、口元、目元が緩みます。
毎日おなかをナデナデして話しかけています。


●おなかの「張り」

おなかがとても頻繁に張ってしまって困っています。
「張り」、という症状があることを、妊娠するまで知りませんでした。
でも、とても一般的なのですね。
おなかが、一瞬にして、空気を入れすぎたボールのように固くなります。
おなかがキュッと引きつれて、痛い。
張ると、歩くのも大変です。
身体をなるべく動かしたいと思ってきたけれど、ドクターの指示で、なるべく安静に・・・に変更です。
車に乗ると振動で張る。歩くと張る。階段の昇り降りで張る。立ち上がった瞬間に張る。
少し横になって休むと、楽になります。

・・・あまり頻繁に張りすぎると、規則的な張りは陣痛につながり、切迫早産などの危険もあり得ると知り、大事にしなくてはいけないと思うようになりました。
立ち仕事だし、家でも、職場でも、階段は避けられない。

友人の薦めにしたがって、次回の検診の時に、張り止めの薬を処方してもらおうと思います。
おなかがギュッと固まっていたら、その中にいるベビィも苦しいですものね。
ノビノビできるおなかでいてあげたいと思います。


●体重200キロ!?の私

身体をとても重~く感じます。
お風呂に浸かっていたり、床に座っていたりすると、立ち上がるのが大変。
横になって寝ている状態から、身体を起こすのはさらに大変なこと。
いったん横向きになり、四つんばいになり、しゃがんで、何かにつかまって・・・。
ソファから立つ時も、空(夫)に
「引っ張って立たせて~・・・。」
と頼む始末。
まるで自分の身体じゃないみたい。
靴下をはくこと。爪を切ること。
そんなささやかな日常の動作すら、大変だと感じます。
夜中に足がつって、
「いたーーーーーい!!!」
と叫んで飛び起きてしまうことも増えました。こんなの初めて・・・。

超肥満の人・・・テレビで見た、アメリカなどでベットからおりることもできなくなったほど太ってしまった人・・・そんな自分になってしまったような。
空(夫)に、
「ねぇ、私を、体重200キロの老人だと思って介護してね。」
と言ったら笑っていましたが、本当に、そんな風に感じます。
家中に手すりが欲しい。
あんなに踊っていた頃の身体はもう、はるか遠い夢のようです。
体が重いし、腰は痛いし、おなかが張るので、家事も困難になってきました。
これまで身体は普通の人よりも動かしてきた方だと思うけれど、そんな私でもこんな状態ですから、妊婦さんたち、みんな大変な思いをしているんだろうなぁ・・・。

それから、最近は動悸・息切れに困っています。
妊婦の血液量は、平常時の1,5倍になるのだとか。
ベビィに血を送ろうと、心臓が頑張っているのでしょうね。
高血圧ではないのに、脈拍は、ときに1分間に100回近くも・・・!!
初恋のような胸のときめき(!?)が続きます。
いや、激しく踊った時のような心臓・・・?


つわり。
体型の変化。
腰痛。
重さ・・・。
おなかの張りに、足のつり。
動悸、息切れ、貧血・・・。
妊娠によって、短期間に起こる身体の変化に調和するのは、女性にとって大変なことだとあらためて思います。
みんな、これをはるか昔からこなしているだなんて。
本当にすごいなぁ・・・。

赤ちゃんが生まれてしばらくは、買い物も困難だろうと思い、パルシステム(宅配の生協)に入ることにしました。

出産まで残り二ヶ月。
ベビィが無事に産まれてきてくれることが、何よりの望みです。
とにかく身体を最優先に、大事に過ごそうと思います。




2008/11/08 (Sat) うれしい再会

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さくらの葉も、すっかり秋色になりました。

●うれしい再会

うれしいことがありました。
高校からの友人・登山家のケイちゃんに、急に、久しぶりに会えたのです。
仕事を終えてからの平日の夕方のひと時を、彼女とともに過ごせたことは、私にとってすごく元気になれる出来事でした。

以前、このブログの「ボラーレ」という記事
http://lunasolmilcoco.blog68.fc2.com/blog-entry-224.html
でも、彼女のことを書いたことがありました。
今をときめく登山家であるけいちゃんは、世界中の山を登り歩いていて、日本にいないことも多い。
いつも「会いたい会いたい」と思いつつ、私も踊っていた昨春までは多忙だったりして、なかなか会えずにいました。

やっと数年ぶりに会えたケイちゃんは、ナント、前日に南米のペルーの山から帰ったばかり。
「時差ぼけで寝てないよ。」
と笑っていました。
(その前は、インドの山に行っていたとか・・・。スゴイ!!)
日に焼けて、大きな目がきらきらしてて、相変わらずの懐かしい笑顔なんだけど、フレッシュでまぶしくて、わが友ながら素敵なケイちゃんです。

久々のケイちゃんは、こんな風に言ってくれました。
「marちゃんのブログに『赤ちゃんが生まれる』って書いてあるの見てね。
びっくりして、すごくうれしくて、『これはすぐ会わなきゃなぁ!』って思ってさ~。」
ああ。
ブログって、書いておくものだなぁ・・・(笑)!
書いててよかった~!!

・・・山は、命の危険と常に隣り合わせ。
ケイちゃんも、大事な仲間を数人、山で亡くした経験があるそうです。
目の前で愛する人を亡くすという、大きな耐え難い苦痛を味わった女性の話。
残されたものの心の傷、それを見守る周りの人々の苦しさ・・・。
大きな自然と、小さな人間、でも、かけがえのないいのちの尊さ・・・。
そういうものを、山は、厳しく、容赦なく、人間に突きつけてくるのでしょう。
ケイちゃんは、
「だからこそ、新たな命の誕生がうれしくてたまらないと感じる。
赤ちゃんが生まれるって、本当にすごいことだよ。」
と言ってくれました。

人は生まれたら、必ずみんな、いつかは亡くなっていく。
でも、一方で、どこかで新しい命が誕生している。
私もあらためて、そのことを大切に思い、おなかのべビィが私の中に宿ってくれたことはとてもうれしいことだと、しみじみ思いました。

途中からは、同じく高校からの親友あむあむちゃんも、急な無理な誘いにもかかわらず飛んできて参加してくれて。
女三人寄れば何とやら!?
懐かしい話。
今の自分たちの話。
会話は一
瞬もとどまることなく・・・。
短かったけれど本当に楽しいひと時を過ごすことができました。

けいちゃんは、
「marちゃんの赤ちゃんが生まれたら、また会いに来るよ~!」
って、笑顔。
握手して別れました。
そのときまでに、ケイちゃんは、どんな山に登り、どんな景色を見るんだろう・・・。
べビィに会いにきてくれるときを、また楽しみに・・・。

ケイちゃん、会えて本当によかったよ!
ありがとう。


2008/11/02 (Sun) 上を向いて

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上を向いて咲こう。
ミントの香りのする花。

「世界と人生を愛すること 
苦しい時にも愛すること 
太陽の光を感謝して受け取ること 
苦しみの中でも微笑みを忘れないこと」
(ヘルマン・ヘッセの言葉) 

右のプロフィールにも書いたこの座右の銘を、繰り返し心に言い聞かせる日々。

今この瞬間も、たくさんの優しさやめぐみの中に自分が生きていることを、忘れずにいたいものです。

笑顔で。
上を向いて。
人生に起こるすべてを苦しみも含め愛すること。

「上を向いて歩こ~う♪
涙がこぼれないように・・・」
って、本当にいい歌だな・・・・。
でも、私は、嬉しいことに、この歌とは違い、いつも「ひとりぼっち」じゃない。
愛する人たちがいつもそばにいるからこそ、悲しいことも嬉しいこともたくさん。


・・・・・・・・。


今日は午後から勉強してきた資格試験の日。
ひさびさの勉強はとっても楽しくて、できること、かなり目一杯しました。
ガリ勉もたまにはいいな。
一発合格・・・どころか、満点合格を目指し、がんばってきたいと思います。
おなかのベビィも一緒に、受験会場に行ってくれるのが嬉しいし、心強いです。
合格発表は12月上旬。
受かったらお知らせします。

うまくいくよう、どうぞ、祈っていてくださいね。

元気に行ってきます!!



2008/10/31 (Fri) 逆子&風邪

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雨の日に、赤い実としずくがかわいかったので撮りました。

早いもので、今日で十月も終わりですね。
みなさん、お元気でお過ごしですか?

大学のゼミの先輩で、今も月に一度の読書会の仲間であるKMさん(男性)。
彼から、私よりひと足先に、10月25日第一子(女の子)が誕生したという嬉しいお知らせをいただきました!
バンザイ!!おめでとう!!
うちのベビィと同じ学年の女の子。
かわいいだろうな~。KMさん、嬉しいだろうな~~~!!
健やかで、幸福でありますように・・・、と、心から祈ります。


●逆子ちゃん


「あれ?逆子ちゃんじゃなかったよね~?逆子ちゃんになってるよ。」
と、超音波をチェックする女性ドクターの声。
「ええ!?この間の検診まではちゃんと頭が下でしたよ。」
と答えながら、ちょっと心配になりました。

最近、私のみぞおちのあたりで丸いものがポコッと飛び出したり、引っ込んだりしていて、
「かわいいアンヨかな~?かかとかな~?」
と幸せ気分でナデナデしていたのに、なんと、それはベビィの頭だったようです。

私の妹は、おいっ子ヒロ君が最後まで逆子だったために、帝王切開の手術になりました。
ヒロ君は、足を上げて、たとえるなら携帯電話のように(?)二つに折りたたまれた状態でおなかにいたようです。おしりがママの骨盤にスポッとはまってしまっていたみたい・・・。
苦しい体勢に堪えて、あんなにかわいく生まれてきてくれて、本当に感謝です。
でも、今も、妹のおなかの傷はミミズのようで、やっぱり痛々しい・・・。
私は、できることならやはりなるべく、頭から自然分娩で産めたらいいなぁ・・・というのが希望です。

ドクターは、
「立ちっぱなしはダメ。ストレスもダメ。」
「おなかが張ると、逆子が戻りにくくなるから、おなかが張らないように、なるべく安静に過ごして。」
「階段の上り下りはなるべく避けて・・・。」
と、アドバイスして下さいますが・・・。
仕事を続けるかぎり、もう、それはどう考えてもムリ。
なんとか、身体と折り合いをつけながら、頑張っていくしかありません。
最近、ちょっと動いたり、車の運転などで振動を感じたりするだけで、すぐにおなかが固く張ってばかりいるので(一瞬にして空気を入れすぎたボールみたいになります。引きつれて痛い。)、けっこう困っています。
ゆっくりゆっくりのぼる階段の途中で、何度も休憩です。
この状態があまり続くと、張り止めの薬を飲むことになるらしい・・・。
それは避けたいなぁ・・・・。
どうしたらおなかが張らなくなるのかしら。

助産士さんに、逆子を直す体操を習って帰宅。
逆子体操は、膝を床に付いておしりを高く上げ、胸と顔は床に着ける、というすごく苦しい不自然な姿勢を10分間キープ!!
10分はさすがに無理だ~。苦しすぎる!
・・・ですが、ベビィがぐるんと下を向いてくれるよう、毎日頑張ろうと思います。

超音波の映像で見ただけで、とってもとってもかわいいうちのベビィ。
(生まれる前から、すっかり親ばか丸出しです。)
おでこが丸くひろく、目が大きくて、ほっぺがプクッとしていて・・・。
他人が見たらおそらく宇宙人みたい(!?)なベビィの超音波写真も、毎回大事にアルバムに入れて、空(夫)と二人で、「かわいいね~♪」と、メロメロになりながら眺めています。
次回の検診の際は、4Dの映像を撮ってもらう予定なので、楽しみにしているところです。

ベビィ、ぐるんって、頭を下にしていてね。
次の検診では、元に戻っていてくれますように・・・。


●風邪引きました・・・。

元気が取り柄なのに、珍しく風邪を引いてしまいました。
ノドが痛くて声が出ないよ~。シクシク。

迷惑をかけて申し訳ないと思いつつ、今日は仕事をお休みさせてもらいました。
何しろ、声が商売道具ですから、この状態ではどうにもなりません。
無理は禁物。
悪化させないよう、今日はあたたかくして家でのんびりです。
ここでくい止めて、早く良くなりたいものです。

昨日、仕事から戻って、だるくてノドが痛いので寝ていると、空(夫)が帰宅。
「大丈夫?ゆっくり休んでいて。」
と言って、テキパキ夕食を作ってくれました。
大きなお鍋いっぱいの、あたたかい豚汁。
ほうれん草のおひたし。かぼちゃ。
サンマのお刺身も買ってきてくれていて、あとは豚肉とピーマンの炒め物。
「体が温まるから、少しだけ七味も入れなね。」
「貧血ギミだから、ほうれん草もしっかり食べて。」
「ネギは風邪に良いんだよ。」
と、優しい気配りの数々・・・。
本当にありがたいと思いました。
これで元気にならないと。

お風呂に、風邪に良いといわれるユーカリの精油を溶かしたバスソルトを入れて。
ゆっくり蒸気を吸入して温まりました。

早く元気にならないとなぁ・・・。

みなさんも、急に寒くなってきましたので、どうぞ身体に気をつけてくださいね。


2008/10/07 (Tue) 私は主婦?

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コスモスが風に揺れる様子がかわいらしくて、
久しぶりに、写真を撮りました。


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この、透けるような花びらの薄さが魅力です。


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この秋は、どんな花と出逢えるかなぁ・・・。
楽しみです。

●私は『主婦』になっちゃった?

夕食を食べながら、空(夫)に、

「今日の夕食は、ぶり大根にしようかと思ったんだけど・・・。
大根が高かったからやめちゃった~。」

と言ったら、
空(夫)は、少し悲しそうに私の顔を見つめて、

「おれは、marをすっかり『主婦』にしてしまったねぇ・・・・・・。」

と言った。そして、

「『主婦』になって欲しい、と思って結婚したんじゃなかったのになぁ・・・。
今も、それを望んでいるわけじゃないんだよ。
ごめんね。
ああ、胸が痛い・・・。」

と言って、立ち上がって、食器を洗い、お風呂を洗ってくれた。

それを聞いて、何だか私は胸がジン・・・として、ちょっと泣きたくなった。
私自身はべつに、空のせいで『主婦』にされた・・・とは思っていないのにな。
今のこの生活を、幸福に感じ、毎日を満足して過ごしているのにな。

でも、半年前までは確かに、空の言うとおり、大根の値段も知らない私だった。
仕事と踊りで手一杯。
家事は母の手伝いすら免除してもらってばかりいた。
『主婦』の仕事・・・とされるようなことを、ほぼ何もできない私だった。
(そのことこそ、人間としてどうなのよ~、過去の私、かなりダメなんじゃない?と、今は思う。)

私は、きっと、すごくすごく幸せ者なんだ。
「marを『主婦』にするつもりじゃなかったんだよ・・・。」
と言ってくれる人と結婚したなんて。
そう思うと、ジンとする。

日々大きくなるおなか。
おなかの中で、元気に動く赤ちゃん。
一方で私は、「身重(みおも)」と言う言葉そのままの、不自由な体になっていく。
おなかに赤ちゃんがいるために、思い通りに日々を過ごせないことも多い。
赤ちゃんが生まれてきたら、ましてや、自分の自由な時間をもつことは困難になってゆくだろう。
でも、小さな命の価値は、どんなものとも比べられない人生の宝。

今、空の妻であること。
これからベビィの母になること。
でも、私はそれをとても、嬉しいことだと思っている。

けれど、少し前に友人から、
「やっぱり、結婚して子供を持つことが、一番の幸福だよねぇ!!」
と言われた時には、・・・なぜだろう、軽く反発を覚えた。
「それは人それぞれでしょう。」
って言いたくなった。

『幸福』とは、もっともっと多様で、個性的なものだと思う。
別の友人は、
「結婚してて子供がいて、それでも不幸、なんていう人ゴマンといるよ。」
と笑っていたし、私もそう思う。
私は、独身時代が長めだったので、「結婚もしていない」、「子供もいない」という状態で、長く生きてきた。
でも、その時はその時で、とても満たされて幸福で、毎日は充実していた。
今と、日常の時間を占めるものの中身は違うけれど、独身時代と、今と、どちらの日々も『幸福』であることに変わりはない。

そして、今の私の身体は、私のためだけのものではなく、赤ちゃんを守るための大切な身体として存在しているのだけれど・・・。
赤ちゃんが生まれたら、(どういう形になるかは分からないけれど)きっとまたいつか踊るだろうと思う。

私自身、自分を『主婦』という肩書きを持つ人間だと認識していなかった。
(仕事を持っている、ということももちろん大きいしね。)

私は何もの?

踊ってきた私。
結婚した私。
おなかに赤ちゃんのいる私。
学校で教壇に立つ私。
本を読む私。
音楽を聞く私。
写真を撮る私。
料理を作る私。
考える私。
笑う私。
食べる私。
眠る私。
愛する私・・・。

「私」とは何・・・?
と聞かれたら、胸を張って、
「私は『私』。」
と答えられると思う。

毎日は、ささやかだけれど、精一杯で、色んなことに満ちていて、心はさまざまに動き、たくさんのことを感じる。
自分に備えられた道を、そのときどき、精一杯に歩む。
その中で、肩書きに当てはまりきらない、世界にたった一人の『私』が見えてくる。
「今も、前も、私は『私』だよ。」
と、空に言ってあげたい。
そうしたら安心してくれるかな。

空も、『夫』になり、これから『お父さん』になろうとしている。
でも、空はやっぱり、他の何ものでもない、『空』その人だよね。

みんな、「何か」にちょっとずつなりながら、でも、
「あなたは世界にたった一人の『あなた』ですよ。」
と、誰かに言ってもらえたらいいのにな。



2008/09/28 (Sun) うれし涙・・・。

●うれし涙、こぼれた・・・。

昨日、私の職場を数年前に退職された、敬愛するシゲヨ先生がお電話を下さった。
シゲヨ先生は、私の母と同世代の、素敵な女性だ。
とにかく優しくて優しくて、あたたかくてあたたかくて、そして芯はしなやかに強くて・・・。
人間として、女性として、教員として、心から尊敬する憧れの女性である。

なぜ私に電話を下さったのかというと・・・。
私が、法律で定められた産休の期間ではなく、無理をして仕事のキリのいい年末の時期(・・・出産の直前)まで働くつもりだということを知って、心配をしてくださったのだ。
そして、きちんと、「産休・育休」が取れるのかどうかということも、とても心配してくださって、色々とアドヴァイスを下さったのだ。

「marさん、余計なお節介ですが・・・。
どうぞ気持ちをしっかり持って、負けないで、弱気になって遠慮したり、後ろに引いたりしないで、ご自身のためにも、生まれてくるお子さんのためにも、きちんとお休みを取れるよう、学校側にお話ししてくださいね。」

「はい。ありがとうございます。」

「私も、色々と制度を調べたり、他のくわしい方にも聞いてみますからね・・・。」

「はい。本当にありがとうございます。」

「marさん。とにかく、出産は、女性にとって命がけの大変なことなのですから、お身体に無理をなさってはいけませんよ。大事にして下さいね。きちんと産休をとらなくては・・・。後になってから体に不調が出たりしては、その方が大変ですから・・・。」

「ええ。・・・そうですよね。」

「私の娘は、出産を機にいったん仕事を離れてしまったのですが・・・。でも、marさんご自身が望むのであれば、ぜひ仕事を続けていただきたいと、私は心から願っているんですよ。」

「そんな風に言って下さって、ありがとうございます。」

「marさんの存在自体が・・・、人材として、学校にとって生徒にとって宝なのだと、学校側にしっかり分かってもらいたいんです。」

私は、本当に嬉しく、そして、心から感動してしまった。
優しいシゲヨ先生のあたたかい声を聞き、お話しながら、こんなにも気にかけ、思いやって下さる方がいることに、うれし涙がこぼれる思いだった。
言ってみれば、ご自身はもう数年前に退職された過去の職場の遠い後輩なんて・・・ほとんど関係のない存在ではないか。
その私を、
「関係ない」
なんてこれっぽっちも思わずに、今もまるで自分の娘のように、親身になって案じてくださる。
いったい、どこの誰に、そんな優しいことができるのだろう。
(そして、シゲヨ先生の場合、私だけにではなく、生きる姿勢そのものが、他者への思いやりに満ちているのだ。)

大好きな作家・三浦綾子さんの小説『氷点』の中に、
「人がこの世を去るとき真に残るものは、集めたものではなく、与えたものである。」
という意味の言葉があった。
これはまさに、シゲヨ先生の生き様そのものだと感じた。
シゲヨ先生の、お人柄の豊かさを、あらためて尊敬の念で思った。

私がシゲヨ先生の立場だったら・・・。
同じことができるだろうか。
・・・・情けないけれど、きっとできない。
でも、できる私になりたいと、心から思った。
自分以外の誰かのために、心を砕き、何かを親身になってしてあげたいと願い、それを実行に移すことができるような、そんな人になりたい。

電話を一本かける。
そして、
「あなたの存在自体が、宝なのだ。必要な人材なのだ。」
と言う。
そのことが、受け取る側にとって、これほど大きなことになりうるのだと、胸にズッシリ思った。

人を大事にせず使い捨て、簡単に切り捨てる世の中で、シゲヨ先生のような人がいること。
うれし涙、こぼさずにいられようか・・・。

シゲヨ先生、本当にありがとう!!
私、頑張りますね!!



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mar(マル)

Author:mar(マル)
☆大切なこと
「真・善・美」な道を求めて日々成長すること。

☆好きな言葉
「世界と人生を愛すること 
苦しい時にも愛すること 
太陽の光を感謝して受け取ること 
苦しみの中でも微笑を忘れないこと」
(ヘルマン・ヘッセの言葉) 

☆好きなこと
・空が好き。
・本(古典・純文学系)が好き。
・きれいな音楽が好き。
・いい映画や、美術、旅行も好き。
・木に咲く花が好き。
・花の写真を撮ることが大好き。
・色々考えることが好き。
・文章を書くことも好き。

☆好きな本
・ヘッセ『デミアン』『春の嵐』
・リルケ『若き詩人への手紙』
・高村光太郎『智恵子抄』
・三浦綾子『道ありき』『氷点』『泥流地帯』『塩狩峠』
・倉田百三『出家とその弟子』
・ドストエフスキー『白痴』『カラマーゾフの兄弟』『罪と罰』
・ロレンス『チャタレイ夫人の恋人』
・トーマス・マン『トニオ・クレーゲル』
・ミラン・クンデラ『存在の耐えられない軽さ』
・宮沢賢治『銀河鉄道の夜』
・ゲーテ『若きウェルテルの悩み』
・サンテグジュペリ『星の王子さま』
などなど。

☆好きな映画

『初恋の来た道』『ポンヌフの恋人』『ローマの休日』『アメリ』『父と暮らせば』『ノッティングヒルの恋人』『ライフイズビューティフル』『ベティーブルー』『存在の耐えられない軽さ』『嵐が丘』『LOVERS』『汚れた血』『イングリッシュペイシェント』『エトワール』『風と共に去りぬ』など

☆好きな音楽

・グレン・グールドの弾くバッハ(特に『ゴールドベルク』)
・マドレデウス

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